長いフライトの後、やっと目的地に到着!ターンテーブルで待てど暮らせど自分の手荷物が出てこない・・・
これが噂のロストバゲージ(Lost baggage)・・・???
そんなことが起こったらめちゃくちゃ絶望しますよね。
私が体験したロストバゲージはアメリカで1回、日本で1回の合計2回、それはもうヒヤヒヤ体験でした・・・・。(どちらも見つかったので厳密に言えばディレイドバゲージ・手荷物遅延)
しかもアメリカで起こったロストバゲージは一般的に言われてる理由と違ったんです。
この記事では
★ロストバゲージに遭った私の体験談
★ロストバゲージに遭ってから防止策としてしている事
について書きました。
何事においてもそうですが100%防ぐってことは出来ないです。
ですが防止策をしておけば万が一の時も対応できる余裕が違いますので防止策10選を行ってくださいね。

ロスバゲ対策をしてイタリア旅行を楽しもう!
ロストバゲージとディレイドバゲージ

★Lost Baggage・ロストバゲージ(ロスバゲ)は手荷物が行方不明になって見つからない事(海外ではLost Luggage・ロストラゲージとも言います)
★Delayed Baggage・ディレイドバゲージは手荷物が遅延する事
殆どの手荷物は見つかるので厳密に言うとディレイドバゲージ(手荷物遅延)になる場合が多く約9割は見つかるようです。
2014年の記事なので少し古い情報ですがロサンゼルスタイムズによると97%は2日以内に見つかっているみたいですね。
ロストバゲージ?なぜ起こった?私の場合 体験談

私はロストバゲージに以下の2回あったことがあります。
★カナダ旅行から成田に帰国した時
★成田からアメリカ(バージニア州)に住む友達を訪ねた時
厳密にいうと2回とも見つかったのでディレイドバゲージ・手荷物遅延になります。

それぞれどんな状況だったのか書いていきますね
成田でロストバゲージ
その時はカナダ(バンクーバー)から成田に到着しました。
あとは手荷物を受け取って家に帰るだけって思いながらターンテーブルで自分の荷物を待っていたのですが出てこず。
少し焦りましたが、手荷物をターンテーブルからおろす作業をしていらした職員の方に伝えた所、航空会社のカウンターに案内してくれました。
調べてもらった結果、バンクーバーで荷物の積み遅れ(積み忘れ?)があって同じ飛行機に乗っていない事が分かりスーツケースの居場所が分かったので事は簡単!到着次第私の家に郵送してくれるとの事で次の日には無事にスーツケースと再会できました。
郵送代金は航空会社持ちでしたし、成田から家までの道のりに重いスーツケースを自分で運ばなくて済んだし結果ラッキーでしたね。
旅の終りだったし日本でのことだったので不安感も少なかったです。
ちょっと話がずれますが、他の旅行で成田で受け取った自分のスーツケースが壊れていた時がありました。
その時も航空会社のカウンターで相談したところ航空会社で補償してくれて新しいスーツケースと交換してもらった事もあります。(壊れて持ち帰れないので家まで郵送してくれ、カタログを渡されて好きなスーツケースを選び無料で頂きました)

もし旅先の空港だったら結構大変な事態ですよね。成田で良かった
スーツケースには派手目なベルトが最適!見つけやすいしリンク先の商品の様に十字型なら壊れても開きにくいですよ。⇩
アメリカでロストバゲージ

その時は成田→シカゴ(オヘア国際空港)→バージニア州(ノーフォーク国際空港)という感じで一回乗り換えな旅だったんですが、シカゴの空港で入国審査をして一度自分の手荷物を受け取り再チェックインをしました。
そして乗り換えをしてバージニアのノーフォーク国際空港のターンテーブルで待っていたのですが、その時は2か月ぐらい友達の家に遊びに行く予定だったので2つスーツケースを運んでいて1つは出てきたけどもう1つが中々出てこず・・・嫌な予感・・・。
とうとう出てきませんでした。
それで空港内の「Lost&Found」のデスクに話をしに行ったのですが、シカゴで再チェックインは出来ているとのこと。でもその先は分からないので分かり次第連絡をくれるとの事だったので諦めて友達の家に行きました。
それから3日後、友達の携帯電話(友達の電話番号を伝えていた)に見つかったとの連絡がありました。
紛失した理由はナントスーツケースの取っ手の部分がとれてしまい、そこについていたタグが不明になった為どこ行きの飛行機にのせて良いか分からなくなっていた・・・との事でした。
アメリカはスーツケースの扱いが乱暴ですし、取っ手の部分も少し弱くなっていたのか分かりませんがそんなことあるんだ!ってビックリしました。(というか、取っ手のタグが取れても小さいシールもスーツケースに貼ってあるよね?っても思ったんですけどね。)
それで、本当に私のスーツケースか照らし合わせたいので「中身は何が入っていますか?」と聞かれたんですがそんな時って結構答えられない物で焦りました。笑
そんなわけで翌日ノーフォーク国際空港まで取りに行き再会した私のスーツケースは見事に取っ手の部分が引きちぎれていました~。

