イタリア旅行にむけて、スーツケースはハードタイプかソフトタイプか迷いますよね。
私はハードケースとソフトケースの両方を使ってみた結果、15年以上ソフトケースを愛用中です。
それは、ソフトケースの使い心地が最高だからです!
今回は、15年以上ソフトケースを愛用している私が感じる断然ソフトケースがオススメな訳!をハードケースと比較しながらお伝えしますね。
納得する大好きなスーツケースを相棒にしてイタリア旅行を楽しみましょうね♪
【メリット・デメリット】イタリア旅行のスーツケースはハードとソフトどちらが良い?

スーツケースは大きく分けると
・ソフトタイプ
・ハードケース(フレーム式)
・ハードケース(ジッパー式)
上記の3種類に分かれます。
下の表は項目ごとに3つを評価してみました。
ソフトタイプ | ハードケース (フレーム式) | ハードケース (ジッパー式) | |
---|---|---|---|
価格 | ◎ | △ | 〇 |
強度・耐久性 | ◎ | ◎ | 〇 |
軽さ | ◎ | △ | ◎ |
使いやすさ | ◎ | △ | ◎ |
3つのメリット・デメリットは以下の表になります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ソフトケース | ・価格帯に幅があり 選びやすい ・軽い ・深型で物が入れやすい ・ポケット付きで便利 ・マチが広げられ 容量アップできる ・柔らかいので強度がある | ・雨など水濡れに弱い ・割れ物を入れる際は 注意が必要 ・深型なので中身が 探しにくい |
ハードケース (フレーム式) | ・強度・耐久性が高い ・お洒落で気分があがる ・長持ちするから愛着がわく ・両開きで中身を 整理整頓して入れやすい | ・他のタイプに比べて重い ・開け閉めが大変な時がある ・ちょこっと開けて何かを 入れる事が出来ない |
ハードケース (ジッパー式) | ・お手頃価格で 高性能・耐久性が高い ・ソフトケースのように軽い ・同じ外寸でも容量が多い ・両開きで中身を 整理整頓して入れやすい | ・フレーム式のハードケースより 強度が低い ・ジッパーとケースの境目の 耐久性に不安あり ・ジッパーの開閉が やりにくい場合も! |
3つのタイプとも、このようなメリット・デメリットがありますが、
それぞれを比較しながらソフトケースがオススメな理由をお伝えしていきますね。
そのまえに!
私がソフトケース愛用者になった経緯を書いておきます。
私は2005年ごろから海外旅行に良く行くようになり気付いた事が、
「あれ?海外の人ってソフトケースの人ばかり!」
という事でした。
お店で売ってる物もソフトケースが主流。
軽いし、安価で気軽に使えるので諸外国では人気が高かったのかと思います。
そこで、それまでハードケースを使っていたのですが私も真似してソフトケースを購入しました。
私が初めて購入したソフトケースはサムソナイト。
それから長年サムソナイトのソフトケースを使用していますが、も~凄く快適♡です。
やっぱりSamsonite! 信頼できますしカッコいいから気分も上がる♪
最近はハードケースも軽くなってきました。
空港などで、周りのイタリア人をみていてハードケースの方がかなり多くなったと感じています。
ですが、ソフトケース!本当に使いやすいからオススメしたいし、使ってみて欲しいです。
では、見て行きましょう!
【価格で比較】イタリア旅行にソフトケースがオススメな訳

価格 | |
---|---|
ソフトケース | ◎ |
ハードケース (フレーム式) | △ |
ハードケース (ジッパー式) | 〇 |
スーツケースを購入する上で、価格に対して以下の2通りの考え方が出来ます。
・安い価格の物は壊れても諦めがつきやすい
・高い価格の物は高性能な物が多い
高価なスーツケースは使い勝手や耐久性が良い場合も多いですが、残念ながら破損する時は高価なものだろうがしてしまうものです。
安い物だと壊れても諦めも付きやすいかもしれません。
価格だけでは判断できないので他の項目も見ながら決めると良いですね。
・ハードケース(フレーム式)は高価な場合が多い
・ハードケース(ジッパー式)とソフトケースは価格に幅があり予算に合わせて選びやすい
・特にソフトケースは激安のタイプもあり!
