サルデーニャ島のパスタ「フレーグラ」の伝統レシピ

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イタリアサルデーニャ島のパスタ フレーグラ伝統レシピ 伝統料理

サルデーニャ島の伝統パスタの一つに「フレーグラ/fregula」と言うお米の様なつぶつぶパスタがあります。

どんなパスタなのか?

今回はサルデーニャ島での定番な食べ方【あさりのフレーグラ】のレシピと一緒にご紹介しますね。

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サルデーニャ島のパスタ フレーグラ(フレーゴラ)とは

調理前のフレーグラ
こんな感じのつぶつぶです

フレーグラは写真のようなつぶつぶパスタなんですが、お茶漬けの元に入っているカリカリしているやつに似ていますね。笑

フレーグラにについてご紹介します。

サルデーニャ語ではフレーグラ・イタリア語だとフレーゴラ。どちらも正解です。

名前の由来

MesulunaさんのYouTubeが見事な手さばきなのでご覧ください

フレーグラの名前の由来はラテン語の「こする」と言う意味のficareと言う言葉から名付けられています。

なぜなら作り方がセモリナ粉にお水を少~しづづ加えながら、陶器の中で軽い手つきでワシャワシャこすり合わせるからなんです。

塩を少し加えたぬるま湯や卵やサフランを加えたお水で作る方もいます。

繰り返していると段々と小さなつぶつぶ状になっていくのですが、大きさは小粒の物で直径2-3mm、中粒の物で直径4-5mmほどで、調理したあとはそこから一回り大きくなるような感じです。

どちらもそれぞれ食感の良さがあるのでお好みで選ぶと良いです。

つぶつぶ加減で似た感じのものに「クスクス」がありますが、クスクスは更に細かい感じです。

ちなみにクスクスもイタリアでは良く食べられています。

左がクスクス 右がフレーグラ
左がクスクス 右がフレーグラ

このブランド⇩のフレーグラを我が家でも良く買いますが日本でも手に入ります。

フレーグラを調理する時の注意点 

あさりとアスパラガスのフレーグラ
レストランで食べた あさりとアスパラガスのフレーグラ

通常パスタを調理する時はパスタのみを茹で、別で作ったソースとと混ぜ合わせますよね。

フレーグラはその方法でやると失敗します・・・。私は初めて作った時、それを知らずに別に茹でドロドロになり失敗しました。

ソースの中にフレーグラを入れつつ仕上げていってくださいね。

サルデーニャ島の定番!【あさりとボッタルガのフレーグラ】作り方

サルデーニャ島伝統パスタあさりとボッタルガのフレーグラのレシピ
あさりとボッタルガのフレーグラ パーネカラサウが添えられています

サルデーニャ島の定番とも言えるレシピ【あさりとボッタルガのフレーグラ】作り方をご紹介します。

サルデーニャ島のボッタルガ(からすみ)はマイルドな味で、パウダータイプの物は最後に振りかけるだけで絶品級になりますので持っていると便利ですよ。

日本人は大好きな人が殆どだと思いますし、ご飯に振りかけても美味しいです。

サルデーニャ島 名産ボッタルガ 現地の食べ方

材料(4人分)

フレゴラ 250g
あさり 1kg
皮をむいたトマト 150g(トマト缶でもok)
白ワイン 50g
にんにく 2かけ

好みで黒こしょう
パセリのみじん切り
エクストラバージン オリーブ オイル

作り方

①あさりを約2時間塩水につけて砂取りをして水を切っておく
➁鍋にオリーブオイルを入れニンニク1かけ、あさりを入れ、白ワインを加える蓋をして強火で約5分ほど熱する。
③あさりが開いて良い状態になったらザルを入れたボールにあさりを入れる(このときのスープを使いますので捨てないでください)
④フライパンにオリーブオイル、ニンニク1かけをいれ風味をオイルに移したら取り除く
⑤つぶしたトマトを入れれ少し熱したらフレーグラを入れ馴染ませながら熱する。
➅あさりから出たスープをお玉2杯分ほど加えてかき混ぜながら馴染ませていく。塩コショウも加える。
⑦フレーグラの硬さ加減を見ながらあさりスープを更に加えかき混ぜながら馴染ませていく
⑧フレーグラの加減がお好みの硬さになる直前にあさりを加え混ぜながら馴染ませる。
⑨お皿に盛り付けたらボッタルガを散らして、お好みでパセリをちらして完成♡

日本でも手に入る!珍しいイタリア野菜7種類

まとめ

つぶつぶ食感が美味しくて何度も食べたくなるフレーグラ。サルデーニャ島のレストランのメニューに殆どありますので訪れた際には味わってみてくださいね。

日本でもフレーグラは手に入りますし、「別茹でしない」という注意点を守れば簡単です。

つぶつぶ食感が良い感じでお洒落に仕上がるので、ボッタルガと合わせてぜひ作ってみてくださいね!

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