上部についている取っ手がないと結構不便です
そうそう!この時はもう一つ問題があったんです。
それは友達の家に帰ってスーツケースの中身を確認したところ、友達へのお土産として持ってきた日本の映画のDVDが10枚ほど入ったケースが紛失していたんです。
盗まれたのか、荷物確認の時にだして入れ忘れられたのか分かりませんがショックでしたし大切な物は機内持ち込み荷物にするべきですね。
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ロストバゲージに遭ったらやること

沢山の人が手荷物を待つターンテーブル。
もし自分のスーツケースが出てこなかった時、行う事はコチラ⇩
1 BaggageLost・Lost&Foundを探す
2 紛失証明・手荷物事故報告書(P.I.R.)を発行してもらう
3 洗面用具など(ファーストキット)を受け取る
4 連絡を待つ
一つづつ詳しく書いていきますね。
1 BaggageLost・Lost&Foundを探す
ターンテーブルの近くには「BaggageLost」とか「Lost&Found」と書かれた場所があるので、そこに行きましょう。
必用な物は
★搭乗券
★手荷物タグの半券(控え)
この2つです。
手荷物タグの半券はチェックインした時に搭乗券に張り付けられて渡される時もありますが、その時点できちんと確認して剥してしまっておいてくださいね。
なぜなら搭乗券に貼りっぱなしにしておくと、いつの間にか無くなってしまい後から「あれ?どこ?どこ?」って事態になりやすいです。
2 紛失証明・手荷物事故報告書(P.I.R.)を発行してもらう
荷物が出てこないことを伝え、紛失証明・手荷物事故報告書(P.I.R.)を発行してもらいコピーを忘れずに受け取りましょう。
記入する事は
★名前
★連絡先(滞在住所・電話番号・メールアドレスなど)
★紛失した日
★飛行機の便名
★手荷物の特徴
イタリア旅行ではITAエアウェイズを利用する場合も多いかと思いますがP.I.R.を発行後45日経っても手荷物が見つからなかった場合は紛失扱い(ロストバゲージ)となります。
3 洗面用具など(ファーストキット)を受け取る
ITAエアウェイズは紛失証明を発行すると居住者で無い場合は洗面用具など(ファーストキット)を頂けけます。
4 連絡を待つ
手荷物が見つかり次第、到着空港の事務所から連絡が来ます。ITAエアウェイズは手荷物検索サービスがあるので自分達でも状況を確認することもできます。
最初の方でお伝えしましたがロストバゲージになる確率は低く、大体は遅延と言う形で2日以内に見つかります。
連絡先として書いた住所(ホテルなど)に届けてくれる場合もありますが空港に取りに来てくださいと言われる場合もあるので、注意点は住所を間違えず書く事です。
ロストバゲージを補償してくれる保険に入るべき?

ロストバゲージの補償が付いているのは年会費が有料のクレジットカードが多いです。
私達はイタリア旅行に年会費無料・海外旅行保険が利用付帯のエポスカード をおすすめしていますがロストバゲージの補償はついていないです。
「航空機寄託手荷物遅延補償」が付いているクレジットカード海外旅行保険を選べばディレイドバゲージ(遅延)の際に購入した下着や洗面用品などを1万円前後補償してもらえますが遭遇する確率は低いので、確率的な事と保険の掛け金を考えると、どうなんだろう?って思います。

本当にロストバゲージになった遭ってしまった場合は航空会社が補償してくれるよ
イタリア旅行 エポスカードが強い味方!メリット&安心して使う方法
ロストバゲージ コレをやっておけば安心な10の防止策

ロストバゲージに遭ってしまった経験からいつもやっている10の防止策は以下です。
1.タグをスーツケースの横の取っ手に付けてもらう
2.発行されたネームタグをちゃんとつけるまで確認
3.両方の取っ手にネームタグをつけておく
4.目立つ印をつける
5.過去のタグシールをちゃんと外す
6.スーツケースの写真を撮っておく
7.スーツケースの特徴を英語・イタリア語で調べておく
8.機内持ち込み手荷物に下着・洗面道具などを持っておく
9.誰かと一緒に旅行の場合は洋服を1セット交換してスーツケースに入れる
10.直行便・乗り換え少な目な便を選ぶ
詳しくはこの先を読み進めてくださいね。

