スーツケースにはハードタイプとソフトタイプの2種類ありますが、どちらを購入しようかって迷いますよね。
私は長年ソフトタイプを使っています。
というのも、海外旅行初心者の時にハードタイプを選び、海外旅行に年間に3,4回行くようになった頃からソフトタイプを選びはじめました。そしてイタリア在住の今もソフトタイプを使っているのですが、最近ハードタイプも良いな・・・と迷いが出てきています。
この記事では、私の体験談を共有しつつ
★イタリア旅行のスーツケース ハードとソフトどちらが良いの?迷った時の選び方
についてご説明しますね。
結論からいいますと、両者とも良い点・悪い点があるので、「好みによる」「何を優先するか」って事になります。
このページをクリックしてくださった方はハードとソフトどちらにしようか迷われていると思いますので、私の体験談が選ぶ上での参考になれば嬉しく思います。
納得する大好きなスーツケースを相棒にしてイタリア旅行を楽しみましょう♪
イタリア旅行のスーツケース ハード・ソフトどっちらが良い?
冒頭でもお伝えしましたがハード・ソフトの両者とも良い点・悪い点があるので「好みによる」若しくは「何を優先するか」と言う事になります。
両方使った事のある私の体験談・メリット・デメリットを一緒にを見て行きましょう。
海外旅行はフレーム式のハードケースと思いこんでいた
私は18歳の時に美容学校の海外研修でミラノに行ったのが初めての海外旅行だったんです。その時は海外旅行といったらハードケースと思いこんでいたので迷いもせず選びました。
でもですね、ハードケースは重い!
当時はフレーム式といってサイドにカチャっと開閉するフレームがあるスーツケースが主流で、素材も重かったので空っぽの状態で既に重かった記憶があります。
ですから荷物をそんなに入れてないのに航空会社の規定重量になってしまいました。
でもですね、フレームタイプのハードケースは頑丈なんです。フレーム部分でしっかりとロックしますので治安が悪く中身の盗難が心配な国や扱いが雑な国でも安心度は高いです。
ただ頑丈な分、自分で開ける時に開けずらくて人に手伝ってもらって開けた時もあります。とくに中身がパンパンで閉めたあと、めちゃめちゃ開かなくて手こずった経験が何度かあります。
アメリカで見た光景なんですが、ガタイの良い空港職員さんがスーツケースの仕分けにブンブン投げているのを見て「おおーーい・・・汗 そんなに投げんといて~・・・」と思った事があります。
頑丈なお陰で私のハードケースは長年壊れる事なく使っていました。
フレームタイプのハードケースはお洒落な物が多いです。
スーツケースもお洒落の一部と考えた場合、カッコいいフレームタイプのハードケースを持っているとイタリア旅行の気分が爆上がりします。
旅慣れている方とかお洒落な雑誌に出てくるようなスーツケースってステッカーが沢山貼られてるボコボコしてるフレーム式のハードケースなイメージってないですか?
長く使いこむと自分の味が出てきますし愛着がわきますよね。
イタリア人はおしゃれな人も多いですし、素敵な物を持っていると「素敵ね♡」なんて気軽に声をかけて褒めてくれます。自分が気に入ってる物を褒められるのってうれしいですし、知らない人との間に小さなコミュニケーションが生まれるのも嬉しいです。
フレーム式ハードケースのメリット
- 強度がある・耐久性があるので扱いが雑な諸外国でも安心
- お洒落で気分があがる
- 長持ちするから愛着がわく
フレーム式ハードケースのデメリット
- 他のタイプに比べて重い
- 頑丈な分開け閉めが大変な時も
- ちょこっと開けて何かを入れるなど出来ない
★フレームタイプのハードケースは利便性よりお洒落度・愛着・安全性などを優先する人におすすめ!