【強度・耐久性で比較】イタリア旅行のスーツケースに強いのはソフトケース?
強度・耐久性 | |
---|---|
ソフトケース | ◎ |
ハードケース (フレーム式) | ◎ |
ハードケース (ジッパー式) | 〇 |
スーツケースの強度や耐久性は気になるところですよね。
イタリアをはじめ、諸外国はスーツケースの扱いが乱暴な場合が多いです。
アメリカで見た光景なんですが、
ガタイの良い空港職員さんがスーツケースを仕分けしながらブンブン投げているのを見て
「おおーーい! そんなに投げんといて~・・・」
と思った事があります。
一般的なイメージだと、ハードケースは強度が高い感じして、
ソフトケースは柔らかいので頑丈さ・耐久性が気になるかと思います。
ですが!
ソフトケースを利用していて感じる衝撃が加わった時のイメージは、
・ハードケースは筋肉モリモリで衝撃を跳ね返す
・ソフトケースは柔らかくクッションのように受け取って衝撃を吸収
といった、違ったタイプの強さを感じています。
ハードケースは強い衝撃が加わったときに当たり所が悪いと割れてしまう場合もあります。
イタリアのスーツケース売り場で見たのですが、角が割れちゃっている物が展示されていたんです。
(イタリアはスーツケースに限らず不良品も普通にそのまま展示されている時がある)
それを見て、硬い物は衝撃の受け方によっては割れやすいよな・・・と思いました。
購入する時は耐久性テストなど沢山している商品か確かめて購入する事は大切ですね。
ソフトケースは強度が弱そうですが、
ぶん投げられた時も柔らかいのでスーツケース本体の強度があるんです。
私の実例だと、
愛用しているソフトケースの素材が何かに引っかかり、擦り切れて穴が開いてしまった事がありました。
でも穴が開いても、そこから破れて広がったりはしませんでした。
というか、穴が開いたまま何回か旅行に使っていましたが大丈夫でした。(笑)
ハードケースだと、1回穴が開いたら、どんどん割れてしまって使えなくなってしまうので、ソフトケースの方が耐久性はある意味高いかもしれません。
ソフトケースはスーツケース本体は強度があるけれど、
中に割れ物や潰れやすい物を入れる時はかなり厳重に包む必要があります。
中に入れた物の破損や潰れを考えると、ハードケースのほうが心配は低くなるかもしれません。
※1番ベストは割れ物は預け入れ荷物には入れず、機内手荷物にして運んだ方が安心です。
・スーツケース本体の強度・耐久性は柔らかい分、ソフトケースが優秀
・中に入れた物の破損や潰れを考えると、ハードケース(特にフレーム式が優秀)
・とはいえ、壊れ物は機内手荷物にするのがベスト
【軽さで比較】イタリア旅行のスーツケースはハードタイプ、ソフトタイプ?
