カルボナーラはローマ発祥の濃厚な風味とクリーミーなパスタです。
イタリアの家庭では1ヶ月に1度は食卓に登場するとも言われています。
なぜなら、少ない材料で簡単に出来るからなんです。
今回はイタリア人の義父に習った、卵黄とペコリーノチーズで作るイタリア本場のカルボナーラ レシピをお伝えしますね!
材料はスパゲッティの他、グアンチャーレ、卵黄、ペコリーノチーズ、黒コショウのみ!
生クリームを使わなくても、簡単に濃厚でクリーミーなカルボナーラを作ることができますよ。
伝統的な本当のカルボナーラのレシピは?

最初のカルボナーラは1944年にローマのレストランで考案されたと言われています。
原型となったのは、戦時中イタリアにいるアメリカ兵が食事を作るの使用できる材料が、卵、グアンチャーレ、チーズ、そしてスパゲッティだったそう。
そしてローマのイタリア人シェフとともに誕生したのが、スパゲッティ・アッラ・カルボナーラなんですって!
初めはクリーミーなものではなくスクランブルエッグとパスタが混ざっているような感じだったようです。
そこからカルボナーラのレシピはどんどん進化、今では色々なレシピがあります。
伝統的なレシピでは、
・スパゲッティ
・グアンチャーレ(豚のほほ肉)
・卵黄
・ペコリーノ・ロマーノ
・黒コショウ
のみで作られています。
生クリームやニンニクは使いません。
イタリア人の中には、やけに生クリームを使うカルボナーラを嫌がる人がいるんですよ。(笑)
卵黄とペコリーノチーズで作る 本場のカルボナーラレシピ

卵黄とペコリーノチーズで作る、本場の濃厚クリーミーなカルボナーラレシピをお伝えしますね。
卵黄とチーズのカルボナーラの材料
2人分
・スパゲッティ160g
・卵黄 3つ
・グアンチャーレ90g
・ペコリーノチーズ 25g
・黒コショウ 少々
※グアンチャーレは豚のほほ肉で、パンチェッタは豚のお腹のお肉です。似た感じなので、その辺はお好みで!
カルボナーラを作るのにオススメなスパゲッティはイタリアブランド「マンチーニ」です!
小麦の味わいが深いので、クリーム系パスタが更に美味しくなりますよ。
ガッツリ味わいたい方は、リンク先の太麺タイプ2.4mmを是非試して見てください!
我が家は1年ほど前から、夫がグルテンフリー生活を始めたため、グルテンフリーパスタを食べています。
グルテンフリーパスタなら、こちらもイタリアブランド「アルチェネロ」が美味しいですよ。
イタリアブランドのパスタについては別記事を読んで見てくださいね。
卵黄とチーズのカルボナーラの作り方

事前準備
・グアンチャーレを1㎝ぐらいの幅にカット
・卵黄を分けておく
・ペコリーノチーズを削っておく
・卵黄とペコリーノチーズは常温にしておく
1.卵黄にペコリーノチーズを加えクリーミーになるまで良く混ぜ、コショウを加える(卵黄ソース完成)

2.深鍋に適量の塩を入れ、スパゲッティを茹でる

3.フライパンにグアンチャーレを入れ、炒める。少しカリっとしたらお皿に取っておく

4.グアンチャーレから出た脂におたま1杯分ぐらいのパスタの茹で汁を加え、ゆすって乳化させる

5.アルデンテ(少し芯がある状態)でフライパンにスパゲッティを移すし、フライパンを振って混ぜ合わせる。

6.火を止めて、卵黄ソースを加え、混ぜ合わせ、グアンチャーレを加える(写真で私は先に入れちゃってますが・・・)

7.完成!お皿にもりつけたあと、上からペコリーノチーズとコショウをお好みで追加!

生クリーム無しでクリーミーなカルボナーラをつくるコツ

生クリーム無しでも、クリーミーなカルボナーラをつくるコツをお伝えしますね!
盛り付け方のコツは別記事を参考にして下さいね。
カルボナーラに卵を加えるタイミングが大切

グアンチャーレから出た脂にお玉1杯分の茹で汁を加え、乳化させスパゲッティを入れたあとに卵黄ソースを加えます。
卵黄ソースをスパゲッティに加える際、かならず火を止めること!
火がついているとすぐにスクランブルエッグみたいになり失敗してしまいます。
カルボナーラがパサパサになってしまう時はこの方法を試してみて!
最初に卵黄にペコリーノチーズを混ぜ合わせる際(上の工程の1の時)、かなり良く混ぜたほうが良いです。
卵黄とチーズは冷たいと混ざりにくいので、常温に戻しておくとクリーミーに混ざりやすいですよ。
パスタに卵黄ソースを加えたら素早くまぜることも大切。
フライパンに入れる茹で汁はオタマ1杯ぐらいで良いですが、場合によっては増やして見てください。(加える量がすくないと、パサパサになりやすいので注意)
フライパンのスパゲッティに卵黄ソースを加えると、失敗していしまう場合は以下の方法がオススメです。
大きめなボールに卵黄ソースを入れる
⇩
卵黄ソースに茹で汁を少しずつ加え、好みのクリーミー加減になるまで混ぜ合わせる
⇩
そのボールに茹でたスパゲッティを入れ混ぜ合わせる
⇩
お皿に盛り付ける
グアンチャーレの焼き加減
グアンチャーレは中強火で焦げない程度に焼き色を付ける感じにするといいですよ。
そうすると、外側カリカリ、内側はやわらかい状態になります。
グアンチャーレがカリカリな方が好きな場合、カルボナーラの全工程が終わったあとに加えるとカリカリが保たれます。
グアンチャーレは脂分が多いので。すぐに焦げやすいです。
少し早めに火をとめると焦げ焦げになりずらいですよ。
あまり脂っこいのが好きではない方はショルダーベーコンでつくるのがオススメです。
すぐ食べる!
出来上がったらすぐ食べる!これは重要ポイントです。
冷めると、卵黄ソースが固まってきます。
とくに、茹で汁少な目で、ネットリ濃厚なクリーミ―さに仕上げているほど、早く食べた方が美味しいですよ。
まとめ
個人的には生クリームを使ったものも美味しいので好きですが、卵黄だけのカルボナーラを食べると病みつきになります!
材料が少ないに越したことはないですから、卵黄ソースで作るほうがオススメですよ!
失敗しやすいポイントは、卵黄ソースを加える時の茹で汁の量かと思います。
でも。3回作ると茹で汁の量がわかってきますので是非作ってみてください。
それと!美味しく作るために大切なことは、良い素材の物を使うことです。
新鮮な卵と一緒に、ペコリーノロマーノとイタリアブランドのパスタを使ってみてくださいね♪
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