外国人はソフトケース使用者が多い
私はその後、海外旅行に良く行くようになり特にアメリカに多い時で年に4回ほど行く時期が何年か続きました。そこで気付いた事が「あれ・・・?海外の人ってソフトケースの人ばかり!」って事でした。
見渡す限り、皆ソフトケース。
お店で売ってるのもソフトケースが主流だし、何といっても安いんです!(最近はイタリアでもジッパー式のハードケースも沢山出てきています)
そこで、私も真似してソフトタイプを購入しました。初めて購入したソフトケースはアメリカで買ったサムソナイト。その時、行きに持って行ったハードケースはアメリカで捨てて帰りました。笑
それから長年サムソナイトのソフトケースを使用しているのですが、も~凄く快適♡です。
ちなみにサムソナイトは少し高いですが、イタリアに住んでからイタリアブランドの100ユーロぐらいのソフトケースも購入して使っています。それぐらいの価格帯の商品でも相棒として大活躍してくれています。
やっぱりSamsonite! 信頼できますしカッコいいから気分も上がる♪
ソフトケースの良い所は一言でいうと気兼ねしなくていい!って感じでとにかく気楽に使えます。
まず、金額の面でソフトケースの方が安い場合が多いです。安いと何かあった時に諦めが付きやすいんですよね。高いと自分が大切に扱う分、人にも大切に扱ってもらいたくなるもの。だから乱暴な扱いや傷など見たらヒー―――!って怒りも出やすくなりがちです。笑
実用面ではまず、開閉がジッパー、そしてポケットが外側についているのってなんて便利なの!って思います。
空港などで後から入れたくなるものって結構出てくるんですよね。小さな物ならジッパーを開けてササッと入れれますし本当に便利。ハードケースだと地面に倒してパカっと開かないといけませんがソフトケースは倒さず入れれます。
あとはスーツケースで移動していると暑くなる時があります。身に着けていたストールとか薄手のジャケットなど暑くなった時もメインを開けなくても表面にあるポケットに入れれますし、柔らかい物はそこに入れる事でクッション的な役割もしてくれます。
★私がやってるプチアイデアをご紹介します!私は外側の大きなポケットにプチプチ(梱包する時のバブルラップ)を入れていきます。そうするとクッション効果になりますし、もしお土産に割れる心配がある物を買った場合そのプチプチで包んで持って帰れるので便利ですよ。軽いから重量もとりません。
プロテカ actoy2 ⇩おすすめ!サイドのポケットが便利だしガンガン中身が詰めやすいです。
ハードケースは両方開いた面に入れれるので何がどこに入っているか見やすいですが閉めようとしたら両側の荷物が膨らんでいて閉めにくい場合もあったりします。
でもソフトケースは深型で上から蓋を閉めるのでガンガンと中身を詰めて行って上からギュッと蓋をしめれるのが手軽なんです。 まあ、深く入るので、どこに何が入っているか解りにくい・・・という点はありますけどね。
荷物が多くなった場合、広げられるマチがあるものがありパンパンになったらジップを広げると更にはいる所もソフトケースが気軽で大好きな所ですね。
あと何といってもソフトケースは軽い事です。最近はハードケースも軽量化していますが、やはりソフトケースの方が軽いです。
特に女性だと軽い物の方が運びやすいし、国際線の預け入れ荷物の重量制限は23キロ、本体が軽い分荷物を多く入れることが出来るので本体が軽いタイプを選ぶのはハードケースでもソフトケースでも大切な事ですね。
ソフトケースは柔らかいので頑丈さ・耐久性が気になるかと思います。でも柔らかいのでスーツケース自体は割れたりせず衝撃に強いです。ハードケースだと割れてしまうと使い物にならなくなりますよね。
私の経験で、ソフトケースの素材が何かに引っかかったのか擦り切れたり穴になってしまった事がありました。でも穴が開いてもそこから破れて広がったりはしませんでした。というか私は穴が開いたまま使っていますが大丈夫です。(笑) 故意に引き裂かれた場合はダメでしょうね・・・。
