先日(2025年1月終わり)マドリード旅行に行ってきました。
私達は旅行に行く前にその土地の伝統料理で食べたい物のリストをつくるのですが、
それをどこのレストランで食べたら良いのか迷よってしまうことがあります。
今回の旅で、たまたま通りがかって良さそうだったので入ってみたら、
・美味しい!
・安い!
・寛げる!
・フレンドリー
そんな体験が出来たレストランがありました。
そこで、この記事ではマドリードで食べた名物料理と行って良かったおすすめレストランをご紹介しますね!
マドリード旅行でどこのレストランに入ったら良いか迷っている方の参考になったら嬉しく思います♪
Maestro Churrero


スペインのスイーツで有名なのがチュロス(Churro)
私は今回マドリードを訪れるまで、スペインがチュロスの発祥地だと知りませんでした。
朝ごはんやおやつとしてチュロスを必ず食べてみてくださいね!
チュロスはバールやお菓子屋さん、屋台などでも食べれますが、
滞在中2回食べに行ったのが「Moja el Churro」です。
おすすめポイントは以下。
・揚げたてのチュロスが安い!(4つセットで2,5ユーロだけ)
・注文してから揚げてくれる
・チュロスのメニューが豊富
・気軽に入れる

ホットチョコレート(ココア)にディップして食べるのですが、甘すぎず、油っこ過ぎず。
ホカホカ♡サクサクで、とっても美味しかったです。(今また食べたい!笑)
他にも中にチョコレートが入ったチュロスなどもありました。
場所はマヨール広場の近くにあるので是非行ってみてくださいね!(他にもう一店舗ありました)
名称 | Maestro Churrero |
営業時間 | 8時分~22時30(無休) |
住所 | Plaza de Jacinto Benavente, 2, Centro, 28012 Madrid, |
公式サイト | https://www.maestrochurrero.com/ |
Taberna La Fragua de Vulcano


こちらのお店は通りがかってメニューを見た時に、
私達が食べたい物リストに入れていた伝統料理があったので入ってみました。
それは以下の2つです。
・コシード・マドリレーニョ(Cocido Madorileño)
・カジョス・マドリレーニャ(Callos a la Madrileña )
入り口近くにはカウンター席があり、奥の部屋に小さ目なテーブルが並んでいるカジュアルなお店です。
おすすめポイントは以下。
・店員さんがフレンドリー
・ボリュームが凄かった
・ボリュームに対して価格が安い
・美味しかった!
・リラックスできる感じ
・1人の方、カップル、ファミリーの方もいて雰囲気が楽しい感じだった
私達が入店したのが19時ちょい前頃だったので、
まだお客さんが少なかったですが19時半ごろには席が満員になっていました。
早めの入店が良いかもしれません。
店内の内装も店員さんの雰囲気も本当に良かったのでオススメです。
名称 | Taberna La Fragua de Vulcano |
営業時間 | 12時~25時(土曜のみ26時まで) (無休) |
住所 | C. de Álvarez Gato, 9, Centro, 28012 Madrid, |
公式サイト | https://lafraguadevulcanomadrid.eatbu.com/ |
コシード・マドリレーニョ(Cocido Madorileño)


コシード・マドリレーニョは、スペイン版のポトフのようなもの。
壺に入ったスープパスタと、別にお肉(豚・鳥・牛)と野菜、そしてひよこ豆が並べられたお皿が運ばれてきました。
後から知ったのが、スープを飲んだ後にお肉や野菜を食べるらしいのですが、
店員さんがスペイン語とジェスチャーで伝えてくれたことを勘違いしてしまい、スープの中にお肉などを入れて食べてしまいました。笑

この写真の量で1人前だったので、2人で1つで十分です。
(店員さんが多いから1つにした方が良いと教えてくれた)
柔らかい、優しい味で美味しかったです。
お肉も野菜もホロホロ♡心が温まるお料理でした。
カジョス・アッラ・マドリレーニャ(Callos a la Madrileña )

