日本人にとって12月8日は太平洋戦争がはじまった日ですね。
イタリア人にとっては無原罪の御宿(むげんざいのおんやどり)・Immacolata Concezione(インマコラータ・コンチェツイオーネ )と呼ばれる祝日です。
この記事では
★イタリアの12月8日 無原罪の御宿はどんな祝日なのか?
について書きました。
無原罪の御宿の祝日からイタリアのクリスマスが始まります。
旅行などでイタリアのクリスマスの様子を楽しみたかったら12月8日以降がおすすめですよ♪
無原罪の御宿とは聖母マリアが母アンナの胎内に宿った日
無原罪の御宿(むげんざいのおんやどり)とはイエス・キリストの母マリアが、原罪のけがれなしにその母アンナの胎内に宿った日です。
ちなみに私はイエス・キリストが母マリアの胎内に宿った日かと勘違いしていてクリスマスの17日前だし17日でイエスって降誕したの??って謎に思っていました。
カトリック信者では無い私が間違えているのはまだ許して~って感じですがイタリア人も結構間違えている人が多いです。笑
(ちなみにクリスマスもイエスが降誕した日ではないかも?ってことでビックリ!)
私も日本の祝日の事について色々知らない事が沢山あるし、イタリア人はカトリック信者が殆どかもしれませんが若い世代の人達はあまり宗教的な事に興味がないです。
祝日への認識ってそんな物かもしれませんね。
12月8日 無原罪の御宿の祝日にやる事は?
クリスマスツリーを飾る日
イタリアに来たばかりの時、アドベントが始まったしクリスマスツリーを飾ろうかな~って夫のマンマに言った所
「クリスマスツリーは無原罪の御宿の祝日に飾るのよ~」
と教わりました。
この12月8日の無原罪の御宿にツリーを飾るのがイタリアの伝統なんですって。
ちなみにクリスマスツリーは翌年1月6日の公現際(べファーナ)の祝日に片づけます。
イタリア1月6日はエピファニアの祝日 どんな日?ベファーナって誰?
アドベント期間の祝日
日本ではハロウィンが終わったとたん街にはクリスマスツリーモードになりますよね。
イタリアはアドベント(待降節期間)といってイエス・キリストの降誕を待ち望む期間があります。
アドベントは11月30日にいちばん近い日曜日からクリスマスイブまでの約4週間前を指します。(2023年は12月3日から12月24日まで)
無原罪の御宿りの祝日はアドベントがはじまってすぐにある祝日となります。
都市部はアドベントが始まりと共に街の中に飾りが付けられライトアップも増えて行く印象。
ですが田舎町では割とゆっくりで無原罪の御宿の祝日以降から飾り付けが華やかになって行きます。
アドベントカレンダー
アドベントを楽しむ様にアドベントカレンダーと言って24個あるボックスなどを毎日一つずつあけてカウントダウンを楽しむ物もあります。
日本でも最近はアドベント楽しんだりしていますよね。
チョコレートやキャンディーを入れてアドベント出来るBOXアドベントカレンダーは翌年のクリスマスにも使えるしギフトにも喜ばれそうですね。
プレセーペを飾る
イタリアではクリスマスツリーと一緒にプレセーぺと呼ばれるイエス・キリストの降誕を再現した物を飾ります。
プレセーペは各家庭が家の中に飾るだけではなく町内の人たちで街の中に飾ったり教会にも飾られています。
まとめ
★12月8日は無原罪の御宿(むげんざいのおんやどり)イエス・キリストの母マリアが、原罪のけがれなしにその母アンナの胎内に宿った日でイタリアの祝日。
★この日にクリスマスツリーを飾る。
★アドベント(待降節期間)はイエス・キリストの降誕を待ち望む期間。それは11月30日にいちばん近い日曜日からクリスマスイブまでの約4週間前。
★イタリアのクリスマスを楽しみたかったらアドベントが始まってからか、若しくは12月8日以降に訪れるのがベスト。