軽さ・容量 | |
---|---|
ソフトケース | ◎ |
ハードケース (フレーム式) | △ |
ハードケース (ジッパー式) | ◎ |
国際線の預け入れ荷物の重量制限は23キロ(エコノミークラス)
スーツケース本体が軽いければ、その分中身を多く入れることが出来るので軽いタイプを選ぶのは大切です。
一般的にハードケースよりソフトケースのほうが軽い方が多いです。
でも、最近はジッパー式のハードケースは軽い素材の物も沢山あるので
軽さの面でソフトケースと変わらないと思います。
特に女性は軽いスーツケースを選ぶと運びやすいですよ。
・スーツケース本体が軽いければ、その分中身を多く入れることが出来る
・ソフトケースは軽い物が多い
・ジッパー式のハードケースも軽い物が多い
リンク先のソフトケースはとても軽く口コミも高いです。
段ボール箱も軽いので、帰りのお土産が増えた場合など活用してみるといいかもです。
【使いやすさで比較】イタリア旅行のスーツケースはソフトタイプが優秀な理由
ソフトタイプ | ハードケース (フレーム式) | ハードケース (ジッパー式) | |
---|---|---|---|
ポケットの有無 | ・あり | ・なし (ある場合も) | ・なし (ある場合も) |
中身の入れやすさ | ・片開き | ・両開き | ・両開き |
開け閉め | ・ジッパー | ・フレーム | ・ジッパー |
拡張機能 (マチが広がる) | ・可能 | ・不可 (ある場合も) | ・不可 (ある場合も) |
雨など水濡れ | ・弱い | ・強い | ・強い |
上記はスーツケースの使いやすさとして、大切な項目を比較してみました。
詳しく解説していきますね。
ポケット付きが便利
家を出た後にスーツケースの中に何か物を入れたくなった経験があるかたもいらっしゃるかと思います。
例えば、私はスーツケースで移動していると身体が熱くなって来て上着やマフラーなどを脱ぎたくなる時があります。
そんなとき、ポケットが外側についているスーツケースは便利です。
ハードケースはポケットが付いている物が少ないので不便。
ハードケースだと後から何か入れたくなった場合、
地面に倒してパカっと開かないといけないのは結構使いずらくマイナスポイントなんですよね。
ソフトケースはポケットが付いている物が多く、
小さな物なら地面に倒してスーツケースを広げなくてもジッパーを開けてササッと入れれます。
・ソフトケースは外側にポケットがついているのが便利
・ハードケースもポケット付きを選ぶと便利
ソフトケースは表面ポケットに服など柔らかい物を入れる事でクッション的な役割もしてくれます。
私はいつもソフトケースの外側の大きなポケットにバブルラップ(プチプチ)を入れて旅行に行きます。
そうするとクッション効果になるのと、もしお土産に割れる心配がある物を買った場合、
そのプチプチで包んで持って帰れるので便利です。
プロテカ actoy2 ⇩サイドのポケットが便利だしガンガン中身が詰めやすいので人気。
中身の入れやすさ
・ハードケースは両開きタイプ(左右両側に荷物を詰めて行き、合わせて閉じます)
・ソフトタイプは片開きの深型タイプ(片方に荷物を詰めて、上から蓋を被せます)
両開きタイプは、中身を整理整頓しながら入れやすいメリットがあります。
ですが、中の荷物が多いと、両側の荷物が膨らんでいて閉めにくい場合があります。
ソフトケースは深型で上から蓋を閉める形になりますので、
ガンガンと中に荷物を入れていって、上からギュッと蓋をしめれるのが手軽なんです。
深く入るので、どこに何が入っているか分かりにくい、というデメリットはありますが、
中身が多くなってしまった時は断然ソフトケースの深型タイプの方が入れやすいですよ!
重量制限ギリギリまで沢山入れたい場合はソフトケースが最高です!
海外旅行はお土産で帰りの荷物がいっぱいになる事が多いので、入れやすさは重要ポイントです。
・ソフトケース
・片方に荷物を詰めて、上から蓋を被せる片開き
〇中身が入れやすく、パンパンな時も閉めやすい
✕深型なので何がどこにあるか分かりにくい
・ハードケース
・左右両側に荷物を詰めて行き、合わせて閉じ
〇整理整頓して中身を入れやすく何がどこにあるか分かりやすい
✕中身が多くなってくると閉じる時に閉めにくい
開け閉めが楽
フレーム式のハードケースは頑丈な分、自分で開ける時も開けずらい場合もあります。
私は一度、全く開かなくなってしまって人に手伝ってもらって開けた時もあります。
とくに中身がパンパンで閉めたときは要注意です。
あと、フレーム部分が壊れてしまうと閉まらなくなるので、スーツケースバンド(スーツケースベルト)は必須です。
私の母がフレームタイプを使っていたのですが一緒に旅行した時に壊れてしまい、
ガムテープをグルグル巻いて応急処置したことがあります。
ジッパータイプ、特にソフトケースだと中身がパンパンな時でも本体の布地を動かしながらジッパーを開け閉めできるので楽です。
ジッパータイプのハードケースは、
中身が沢山入っている時はジッパー部分が壊れないか(切れないか)心配になった事があります。
グイグイとジッパーを閉めると本体のハードケースの強度に対してジッパー部分が弱い感じがしたからなんですが、
まあハードケースもソフトケースもあまり中身を入れすぎなければ良い話かもしれません。笑
・ジッパータイプの方が中身が沢山入っている時は開閉しやすい
・フレームタイプはフレーム部分が壊れてしまうと閉まらなくなるのでスーツケースバンドも持って行こう!