カジョス・マドリレーニャは牛の胃袋を使ったスペイン風のモツ煮込みです。
日本でいうハチノスってやつですね。
イタリアだとトリッパといい、我が家でも良くたべるのですが、
カジョス・マドリレーニャはチョリソも入っていて、ニンニクも効いていてイタリアの物よりスパイシーな感じでした。
トロットロに煮込んであって絶品でした!
La Oreja de Jaime


La Oreja de Jaimeも歩いていて、たまたまメニューをチェックしたところ、食べたかった料理があったので入店してみました。
それは以下の3つ。
・ピミエントス デ パドロン(Pimientos de padron)
・オレ―ガ スペシャル デッラ カーザ(Oreja Especial de la Casa)
・モジェハス デ コルデロ(Mollejas de Cordero)
La Oreja de Jaimeはカウンター席と小さなテーブル席が並び、天井からは漁師さんが使うような網が飾られていたりカジュアルな店内が素敵でした。
・地元の方からも愛されてそうな店
・めちゃめちゃ安くてビックリした
・ドリンクメニューはなかった
(適当にありそうなものをオーダーするか、何があるか聞く)
・店員のお兄さんがめちゃめちゃフレンドリー
・素早い
・盛りが少ないので色々試せる
・素材が新鮮だった
・支払いは現金のみ
1皿が大盛ではないのでチョイ呑みや、少しずつ色々食べたい人にも良い感じです。
1杯目の飲み物が終わってたらさりげなくジェスチャーで「次何か飲む?」と気配りが素晴らしく、
温かくて優しいお店でした。
この値段で、こんなに美味しい物を食べれて幸せ過ぎるお店だったのでオススメですよ!
支払いは現金のみだったので、クレカ派の方は注意してくださいね。
名称 | La Oreja De Jaime |
営業時間 | 12時~17時 19時~1時 (無休) |
住所 | C. de la Cruz, 15, Centro, 28012 Madrid, |
公式サイト | 無し |
ピミエントス・デ・パドロン(Pimientos de padron)

ピミエントス・デ・パドロンはししとう(小さいピーマン)の素揚げした料理です。
上からかかっている粗目のお塩が良い感じ!
ししとうは、たまに辛いのが混ざっている場合もあるらしいのですが、
私達が食べたのは新鮮な甘みがある感じでした。
スッゴイ美味しかった。
オレーガ・スペシャル・デッラ・カーザ (Oreja Especial de la Casa)

オレ―ガは豚の耳のこと。
豚の耳とじゃがいもの炒め煮はこちらのレストラン(La Oreja de Jaime)の名物らしいです。
私は沖縄でミミガーを食べた事があり、豚の耳と言うとコリコリとした食感のイメージがありましたが、
トロトロに柔らかくピリっと効いてビールやワインが進んじゃう感じでした。
モジェハス・デ・コルデロ(Mollejas de Cordero)

モジェハス デ コルデロは子羊の砂肝です。
グリーンとオレンジのソースの上にカリっと焼きあがった子羊の砂肝が盛り付けられていました。
私達が住むサルデーニャ島でも子羊を良く食べるのですが砂肝は珍しいです。
グリーンのソースはなんだったのか分かりませんでしたが、オレンジのソースはブラバスソースの様な感じでした。
※ブラバスソースはスペインで良く使われている少し辛味のあるソース
VIPS

VIPSはファミリーレストランのような店です。
チェーン展開しているようで、街歩きをしていたら何店舗か見かけました。
ここは伝統料理が食べれる店ではないのですが、
私達はプラド美術館に行ったあとに雨が降ってきて傘を持っていなかったので、すぐ近くにあったため入店しました。
そしたら、めちゃめちゃリラックスできて気に入ってしまい滞在中2回も行ってしました。笑
スペイン人の日常に触れる感じで中々良かったです。


・ファミレスなのでシートが広くて柔らかくリラックスできる
・英語メニューもあり
・安い!
・朝食、ランチ、夕食、お茶とオールマイティー
・デザートも色々あった(特にスペイン風ではない)
・店員さんが親切
とくにスペインの伝統料理にこだわらない場合、色々な食べ物があるので楽しいですよ。
プラド美術館で歩き回ったあとに、広めなシート席でリラックスしたい場合は行ってみてください。(グラン・ビアにもあった)
名称 | VIPS |
営業時間 | 平日8時~0時 土日は9時~0時 (無休) |
住所 | Pl. Canovas del Castillo, 5, Centro, 28014 Madrid, |
公式サイト | メンテナンス中 |
Taberna el Sur de Huertas


