イタリアは観光都市なら英語が通じる場合が殆どですが郊外を訪れる場合は英語が通じない場合もあるので簡単なイタリア語は覚えていた方がいいです。
それに簡単な会話が出来た方がイタリア旅行が格段に楽しくなります。
なぜなら少しでもイタリア語を話すとイタリア人はノリノリで嬉しがるんです。めちゃめちゃ褒めてくれますしね。
日本人もそうですよね、外国の方が一生懸命に日本語を話してくれると「わあ!日本語話せるんだ!」って距離が縮まるじゃないですか。だから少しイタリア語を少し話せるとグーンと楽しいイタリア旅行になりますよ。
とはいえ
イタリア語を覚えるのって大変ですよね・・・・。
そこで今回は最低限これだけは覚えておけばOKなイタリア語&いざという時に助けてくれるアイテムをご紹介しますね!
イタリア旅行までにイタリア語のフレーズを丸ごと覚えられる気がしない・・・って方いらっしゃいませんか?
私はイタリアに移住したころイタリア語が全然わからなくて夫の家族も周りの友達も英語がわかりませんでした(もちろん日本語も)その時、フレーズを覚えるのって大変だったんです・・・
その時、この記事でお伝えするイタリア語+ジェスチャーで伝えて生きてきましたし、これだけ覚えておけば楽々コミュニケーションが取れますので安心して旅行を楽しめますよ!
イタリア旅行の会話【あいさつ】
イタリアはお店屋さんに入る時、お互いにあいさつをするのが基本なので大切なことです。
あいさつはHelloよりイタリア語でした方がそれだけで空気が楽しいものになるので恥ずかしがらないで笑顔で大きな声で言ってみましょう♪
あいさつは、この4つですが、最初の1つだけでも大丈夫です。
- Ciao(チャオ)←最低限これ1つでも大丈夫!
- Buongiorno(ブォンジョルノ)
- Buonasera (ブォナセーラ)
- Arrivederci (アリヴェデールチ)
Ciao(チャオ) ★全てのあいさつはciaoだけでも大丈夫
Ciaoはおはよう・こんにちは・さようなら、オールマイティーに使えるあいさつです。
カジュアルな表現なのでフォーマル向きではない側面もありますが、イタリア旅行で出会う場面ってカジュアルなのでCiaoであいさつして失礼になる事はないです。
失礼にならないか心配だったらCiaoって言いながらお辞儀をすれば相手への敬意は伝わりますよ。
他のあいさつの言葉を忘れてしまったら全部Ciaoって言えば大丈夫だよ
Buongiorno(ブォンジョルノ)★おはようございます・こんにちは
Buongiorno(ブォンジョルノ) はこんにちは・おはようの意味で午前中からお昼すぎ頃まで使えます。
Ciao! Buongiornoって感じで両方言う場合もあります。やあ!おはよ~みたいな感じです。
こんにちは!はSalve (サルヴェ)って言い方もあるよ。
Buonasera (ブォナセーラ) ★こんばんは・さようなら
Buonasera (ブォナセーラ)はこんばんはの意味です。
日本人的にこんばんはっていうと夕方5時以降ぐらいな感覚があるかもですが、イタリアでは午後2時とか3時でもBuonasera (ブォナセーラ)を使う方がいらっしゃいます。
その辺の時間帯はBuongiorno(ブォンジョルノ)を使う方もいらっしゃるので正解とか間違いとかは無いので適当で大丈夫です。
Buonasera (ブォナセーラ)は会った時も別れる時も使えるので夕方お店屋さんやレストランなどを出る際にさようならの意味でBuonasera (ブォナセーラ)って使えます。
Arrivederci (アリヴェデールチ) ★さようなら
Arrivederci (アリヴェデールチ)はさようならって意味で丁寧な表現です。
ちょっと言いずらいですよね。笑
さようならはCiaoで全然大丈夫だよ!
Buonanotte (ブォナノッテ)
Buonanotte (ブォナノッテ)はおやすみなさいです。
イタリア旅行の会話【エチケット】
ありがとうやごめんなさいなど、エチケットの言葉も覚えておいた方が役に立ちます。
- Sì (シィ)・No (ノー)
- Grazie(グラッツェ)←最低限これだけ覚えておこう!
