サルデーニャ島の南西に、ひっそりとたたずむ小さな村「グットゥル・エ・フルミニ(Gutturu ‘e Flumini)」。
このビーチは、眺めているだけでも元気をもらえるようなコロンと丸くてかわいい石がたくさん転がっています。
海は遠浅で、びっくりするほど透明。
白い岩が壁になっているような景色もあり、まるで絵のようで写真映えもばっちりなオススメビーチです。
今回は、海と太陽のパワーを受けてストーンに癒されるビーチ、「グットゥル・エ・フルミニ」をご紹介しますね!
静かで、自然のやさしさをたっぷり感じられる、ちょっと特別な時間が過ごせる場所ですよ♪
サルデーニャ島 グットゥル・エ・フルミニの場所
グットゥル・エ・フルミニは、コスタベルデと呼ばれるサルデーニャ島の南西部にあるビーチの1つです。
サルデーニャ島の州都カリアリから約100キロ、車で1時間半ほどの場所にあります。
公共の交通機関で訪れるのは難しいです。
レンタカー、タクシーやホテルの送迎サービスなど車が必要となります。
ここは周囲の村の住民が所有する夏の別荘が建つ小さな村なんですが、とても静か。
主要道路に沿って可愛らしいお家が沢山あるので見てまわるのも楽しいかもしれません。
サルデーニャ島 グットゥル・エ・フルミニはどんなビーチ

サルデーニャ島のグットゥル・エ・フルミニはどんなビーチなのかお伝えして行きますね!
ホットストーンマッサージがやり放題
私がこのビーチで1番気に入っているのは大小の可愛らしい石がゴロゴロ転がっていることです。

も~本当に可愛い石たちなんです!
丸みがあって色も大きさも色々。
家に持って帰りたくなるかわいさです。(でも持って帰っちゃダメです)
私のお気に入りはこの石で身体を温めること!(夏の暑い海で変態と言われるけど 笑)
ホットストーンマッサージというやつです!

真夏のビーチに転がっている石なので、めちゃめちゃ熱くなってるんですね。
それを首筋やお腹とか肩とかにのせるだけ!
海にいると水に入った後、身体が冷えたり足やお腹だけ冷たく感じたりすることもありますし、
暑い中でも石を身体にあててみると気持ち良いのがわかると思います。
ホント気持ちが良いので、訪れた際にはやってみてくださいね♡
黄金の砂の中に黒い砂は鉄分
このビーチがあるサルデーニャ島の南西部一体はコスタベルデと呼ばれていて、砂はどこも綺麗な黄金色なんです。
グットゥル・エ・フルミニも黄金色の砂が大半なんですが、その中に黒い砂がありまして触ったところ手足が真っ黒に!笑

ナニコレ!と思ったらナント鉄分を多く含んでいるからなんだそう。
汚れてるのかと思ってあせりましたが、黒い砂の部分は座ったりしない方がいいですよ。
とはいえ、黄金色の砂と黒い砂が自然に交わってグラデーションになっている部分はとても素敵です。
遠浅で歩きやすい海底 &浅瀬から岩がひょこっと顔を出す
ここのビーチはめちゃめちゃ遠浅なので、かなり沖に出ても膝ぐらいな感じで子供も安心です。
サルデーニャ島の中で白い砂のビーチは海底が硬くてカチカチな感じだったり、小石がゴロゴロだったり、海底植物がワサワサあるビーチも多いです。

ここは大半は黄金の砂で平らな海底で歩きやすくてノーストレス。(海底に石がある場所も部分的にあります)
ビーチの北側には岩場もあるのですが、浅瀬からひょっこり出ている岩が可愛らしいですし、お魚もたくさんみれます。
水中眼鏡は持って来た方が良い物の1つですよ。
白い石灰岩の断崖がスゴイ!
北側は白っぽい石灰岩の断崖「プンタ・カラダ・ビアンカ(Punta Calada Bianca)」がそびえ立つのですが、これが圧巻!

石灰岩の断崖は、海の底でサンゴや貝が積もってできた石が地面の動きで地上に現れて雨や波で少しずつ削られてできたものなんですって。
なんかすごいなぁっ…という感じでいつまでも佇みたくなるのですが、真っ白なので反射が物凄いのでムリです。(笑)
映える写真が撮れるスポットなのでササっと写真や動画を撮りましょう♪
目が可笑しくなるのでサングラスを忘れずに♡
グットゥル・エ・フルミニ その他の情報
グットゥル・エ・フルミニ その他の情報を書いていきますね。
サルデーニャ島の海を楽しむのに知っておいた方が良い事は別記事も参考にして下さいね。
駐車場
ビーチの目の前に駐車場があります。

ですが、数はそんなに多くないので、皆さん道沿いに路上駐車をしている形を取っています。
最近は色々なビーチが路上駐車であっても有料になってきているので有難いです。
6月から9月までの海シーズンは早めの時間に行くと駐車場の心配が少なくなりますが、先日7月の平日のお昼過ぎにいったところ、駐車場はがら空きでした。
ここは地元の人ばかりだから、週末以外はそんなに駐車場の心配をしなくてもいいかもしれません。
サルデーニャ島を含め、イタリア旅行は小銭が必要な場所がまだまだあるので用意を忘れないでくださいね。
駐車場もたまにカードが使えない場合も!
イタリア旅行に現金をいくら持っていく?日数や状況別に目安を解説
売店やサービス
このビーチは素晴らしい海の景色や息をのむような夕日、ゆっくりとビーチだけを楽しむのにぴったり!といった感じの場所。
観光者向けの場所ではないのでビーチに必要なものは全て持ってくる必要があります。
・小さなバール(ピッツエリア)があるくらいでスーパーなどお店は無い
・ビーチパラソルなどのレンタルや売店も無し
トイレ
サルデーニャ島ビーチは大きな場所ならトイレがありますが、小さな所はありません。
このビーチもトイレはないので、お腹の調子は万全にする必要があります。
小さいほうは皆さん海の中でしています。(笑)
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ガソリンスタンド
この町を含め、コスタベルデの海岸線にガソリンスタンドはありません。
なので、満タンにして出かけてくださいね!
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宿泊施設
グットゥル・エ・フルミニは地元の人の別荘地と言った感じなので、アパートタイプの宿泊施設が何軒かあるぐらいです。
この近く(コスタベルデ海岸)での宿泊をしたい場合、個人的にはトッレ・デイ・コルサリをオススメします。
トッレ・デイ・コルサリも大きなビーチがある場所で、宿泊施設やスーパー、レストランなどあるので便利で滞在しやすいですよ。
トッレ・デイ・コルサリは砂丘体験ができるビーチなのでココもオススメです!
ブッキングドットコムだと予約できる宿泊施設の数が豊富(しかも価格も安い)のでリンクを置いておきますね。
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まとめ
波が強い日もあれば穏やかな日もあり、どちらも素敵な体験になりますが、個人的には穏やかな日がゆっくり出来て好きです。
でも、先日訪れた時はめちゃめちゃ波が高かったんですね、だからちょっと今日はイヤだな。。。と思っていたんです。
でも、その強い波が波打ち際にある石に激しくぶつかると、
「カラカラカラカラ‥…♪」と鳴るのを発見しました。
物凄く素敵でした♡
なので、どちらもホントめちゃめちゃ楽しめます。
海と太陽のパワーを受けた石が沢山ある「グットゥル・エ・フルミニ」なら元気がたくさんチャージされますよ!
是非訪れて見てくださいね。
その他、サルデーニャ島のビーチについては別記事も参考にして下さい。