Taberna el Sur de Huertasは小さなバーのようなレストランです。
パエリアをまだ食べていなかったので、食べたいね~と話していたら目の前にあったので入店してみました。
食べた物は以下の2つ。
・パエリア(Paella)
・ガンバス・アル・アヒージョ(Gambas al ajillo)
飲み物は私達はビールとCavaを飲んだのですが、後から知ったのがサングリアが人気だったようです。
・店員さんがめちゃめちゃフレンドリー
・トイレが綺麗だった
・値段は普通(高くはない)
・少しづつ色々食べたい人向け
・最後にカウンターでドリンクのサービスをしてくれた
こじんまりとしたお店ですが、場所も便利な所にありますので行ってみてくださいね。
名称 | Taberna el Sur de Huertas |
営業時間 | 12時~0時(無休) |
住所 | C. de las Huertas, 24, Centro, 28014 Madrid, |
公式サイト | FaceBookページ |
ガンバス・アル・アヒージョ(Gambas al ajillo)

アヒージョは具材をオリーブオイルとニンニクで煮た料理です。
プリップリのエビに程よいニンニク風味がとても美味しかった。
パエリア(Paella)

パエリアは好みの具材とお米を合わせて炊いたもの。
私はスペインといったらパエリアなイメージでしたが、皆さんはどうでしょうか。
だけど、何となく滞在中食べる機会が無く、やっとこちらのお店で食べれました。
他のお店で食べてないため食べ比べが出来ないので分かりませんが、
私はパエリアってパラッとした感じのものだと思っていました。
でも、下に出汁のスープが残っている感じでベッチョとしていたんですよね。
このベチョッとした感じが本来の感じなのか分かりませんが、
味はエビとイカから出た出汁が程よく深みのある味でした。
パエリアについては、またスペインに行く機会があったら別なお店でも試して見たいです。
パタタス・ブラバス(Patatas bravas)

パタタス・ブラバスはバルセロナの名物料理。
マドリードでもこの記事でご紹介したレストランの中のメニューにいつもありました。(あ、VIPSはなかったかも)
パタタス・ブラバスは別のレストランで食べたのですが、ちょっとここに乗せておきますね。
ブラバスソースはトマトベースで、
パプリカパウダーにニンニクとカイエンペッパーなど辛味が入った少しピリ辛なソースです。
個人的にはカレーの様な風味も感じました。
ホクホクじゃがいもに癖になるマイルドな辛味で美味しかったので食べた方が良いですよ!
スペインの航空会社ボロテア航空については別記事をどうぞ。
まとめ

マドリードで食べた伝統料理とレストランをまとめて行きます。
★行って良かったおすすめレストラン
- Maestro Churrero
- Taberna La Fragua de Vulcano
- La Oreja de Jaime
- VIPS
- Taberna el Sur de Huertas
★食べた方が良いスペイン伝統料理
- チュロス(Churro)
- コシード・マドリレーニョ(Cocido Madorileño)
- カジョス・マドリレーニャ(Callos a la Madrileña )
- ピミエントス・デ・パドロン(Pimientos de padron)
- オレ―ガ・スペシャル・デッラ・カーザ (Oreja Especial de la Casa)
- モジェハス・デ・コルデロ(Mollejas de Cordero)
- ガンバス・アル・アヒージョ(Gambas al ajillo)
- パエリア(Paella)
- パタタス・ブラバス(Patatas bravas)
私達は他にアントン・マルティン市場やサン・ミゲル市場、地元のスーパーなどで色々と買って
食べ歩きや宿泊先に持ち帰って食べたりしました。
少しづつ色々なものを試して見たい場合はとっても良いですよ。
イタリアに比べて、マドリードはレストランの価格もスーパーの物の値段も少し安い様に感じました。
素敵なマドリード旅行になりますように♡