なのでソフトケースは弱そうで何気に頑丈で耐久性もありますよ。とはいえ、ソフトケースは割れるのが気になる物を入れる時はかなり厳重に包む必要があるので、その点ハードケースならそこまでする必要は無く守ってくれる利点はありますよね。
あと、ボロいスーツケースって中身も良い物が入っていないイメージしませんか?(笑)なので悪党の方もボロいスーツケースは選ばないかな・・・なんて思い、安全性は逆に高いかもしれません。
と、長年使っているだけにソフトケース推しな見解になっていますが(笑) 先日、日本へ行った時にちょっとソフトケース嫌だな~・・・って思った出来事がありました。
それは、飛行機から出てきた私のソフトケースが得体のしれない液体で濡れていたんです。
特に臭いにおいがするとか、べたつくって事は無かったのですが、何の水なんだろ・・・って思ったら気持ち悪くなったんです。
ハードケースならササっと拭いてしまえばいいですがソフトケースは染み込んじゃいますからね。
幸い中まで浸透していなかったので良かったです。
ということで、ソフトケースの難点は水濡れに弱いと言う点です。最近は撥水効果の高い素材の物もありますがハードケースに比べたら水は染み込みます。
なので雨の日に移動する場合って嫌なんですよね・・・。でも、雨なら濡れても雨だってわかるじゃないですか、得体のしれない濡れには結構ゲンナリしました。
ちなみに中に荷物を入れる際、必ず小分けに何かビニール素材の入れ物に入れて詰めた方が良いですよ。私はお土産に買って行ったビールを袋に入れず洋服で包んでいたためビールが漏れてしまいビールまみれになり、到着するなり洋服全部洗濯する羽目になった事があります・・・(ノд-。)クスン。
イタリアは晴れのイメージが強いかもしれませんが冬から春にかけては雨が多いんです。コレを書いている今は2月なんですがもう1週間ぐらい雨が続いています。
防止策としてはスーツケースカバーをかけたり、飛行機にチェックインする前なら空港でビニールでグルグル巻きに梱包してくれるサービスなど使うと良いですね。
ソフトケースのメリット
- ハードケースより安い場合が多い
- 安いと傷や破損など何かあった時に諦めがつきやすい
- ハードケースより軽い物が多い
- ポケットが付いているのが便利
- マチが広げられて容量アップできる
- 割れたりしないのである意味耐久性がある
ソフトケースのデメリット
- 雨の日など水濡れに弱い
- お洒落度に欠ける場合も
- 割れ物を入れる際はよく包んで詰めないと壊れやすい
★ソフトケースは実用性・気楽さ・価格などを優先する人におすすめ!
最近主流のジッパー式ハードケースが凄い
ソフトケースを15年ほど愛用している私ですが、最近夫が今主流のジッパー式のハードケースを購入したんです。
まず、その軽さにビックリしました!こんなに軽いんだったら重さの面ではソフトケースと差が無い感じですよね。それで、興味が出てきて色々見て見たのですが、ハードタイプでもフロントポケットがあるタイプもあるので、それならソフトケースの所でお話した利点はカバーされますよね。
雨などの水濡れにもハードタイプならお手入れ楽々なので安心ですし、荷崩れ防止ベルトの他、下の画像の様に左右に仕切りシートで完全に中身をカバーできるタイプは整理整頓して荷物が詰めれるので便利です。
私達夫婦で言うと、夫は私と真逆で綺~麗に洋服をたたんでしまうタイプなんですが、仕切りを上手く活かしてスーツケースの詰め方のお手本の様に完璧な整理整頓具合で詰めていました。
夫の様にきちんと中身を詰めたいタイプの方にはとても良いですね。(私の様にボンボコ詰めて行きたい方はソフトケース良いですよ 笑)
ただ、イタリアのスーツケース売り場で見たのですが、角が割れちゃっている物が展示されていたんです。(イタリアは(スーツケースに限らず)不良品も普通にそのまま展示されている時がある)
