イタリア語でどういたしまして!って何て言えばいいの?
「ありがとう♪(Grazie グラッツェ)」と言われた後にドギマギしてしまい「どういたしまして」的な返事をするのが苦手って方いらっしゃいませんか?
私は2015年からイタリアに住んでいますがドギマギしちゃう時があります。
日本人ってありがとうって言ってもらえた後「全然!全然!」とか「いえいえ」って感じになってしまい咄嗟に言葉を返すのに詰まる方も多いんじゃないかな?と思います。
日本語でもそうだからイタリア語ってなると余計にアタフタしちゃう・・・みたいな。(私だけ?笑)
イタリア語には色んなバリエーションのどういたしまして的な返し方があります。
この記事では
★Grazie(グラッツェ)への返し方 イタリア人が良く使う「どういたしまして」10種類
について書きました。
教科書で習う「prego」って返しよりも日本語の感覚に合った言い回しがあるので自分の感情にあった返し方が見つかりますよ。
イタリア人のボクが教えてあげるよ!楽しく覚えて行こうね♪
色んなありがとうへの返事が出来るようになるとイタリア語会話が楽しくなりますね♪
prego (プレーゴ)
「どういたしまして」の言い回しとして基本形?なのは「prego(プレーゴ)」です。
英語のpleaseにあたる言葉 どういたしまして、みたいな感じです。
prego (プレーゴ)はどうぞって意味もあるよ。どうぞ中に入ってとか、どうぞ次の方みたいなね
grazie a te/grazie a Lei (グラッツェ ア テ)(グラッツェ ア レイ)
grazie a te(グラッツェ ア テ)はかなり頻繁に使われています。a te は英語で言うとfor youな感じですが「こちらこそありがとう」「お陰様で」みたいな感覚の返しです。
お店屋さんなどでも店員さんに「Grazie ~」って伝えると「Grazie a te」と返してくれるよ
grazie a te のte がLei になるとフォーマル系です。teで話してもらう方が親しみ感があるし喜ぶ人も多いので日常の場ではgrazie a teで大丈夫ですよ。
di niente(ディ ニエンテ)/di nulla(ディ ヌッラ)
「niente(ニエンテ)」と「nulla(ヌッラ)」は英語のnothingにあたる単語です。
di niente(ディ ニエンテ)、di nulla(ディ ヌッラ)で
「いえいえ~なんでも無い事ですよ~」「大した事無いですから~」
みたいな感じで日常の小さな事に頂いたありがとうの返し言葉として良く使われます。
di niente(ディ ニエンテ)/di nulla(ディ ヌッラ)かなり使ってるかな
ci mancherebbe(チ マンケレッベ)
ci mancherebbe(チ マンケレッベ)も良くイタリア人は使っています。
この表現には
「そんな、そんな、ただ自分がやりたかったからした事ですから♡こちらこそ感謝してもらっちゃって恐縮です、どうもありがとう」
みたいなエネルギーを感じる表現だなぁって感じていて私は好きな表現です。
「(見返りなど全く考えていませんから)どうか気にしないでくださいね」
みたいな気持ちのこもった表現です。
ci mancherebbe(チ マンケレッベ)はボクもしょっちゅう使うよ。カジュアルにもフォーマルにも使えるからね。
con piacere (コン ピアチェーレ)
con piacere(コン ピアチェーレ)は英語のwith pleasureの意味の言葉です。
「いえいえ~喜んでやってますから~♪」「あなたのために出来て嬉しいです」みたいな感覚な言い回しです。
Volentieri(ボレンティエリ)
Volentieri(ボレンティエリ)は快く、みずから進んで、喜んで、みたいな意味です。
何か頼まれたときにOK♪みたいな返事としても使えるし、ありがとうって言われた後に「喜んでやってるから気にしないで♪Volentieri(ボレンティエリ)」な感じで良く使われています。
私これ、良く使います
non c’è di che(ノン チェ ディケ)
non c’è di che(ノン チェ ディケ)は
「些細なことですから~そんな感謝されるような事してませんから♡」
ってな感じな言い回しで日常の小さな事への感謝を頂いた時に使える自然な表現でイタリア人は良く使っています。
altrettanto(アルトレタント)
altrettanto(アルトレタント)もイタリア人はかなり色んな場面で使っています。
英語で言うとas much的な感じの意味で同量とか同様に、同じぐらいの/に、みたいな感じです。
「ありがとう!お仕事頑張ってね♪(Grazie!Buon lavoro)」「あなたも!(altrettanto)」みたいな感じです
figurati (フィグーラティ)/ si figuri (シ フィグーリ)
figurati(フィグーラティ)も良く使われています。
これは否定形の質問の答えに、「まさか~!何言っちゃってんの!全然オッケーだよ~」「も~お礼なんていらないよ~」的な感覚です。
フォーマルな言い方だと 「si figuri(シ フィグーリ)」になるよ
si immagini(シ イマージニ)
si immagini(シ イマージニ)もフォーマルな表現で「いえいえ、とんでもないですよ~感謝されるような事はしていませんから」のような感覚な言い回しです。
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まとめ
流石イタリア!言い回しが色々ありますよね。
私的には「pregoブレーゴ」より他の言い回しの方が日本語の「いえいえ!全然!」に近いニュアンスだと感じています。
特に軽い事に対しての返答として軽やかに返せるとコミュニケーションが楽しくなりますよね。
私は「喜んでもらえて嬉しい♪(Sono contento/a)」もその後に必ず伝えます。
楽しいイタリア語会話のお手伝いになったらボク嬉しいな♪