不機嫌なパートナーと一緒にいるのは、とても辛いでよね。
国際結婚でパートナーの国に住んでいると、不機嫌な態度を受けても逃げ場がない場合もあります。
接し方を間違えるとモラハラ度が加速する場合もあるので注意が必要。
そこで今回は国際結婚のパートナーが不機嫌な時の接し方をお伝えします。
機嫌の悪さを表に出すのは精神的に未熟なことかもしれません。
けれど、誰しも好んで機嫌が悪い状態でいる訳では無く、満たされない何かを満たしたくて精一杯なのかもしれません。
国際結婚のモラハラ問題 パートナーが不機嫌な時の接し方

パートナーが不機嫌な時の接し方の前に、
不機嫌なパートナーを目の前にしてやってはいけない事は以下の2つです。
・弱気な態度を見せる
・強気な態度を見せる
不機嫌をぶつけてくるパートナーは劣等感を抱えており、相手より上に立とうと一生懸命な場合もあります。
強気な態度や弱気な態度を取ることで、パートナーの上か下になってはいけません。
上と下の関係は競争の関係です。
ですが、結婚相手は競争相手ではなく同じチームの一員だと思うんです。
国際結婚したパートナーと良好な関係を築きたい場合に有効な接し方をお伝えしますね。
パートナーの機嫌を取ってはダメ!取るのは自分の機嫌のみ
パートナーの機嫌の悪いと、つい「あれ、私なにかしたかな・・・」なんて思いがちだった以前の私・・・。
私と同じ感じの方も、少なくないかと思います。
気になってしまうと、夫の顔色を伺う感じの接し方をしてしまいがちですが、機嫌を取ろうとしては絶対にダメです!
機嫌が悪いのは、いかなる理由だとしても100%本人の責任です。
不快な感情をつくりあげて機嫌を悪くしているのはその人自身ですからね。
機嫌の悪い人はかまってほしい(機嫌を取って欲しい)わけですが、リクエストに応えるとエスカレートしていきます。(モラハラ気質なパートナーが育って行きます)
子供なら可愛いですが大人は困りますよね。
そんなときにすることは、パートナーの機嫌を取ることではなく、「自分自身の機嫌を取ること!」これに限ります。
機嫌が悪い人につられてこちらも嫌な感情を持たないよう、相手は関係なし!自分の機嫌をとることに集中すると良いですよ。
とはいえ、不機嫌なエネルギーって重たいので、軽やかな気分になるのは難しいです。
自分自身の機嫌を取ることに集中するといっても、上機嫌になることを目指すと、ムリがはいるので平常心を保つ感じにすると良いですよ。
自分の機嫌を取ると言うのは「同じ土俵に立たない」ということです。
不機嫌な人は、難癖をつけてくるときがあります。
例えば、我が家だと夫が不機嫌なとき些細なことに「○○しないで!怒」「○○って言ったよね?怒」など、指摘してきます。
いつもなら言わない事を色々と言ってくるので、ムカッときますが、そこで自分の機嫌を取ります。
ムカっとする代わりに「あ、そっか!教えてくれてありがとう♪」と軽やかな自分でスルー。
スルーされ続けると、かまってもらえないので諦める形になり不機嫌が終わるのが早くなりますよ。
機嫌の悪さは嵐のようなもの
不機嫌は嵐のような物で、長く続けることは難しいです。
自分が機嫌が悪いときのことを思い返すとわかりますが、不機嫌状態って辛くないですか?
嫌な気分で心の中がいっぱいなとき、どうにかしたくなると思います。
例えば、
・誰かに愚痴を聞いてもらう
・美味しい物を食べる
・お酒を飲む
・歌を歌う
・寝る
といった感じで、不機嫌を晴らそうと必死になりますよね。
ちなみに私は、イライラと機嫌が悪くなった時は、ひたすら歩きに行きます。
3キロぐらい文句をブツブツ言いながら歩くのですが、そのころ自分の思いを自分自身が受け入れスッキリしてくるんです。
そこから折り返して帰りの3キロは、相手の立場から物を考えたり事情などを受け入れられる自分になれて返ってこれます。
3キロ(自分の膿だし+自分自身を承認)+3キロ(相手の立場で感じてみる+相手を承認)と言った感じで6キロぐらい歩くと思考と感情がスッキリするのでオススメですよ。
私の場合はそれで、不機嫌の嵐は過ぎ去ります。
10キロは長い場合、2キロ+2キロなどで、やってみてくださいね。
不機嫌なパートナーも、きっと自分の機嫌をなおそうと必死なずです。
嵐の日って、嵐をどうにかしようと頑張ったりしませんし、家でじっとして過ぎ去るのを待ちますよね。
その感じで、パートナーの不機嫌も見守って過ぎざるのを待つと良いですよ。
機嫌が悪いことは悪!悪に加担しない
機嫌が悪いことは悪です!