それを見て、硬い物は衝撃の受け方によっては割れやすいよな・・・と思いました。購入する時は耐久性テストなど沢山している商品か確かめて購入する事は大切ですね。
更に、これはソフトケースもそうなんですが、ジッパー式の場合、ジッパーが上がらなくなったり境目が破れたりする事があります。ソフトケースのジッパーの場合ソフト素材の本体にジッパーが付いているので馴染んでいると言うか開け閉めもしやすいんです。
でもジッパー式ハードケースはハード素材にジッパーなので馴染み加減が低く開け閉めしずらいんです。私はジッパー式のハードケースを長年使っていないので自分の経験は話せませんがハードな素材にジッパーが付いている場合、境目の耐久性が気になるな・・・と思いました。
USB充電とか物を引っ掛けられる物掛け、カップホルダーなど付いているのも魅力的ですね。
ただ、そういった物は扱いによって壊れる原因にもなりかねるので機内手荷物サイズの小さなタイプ(自分といつも一緒なスーツケース)なら良いですが、預け入れにするスーツケースとして選ぶのは避けた方が良いかも?と思います。
気になる心配点も書きましたが、私と同じく長年ソフトケース愛用者だった夫は今の所ジッパー式のハードケースが気に入った様です。
また使っていて気付いた点などあれば追加していきます。
ちなみに色々見ていた中で「これ欲しい!」と気になったジッパー式のハードケースはこちら⇩MAIMOのスーツケースです。
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私の中でキャスターが外せるのはかなりポイント高いです。と言うのは2回キャスターがダメになって交換した事があるからです。
キャスターは旅先でダメになるとかなり厄介なんですが、MAIMOのCOLOR YOU plusのシリーズはスペアタイヤも付いているとの事。
イタリアは石畳の場所が多いのと、普通の道もボコボコの場所が多いのでポイント高いですね。
あと、タイヤにストッパーがついているのもかなりポイント高いです。
4輪はスムーズに動けて便利な分、一人で転がって行っちゃうのが地味にストレスにいつもなっていたからストッパー付はかなり便利ですよ。
ジッパー式のハードケースのメリット
- お手頃価格で高性能・耐久性・安全性がある
- ソフトケースのように軽い
- 同じ大きさでも容量が多いタイプが多い
ジッパー式のハードケースのデメリット
- フレーム式のハードケースよりは強度が低い
- ジッパー部分とケースの境目の耐久性に不安
- ジッパーの開閉がソフトケースに比べやりにくい
★ジッパー式ハードケースはソフトとハード両方の利点・高性能を求める人におすすめ!
大きさなどその他スーツケースの選び方については別記事も読んで見てくださいね♪
イタリア旅行スーツケースレンタル 買う?どっち?メリット・デメリット
まとめ
私は長年ソフトケースを使用しているのでソフトケース推しになっているかもしれませんが(笑)
ですがハードかソフトかで私の思う事はこんな感じです。
★フレーム式ハードケースのメリット
- 強度がある・耐久性があるので扱いが雑な諸外国でも安心
- お洒落で気分があがる
- 長持ちするから愛着がわく
★ソフトケースのメリット
- ハードケースより安い場合が多い
- 安いと傷や破損など何か時に諦めがつきやすい
- ハードケースより軽い物が多い
- ポケットが付いているのが便利
- マチが広げられて容量アップできる
- 割れたりしないのである意味耐久性がある
★ジッパー式のハードケースのメリット
- お手頃価格で高性能・耐久性・安全性がある
- ソフトケースのように軽い
- 同じ大きさでも容量が多いタイプが多い
ハードケースかソフトケースか迷った時は自分の優先したい事を一番に考えて素敵な相棒となるスーツケースを見つけてくださいね♪