- Per favore (ペル ファヴォーレ)
- Prego(プレーゴ)
- Scusa(スクーザ)・Mi dispiace(ミ ディスピアーチェ)
- Scusi (スクーズィ)
Sì (シィ)・No (ノー) ★はい・いいえ
Sì (シィ) はい
No (ノー) いいえ
イタリア旅行中にしつこく何か買わせようとしたり話しかけたり近寄ってくる人が来る場合もあります。
冷静に毅然とした態度でNoを言う事は大切です。
わからない時はNon capisco l’italiano(ノン カピースコ リタリアーノ)イタリア語は分かりませんと伝えるといいよ!
Grazie(グラッツェ) ★ありがとう
Grazie (グラッツェ)はありがとうの意味です。もっと丁寧だとGrazie mille(グラッツェ ミッレ)となります。
ミッレは千とか多数・無数の意味があります。
Grazieは何かしてもらった時のお礼だけでなくお店屋さんやレストランを出る時にも使えます。
Grazie ciao!って組み合わせたら超完璧!
Per favore (ペル ファヴォーレ) ★お願いします
Per favore (ペル ファヴォーレ)は必ず覚えておくと良いです。
英語のPlease的な意味の言葉ですが前につけても最後につけても大丈夫でPer favore (ペル ファヴォーレ)とつければ丁寧な表現になります。
何か注文したい時も○○per favoreで○○をください(お願いします)ってなるからね
Prego(プレーゴ) ★どういたしまして・どうぞ
Prego(プレーゴ)はどういたしましての意味なので、もしGrazieと言われる場面があったらPrego(プレーゴ)と返すといいです。
他にPregoにはどうぞ(次の方!とか、どうぞお入りください)との意味もあります。
例えば何か注文するのに順番待ちをしてた場面などでは店員さんに「Prego(どうぞ)」って声をかけられる場合もあるので覚えておくと良いです。
イタリア語 ありがとうの返事は何て答える?イタリア人が使う言い回し10種
Scusa(スクーザ)・Mi dispiace(ミ ディスピアーチェ) ★ごめんなさい
Scusa(スクーザ)・Mi dispiace(ミ ディスピアーチェ)は、ごめんなさいの意味です。
日本人はありがとうの場面でもお手間をおかけしてスミマセン的な意味合いでごめんなさいを使いがちですがイタリア人的にはなんで謝るの??ってなるので、ありがとうの場面ではGrazieを使いましょう。
Scusi (スクーズィ) ★すみません・失礼します
Scusi (スクーズィ)はごめんなさいのフォーマルな表現です。
英語のExcuse me的な感じに店員さんを呼びたいとか何か尋ねたい・お願いしたい時とかの声掛けに使えます。
混雑時に前を通してもらいたいなどの時はScusi (スクーズィ)でもいいしPermesso?(ペルメッソ?)って言い方もできるよ
イタリア旅行の会話【自分の意思表示】
あいさつとエチケットの他、自分の意思表示の表し方が分かっていればイタリア旅行のイタリア語はバッチリです。
買い物にもレストランにも観光時にもこの5つを覚えておけばあとは指差しで十分伝わります。
- Questo(クエスト)・Quello(クエッロ)
- Posso~?(ポッソ)
- Vorrei~(ヴォレイ~)
- Dov’è ~(ドヴェ)
Questo(クエスト)★これ・Quello(クエッロ)★あれ
- Questo(クエスト)が、これ(目の前の物)
- Quello(クエッロ)が、あれ(遠くの物)
厳密に言うとイタリア語は男性詞と女性詞や単数と複数で語尾が変化するのですが、全部Questo・Quelloでも伝わるので気にしなくて大丈夫です。
イタリア語をちゃんと勉強したくなった方は文法の本を読んで見てくださいね。
ココで重要な事はハッキリと大きな声で自信を持って伝える事だよ
Posso~?(ポッソ) ★~いいですか?
Posso~?は、~いいですか?との意味で、英語のCan I~って感じです。
Posso~?(ポッソ)だけ覚えておいて後は指差ししてしまえば伝わります。
例えば写真を撮って良いか聞きたい時はPosso fare una foto?ってフレーズになりますが、Posso?と言いながら笑顔でスマホやカメラを見せれば伝わります。
OKだったらGrazie!って伝えたらパーフェクトです。
バスや電車の中で誰かの隣の空いている席に座りたいときもPosso~?って言いながら席を指させばOKだよ!
Vorrei~(ヴォレイ~) ★~欲しいです
Vorrei~(ヴォレイ~)は~欲しいの意味で英語の I want~って感じです。
これも何か注文したい時はVorrei~っていいながら指差ししたら伝わります。
Questo(クエスト)を組み合わせて指差ししながらVorrei questo(ヴォレイ クエスト)で完璧です。
更に前の項でお伝えしたper favoreとgrazieも最後につけたら超完璧です!
