イタリアに住んでいて、やっぱりパスタを良く食べます。(笑)
その中でも、バジルは色々な料理に使いますので、イタリアの家庭に欠かせないものです。
今回はイタリアマンマ直伝のお家で簡単に作れるバジルソース(ジェノベーゼ)のレシピをご紹介しますね！
バジルソースは手作りするとフレッシュで本当にめちゃめちゃ美味しいです！
作り方も簡単なんで是非トライしてみてくださいね。(トライすると言うほどのこともなく、めっちゃ簡単)
イタリアではバジルソースのパスタをジェノベーゼと言わない
バジルソースのレシピの前に、ちょっとした情報を…。
日本では「ジェノベーゼ＝バジルソースパスタ」という認識で広まっていますが、イタリアではジェノベーゼと呼ばないんです。
その証拠に、イタリア語でジェノベーゼパスタ(Pasta alla Genovese)と検索すると、牛肉と玉ねぎを使ったパスタが出てきます。(笑)
呼ばないというか、「ジェノベーゼ」だけだと足りない感じ…。
じゃあ、なんと呼ぶの？
イタリア語でバジルのことはバジリコ(Basilico)、 すり潰すことはペスト(Pesto) と言い、バジルを使った緑色のソースは 「ペスト・アッラ・ジェノヴェーゼ（Pesto alla Genovese）」 と呼ばれます。
通常は、略してペスト(Pesto) と呼んでいることが多いですし、スパゲティーと和える場合はスパゲティ・アル・バジリコ(Spaghetti al basilico)といった呼び方をしています。
イタリア人マンマ直伝！手作りバジルソース(ジェノベーゼ)の材料
バジルソース(ペスト)を作るための材料は以下です。
4人分
・バジル 70ｇ
・エクストラバージンオリーブオイル 70ｇ
・松の実 30ｇ
・塩 適量
・ペコリーノチーズ 70ｇ
・ニンニク(好みで)
・ぶんぶんチョッパー(若しくはすり鉢)
バジル苗が無い方はネットでも買えますが、お近くの園芸店で見て買われるのが一番だと思います。
松の実、オリーブオイル、ペコリーノチーズはネット購入がオススメ！
オリーブオイルは私が住んでいるサルデーニャ島産のサンジュリアーノをオススメします！
楽天のレビューでも高評価！そのまま舐めてもらったらわかりますが、本当に美味しいです。
だから、バジルソースもおいしくなりますよ♡
こちら⇩
ペコリーノチーズも普通のスーパーだと手に入りにくいですよね。
リンク先のペコリーノロマーノは９か月熟成したスタジョナートタイプなのでオススメです。
おつまみとしてはもちろん、カルボナーラにも欠かせないチーズなので、500ｇあったら色々楽しめますよ。
こちら⇩
ペコリーノチーズについて知りたい方は別記事もどうそ。
ペコリーノチーズはどこで売ってる？種類や特徴 食べ方を解説！
本場のカルボナーラレシピを知りたい方は別記事もチェックしてみてくださいね！
卵黄とペコリーノチーズだけ！本場のカルボナーラレシピ 簡単に濃厚ソースが完成
バジルソースは本来ならすり鉢ですり潰していくのですが、ぶんぶんチョッパーで全く美味しくできます。
伝統的な作り方で行いたい場合はすり鉢で潰していきましょう♪
ぶんぶんチョッパーとは何ぞや？と言う方はリンク先をチェック！
これあると色々めちゃめちゃ捗ります。
コチラ⇩
本場イタリア人マンマ直伝！絶品バジルソース（ジェノベーゼ）のレシピ
イタリア人マンマ直伝のバジルソースの作り方をお伝えして行きますね！
１，バジルを良く洗って良く乾かす
バジル苗からバジルを摘んだらたっぷりの水で良く洗います。
そのあとに良く水気を切るのがポイントです。
バジルはスプーン型になっているので水が取りにくいので、大きな布巾に広げて良く拭いていくと良いですよ。
２，ペコリーノチーズを削る
粉になっているタイプのチーズでもいいですが、その場で削ったペコリーノチーズを使うと美味しさが更にましますよ！
混ざりやすいようにストロークを小さ目にして細かめに削ると良いです。
３，ブンブンチョッパーに材料を入れてブンブンする
ブンブンチョッパーにバジル、松の実、オリーブオイル、塩を入れ部ブンブンしていきます。
一回で全部入らないので、数回に分けて入れて行きます。
ブンブンチョッパーの蓋にバジルが付いたりしますので、途中でスプーンなどで取って入れ込んでくださいね。
ペコリーノチーズはバジルがつぶれて嵩が減ってから入れた方が混ぜやすいですよ。
偏りを調整しながら、よーくブンブンまぜたら出来上がり♡
★すり鉢で作る場合は、まず松の実(ニンニク)を先にすり潰してバジル、塩、チーズの順に全てがクリーム状にすり潰されたら最後にオリーブオイルを入れます。
手づくりバジルソース(ペスト)の使い方
バジルソースを使ってパスタをつくるときは、加熱しすぎないように注意。
バジルソースにパスタの茹で汁を少しだけ加えてクリーミーさを出したら、湯切りをしたお好みのパスタに絡めるだけで美味しくいただけますよ。
手作りバジルソース(ペスト)の保存方法
手作りしたバジルソースはすぐに食べるのが一番美味しいですが、保存することも出来ます。
保存方法は以下。
・瓶など入れ物にいれ、上からオリーブオイルのまくを作って保存(3日以内には食べましょう)
・フリーザーバッグなどにいれて冷凍(1ヶ月ぐらい大丈夫だけど、早めに食べましょう/自然解凍)
まとめ
材用をブンブンチョッパーでまぜるだけなので簡単にできるバジルソース。
大切なのは、フレッシュな食材を使うことです。
なので、バジルはもちろん、ペコリーノチーズやオリーブオイルも上質なものを使って作ってみてくださいね！
この記事でお伝えした分量は私の普段やっている分量ですが、実は私もその時によって味見をしながら調整しています。
ペコリーノチーズをパルミジャーノにしたり、オリーブオイルを違った産地のタイプにすると味わいが変わって楽しいですよ。
色々ためして自分なりの「また食べたい！」と言われるバジルソース味を作りあげてみてくださいね♡