・不機嫌は、その人自身がつらい
・一緒にいる相手もつらい
・楽しくない
・不運なことを引き寄せる
・魅力的ではない
・子供っぽい
・人としての評判がさがる
いいことひとつもないです。(あ!1つだけ、いいことがあるので後で書きます)
パートナーの不機嫌につられて自分も不機嫌になることは「悪に加担すること」になります。(笑)
悪に加担すれば、悪のパワーが広がります。
2人の間はさらに不機嫌な空気が広がり、さらに不機嫌パワーが強力になってしまうのは避けたいですね。
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ちょっと、話がずれてすまうのですが、
不機嫌になることで、1つだけ良いことがあると思うのは、自分の中の痛みのタネを見ることが出来る点です。
どういうことかというと、
最初に書いたように、私はパートナーが不機嫌でいると「私が何かしたかな・・・」と思いがちでした。
例えば、お店の店員さんが機嫌が悪かったとして、感じが悪い店員さん・・・と思うことはあっても「店員さんの機嫌が悪いのは私のせいかな」とは思いません。
でも、パートナーの不機嫌には私のせい?と感じてしまうのは、相手の反応を自分と結び付けているから思うわけですよね。
私のなかに、「きっと私が○○だから嫌な気持ちにさせたのかも」とか「昨日の○○がいけなかったのかな」など、何かしら自分が自分を認めていない点があるから、そう感じるわけです。
それを洗い出せるのはパートナーの不機嫌があってこそのことなので、良いことかなと思います。
自分の中の痛みのタネは自分が自分に対してダメ出ししている部分です。
そこを良い点悪い、という見方以外で見れるようになってくると、パートナーの不機嫌に対して自分とすぐに結び付けることは少なくなってきますよ。
パートナーの不機嫌を尊重する
私は、夫が不機嫌なとき、「早く機嫌直せばいいのに・・・」とイライラしながら思っていました。
でも、思ったんです。
もし、自分が不機嫌なとき相手から「早く不機嫌なの直しなよ」と言われたらムカつくよな・・・と。
結局、私は夫に不機嫌でいられると自分が嫌だから早く機嫌を直して欲しいだけなのかも・・・と。
先ほども書きましたが、不機嫌でいるのは本人も辛いこと。
なので、その状態でいるパートナーを尊重する自分の在り方でいると楽ですよ。
私は夫が不機嫌な時、「そんな時もあるよねぇ・・・・」とつぶやいています。
これは、自分自身が不機嫌な時も同じです。
早く機嫌を直さなくちゃ!など思う必要はないです。
自分自身を尊重して、自然に不機嫌が自分の中から和らいでいくのを見守ってあげると良いですよ。
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まとめ
パートナーが不機嫌な時の接し方をまとめていきます。
・パートナーの機嫌を取ってはダメ、取るのは自分の機嫌のみ!
・不機嫌は嵐のようなもの、過ぎ去るのをジッと待つ
・不機嫌は悪、悪に加担しない!
・不機嫌な状態のパートナーを尊重する
とはいっても不機嫌イライラMaxなパートナーを目の前にして、そんな観音様のようになれない場合もありますよね。(笑)
特に、色々と難癖(文句)や人を落とすようなことを言ってくるタイプだと、同じ土俵に乗る羽目になる場合も。
そんなときもあります!
気が付いたところから、また再チャレンジ!という感じで、接し方の練習をしていくと良いですよ。
相手は相手!私は私!と考え、自分の機嫌を取ることに集中です。(軽やかに相手の不機嫌をスルー)
私は不機嫌に加担してしまいそうになるとき、
夫は敵ではなく私達はチームの一員だよね!ということを自分のなかに確認するようにしています。
自分の感じた感情をまず認めてあげると、不機嫌なパートナーのことも優しい気持ちで見守ることができますよ。
(出来ない時は仕方がありません!笑 それで、オッケー♡笑って美味しい物を食べましょう!)
自分の現実は自分で創ろう♪という感じで、気にせず1人で楽しくするのが一番です!