イタリアに来たらジェラートを食べた方がいいです!ジェラート屋さんで「Vorrei questo!」と言いながら指させすれば完璧です。
Quanto costa?(クワント・コスタ?) ★いくらですか?
Quanto costa?(クワント・コスタ?)も覚えておくとイタリア語で買い物が出来て楽しいです。
Vorrei questo(ヴォレイ クエスト)Quanto costa?(クワント・コスタ?)
これ欲しいですけどいくらですか?って感じで完璧です!
Dov’è ~(ドヴェ) ★~どこですか?
Dov’è ~(ドヴェ)の後に場所をつければ、○○はどこですか?ってなります。
Dov’è il bagno? (ドーヴェ エ イル バンニョ?)トイレはどこですか?ってフレーズは結構重要なので覚えておいた方が良いです。
でもこれもレストランやバールの中でDov’è ~(ドヴェ)・・・って言っただけで「はい、トイレはあっちね~」って感じで分かってもらえちゃいます。
私は初めてこのフレーズを覚えて使おうとした時に不発に終わってガックリした記憶があります。笑
まあそれぐらい全フレーズ言ってなくても状況で伝わるって事だね!
イタリアのトイレ事情については別記事も読んで見てくださいね。
イタリア旅行中の会話を助けてくれるおすすめアイテム
イタリア旅行中の会話を助けてくれるおすすめアイテムを3つご紹介しますね。
旅の指差し会話帳
旅の指差し会話帳はシチュエーション別になっているのと絵と文字に特徴があって暗記しやすいです。
こういった会話ブックはアプリや電子書籍より紙のタイプの方が旅行中便利です。
なぜかというと紙のタイプの方が付箋もはれますし旅行中鞄に忍ばせておくと目的のページを探しやすいです。
あとは本をイタリア人に見せると盛り上がるからです。
とくにこの旅の指差し会話帳は先ほども言いましたが絵があるのと文字が手書き風なので相手に指をさしながらフレーズを見せて伝えると盛り上がります=仲良くなった感じになれるので楽しくなれますよ。
イタリア語 翻訳機
翻訳機を持っていると心強いです。
前に私の友達がPOCKETALK W ( ポケトーク ) を持って遊びにきてくれたのですが、ものすごく便利でした。翻訳機はイタリア人と会話のなかで自分の言った事が日本語になる!って事でとても盛り上がりました。
かなり雑音がある場所でも翻訳してくれて良かったです。
上手く翻訳機を使うポイントは長文だったり、文法がぐちゃぐちゃな会話だと正確に翻訳してくれませんでした。
母国語って案外文法めちゃくちゃで話してるんですよね。日本語人もイタリア人も。笑
短いセンテンスで文法を意識して、更にあの・・とか、その・・・えーと、とか入れないでスッキリ話すのを心がけると翻訳機はかなり使えます。
翻訳機の良い所は何ヵ国語にも対応していますし、一台持っていれば海外旅行だけでなく日本にいる外国人の方とも交流が楽しくなるので中々おすすめですよ。
アマゾンオーディブル
アマゾンオーディブルってご存知ですか?
本を聴くオーディオブックなんですが対象の本が好きなだけ聴き放題で楽しめるサービスで、イタリア語学習の本も色々あるので耳から聴いて学習するのにとても役に立ちます。
イタリア語 独学スピーキング上達には【オーディブル】がおすすめ!
アマゾンオーディブルはオフラインでも聴けるのでイタリア旅行の少し前から無料体験を試せばイタリア行きの飛行機の中でも聴く事ができます。
飛行機の中の暇つぶしにイタリア旅行会話を聴いてみると旅行気分も盛り上がって良いかもですよ。
無料体験期間中に解約すれば一切料金はかかりませんのでまだ試した事が無い方は得しかないので申し込んでみてくださいね。
課金が心配な場合は申し込みをしたあと同じ日や次の日に退会(解約)しておけば安心ですよ。
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まとめ
一番最低限に何か覚えるとしたらあいさつはCiao(チャオ)だけで大丈夫です。
あとGrazie(ありがとう)とper favore(お願いします)を覚えておけばOKかと思います。
本当にイタリア人は陽気で懐こくって親切な人が多いので笑顔で大きめな声で話していたらあとは心配いりません。
イタリア語会話を助けてくれるおすすめアイテムからどれか一つだったら、旅の指差し会話帳の本はフレーズを使えなかったとしても会話のネタになるので持って行くことをおすすめします。
楽しい想い出いっぱい作ってきてね!