スーツケースバンドは十字型が良いですよ。飛行機から出てきた時も自分のが分かりやすいです。
拡張機能(マチが広がる)
拡張機能(マチを広げて容量アップ出来る)が付いているタイプは便利です。
これはソフトケースに多いのですが、
本体の開け閉めのジッパーの他に、もう一つグルっとジッパーが付いているんです。
中身が多くなってきたら、そのジッパーを開けると容量が増えます。
最近は、ハードケースもマチが広くなるタイプもあるので、荷物が多くなりがちな方は特にチェックポイントですね。
飛行機の重量制限は23キロまでなの注意は必要ですが、ギリギリまでお土産を買って帰りたい方はソフトケースが良し!
・ソフトケースはマチが広がるタイプが多く容量アップできる(ハードケースもあります)
・飛行機の重量制限は23キロまで
雨や水濡れ
先日、日本へ行った時にちょっとソフトケース嫌だな~と思った出来事がありました。
それは、飛行機から出てきた私のソフトケースが得体のしれない液体で濡れていたんです。
ニオイがする、べたつく、という事は無かったのですが、何の水なんだろ・・・と思ったら気持ち悪く感じました。
幸い中まで浸透していなかったので良かったです。
※家についてからタオルで水拭きを何度かして日光消毒して通常通り使用。
ハードケースならササっと拭いてしまえばいいですが、ソフトケースは染み込んじゃいますからね。
最近は撥水効果の高い素材の物もありますが、ハードケースに比べたら水は染み込みますよね。
対策としてはリンク先のようなスーツケースカバーをつけると安心です。
1,000円以下で買えますし、ハードケースもキズ防止になりますよ。
スーツケースの大きさや選び方については別記事も読んで見てくださいね。
イタリア旅行スーツケースレンタル 買う?どっち?メリット・デメリット
まとめ
ソフトケースとハードケースのメリット・デメリットは以下の表になります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ソフトケース | ・価格帯に幅があり 選びやすい ・軽い ・深型で物が入れやすい ・ポケット付きで便利 ・マチが広げられ 容量アップできる ・柔らかいので強度がある | ・雨など水濡れに弱い ・割れ物を入れる際は 注意が必要 ・深型なので中身が 見にくい |
ハードケース (フレーム式) | ・強度・耐久性が高い ・お洒落で気分があがる ・長持ちするから愛着がわく ・両開きで中身を 整理整頓して入れやすい | ・他のタイプに比べて重い ・もしもに備えて スーツケースバンド必須 ・開け閉めが大変な時がある ・ちょこっと開けて何かを 入れる事が出来ない |
ハードケース (ジッパー式) | ・お手頃価格で 高性能・耐久性が高い ・ソフトケースのように軽い ・同じ外寸でも容量が多い ・両開きで中身を 整理整頓して入れやすい | ・フレーム式のハードケースより 強度が低い ・ジッパーとケースの境目の 耐久性に不安あり ・ジッパーの開閉が やりにくい場合も! |
個人的にソフトケースが大好きなので長年愛用していますしオススメしたいです。
雨など水濡れの心配はありますが、なんといってもソフトケースの使い心地が最高だからです。
便利で、気兼ねなく使えて安心なんです。
旅行中は1つでも心配を減らして楽しみたいですよね!
快適なスーツケースを選んで素敵なイタリア旅行になる事を願っています♪