これをしておけば万が一の時も落ち着いて行動出来ますよ
1.タグをスーツケースの横の取っ手に付けてもらう
チェックインの際、係の人は発行されたタグをスーツケース上部の取っ手に付ける事が多いです。
スーツケースって上部についている取っ手の方がよく引っ張りあげて使うので横の取っ手より劣化が激しくなりますし海外ではかなり手荒にスーツケースを放り投げている映像をYouTubeで見た事もあります。
前の項で書いたように私がロストバゲージになった原因はスーツケース上部の取っ手につけた発行タグが取っ手事取れた事ですし念のため横に付けてもらったほうがいいです。
2.発行されたネームタグをちゃんとつけるまで確認
空港職員の方だけではありませんがイタリア人って働きながら私語をしている人が多いので見ていて心配になる時が多々あります。
一度、私のスーツケース用に発行されたタグを手に持ちながら隣の職員と大爆笑で雑談してた時があって、ちゃんとつけてくれるか心配になって目で見張りましたよ。笑
タグの付け間違いとか付け忘れがあるって事は耳にしますし、ちゃんとつけるまで確認したほうがいいです。
3.両方の取っ手にネームタグをつけておく
チェックインカウンターに航空会社が用意してくれているネームタグもありますが、ゴムの所から紙が切れてしまう事も多いので自前のネームタグをつける事をおすすめします。
ちょっと派手なカラーの物だと自分のだと分かりやすいのでおすすめです。
私はネームタグに渡航先の滞在住所や使える電話番号・メールアドレス、それと日本の住所と電話番号と両方書いています。
と言うのは見つかるタイミングがいつになるか分からないので日本に帰国してから見つかった・・・なんて事態もあり得るからです。
4.目立つ印をつける

ターンテーブルを回ってくるスーツケースって似たような物が多かったりしますよね。特に色が黒だとホント見間違います。
そうすると他の人が間違って持って行ってしまった・・・なんて事態が起こりやすくなります。
私はスカーフをほつれない様しっかりとつけています。他にもスーツケースのバンドを派手な物にするのも防止策として有効です。
5.過去のタグシールをちゃんと外す
前の旅行の時に発行されたタグをつけっぱなしの方はいないと思いますがスーツケース本体にシールが貼りっぱなしになっている場合って良くあります。
荷物係の人はタグを機械でスキャンして仕分け作業していますから古いタグがあると間違って仕分けされてしまう可能性も出てくるので小さなシールまでちゃんと外したかチェックしてくださいね。
6.スーツケースの写真を撮っておく
必ずスーツケースの写真を必ず撮っています。
というのも、スーツケースの特徴を伝える事って結構難しいんですよね・・・私が実際ロストバッゲージに遭った時、スーツケースは「黒でソフトケース」ってぐらいしか伝えられず困りました。
写真を撮っておけば係の方見せれば伝わりやすいですし英語やイタリア語が苦手な場合も写真を見せて係の方に書類に記入してもらえば安心です。
スーツケースの写真は外見だけでなく中身も写真を撮っておいた方が良いです。
というのも私がロストバゲージにあって見つかった時、確認のために中身が何かを聞かれましたが答えるのが難しかったのでそうしています。
7.スーツケースの特徴を英語・イタリア語で調べておく
もし語学に不安がある場合、スーツケースのサイズ、そして色や素材、ブランド、中に入っている物の特徴を英語・イタリア語の単語で書き出しておけばもしもの時も安心です。
8.機内持ち込み手荷物に下着・洗面道具などを持っておく
機内持ち込み手荷物に下着・靴下・洗面道具・化粧品、余裕があればTシャツなど持ち込んでおくと万が一に何かあっても安心です。
現地でロストバゲージにあった場合、いらない出費になりますし手に入れる場所を探すのが大変だったりもありますからね。
9.誰かと一緒に旅行の場合は洋服を1セット交換してスーツケースに入れる
もし誰かと一緒の旅行だったら洋服を1セット交換してお互いのスーツケースにいれておくと安心ですよ。
なぜならロストバゲージは2日以内に見つかる確率が高いですし1セット洋服があればしのげます。
でも私が成田でロストバゲージに遭った時は友達と一緒だったのですが、どちらのスーツケースも積み忘れで届かなかったので、現地でそういう場合は意味が無いですけどね。
10.直行便・乗り換え少な目な便を選ぶ
手荷物の積み忘れや積み遅れは乗り換え便で起こりやすいです。特に乗り換え時間が少ないフライトスケジュールだと荷物を積む人も慌ただしい作業になると思うので間違いも起こりやすいかもしれないです。
もし選べるのであれば直行便や乗り換えが少ないスケジュールがおすすめです。
まとめ
ロストバゲージ体験談 もしもの時に安心な10の防止策 まとめ
ハプニングも過ぎ去れば旅の想い出になりますがロストバゲージやディレイドバゲージは遭遇したくありませんね。
防止策をしておけば、もしもの時も安心です。
ロストバゲージ・ディレイドバゲージ遭遇するなら帰り(成田で)にして~笑
ロストバッゲージ10の防止策
1.タグをスーツケースの横の取っ手に付けてもらう
2.発行されたネームタグをちゃんとつけるまで確認
3.両方の取っ手にネームタグをつけておく
4.目立つ印をつける
5.過去のタグシールをちゃんと外す
6.スーツケースの写真を撮っておく
7.スーツケースの特徴を英語・イタリア語で調べておく
8.機内持ち込み手荷物に下着・洗面道具などを持っておく
9.誰かと一緒に旅行の場合は洋服を1セット交換してスーツケースに入れる
10.直行便・乗り換え少な目な便を選ぶ