イタリアの結婚披露宴が自由すぎる! 日本との文化の違い

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イタリアの披露宴はどんな感じ? 生活
しらたまちゃん
しらたまちゃん

イタリアの結婚披露宴ってどんな感じかな?

イタリアの結婚披露宴はかなり日本と違います。

●日本の披露宴→新郎新婦に注目して一体となってお祝いし感動を味わう感じ。

●イタリアの披露宴→その場を個々に楽しみ、それぞれ自由に新郎新婦をお祝いしている感じ。

今回はイタリアで体験した披露宴の様子をお伝えします。

日本でもそうであるように結婚披露宴といっても個々によって色んなスタイルがあるとは思います。

日本とは文化や風習って違うと感じたイタリアの披露宴の様子をお伝えしますね。

結婚式については別記事⇩を読んで見てくださいね。

イタリアの結婚式の様子 参列時の服装 ご祝儀など

この記事を書いた人
モカちーの

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・2015年から国際結婚によりイタリア(サルデーニャ島)在住
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イタリアの結婚披露宴の様子

イタリアの結婚披露宴の様子をご紹介して行きますね。

披露宴会場へ車での移動が賑やか

クラクション鳴らしまくってストレス発散! 笑

イタリアはキリスト教信者として教会で結婚のセレモニーをしたあと、レストランなどの披露宴会場に移動します。

移動の際、各ゲストは車のアンテナの部分やサイドミラーなどにリボンをつけ、連なって会場に移動するのですが、その際にクラクションを皆で鳴らしながら走ります。

「プッツップーー」って鳴らしたり

「プー------」って思いっきり鳴らしたり

「プッププのプー---」って鳴らしたり。

居合わせた関係ない車の人も「プップププ~!!」と辺り一面賑やかです。笑

会場がかなり遠い場合もあるのですが、まあクラクションで一体感を感じながらお祝いムードを高め道中を楽しむと言った感じですかね。

まずアペリティーボから

アペリティーボ

披露宴会場に到着したらまずはアペリティーボ(食前酒)。

披露宴会場はお庭のあるレストランやホテル、古城や歴史的な建物で行われる場合が多いようですが、大体お外でアペリティーボを楽しみます。

飲み物だけでなく色々とおつまみ(前菜)もあるのですが気を付けて食べないと、もうこれだけでお腹いっぱいになってしまいます。

サルデーニャのサラミやペコリーノチーズ

私がイタリアで結婚披露宴に始めて参加した時、このアペリティーボタイムがやけに長いので

「長すぎじゃない?」

と思ったのですが、

皆にアペリティーボを楽しんでもらっている間に新郎新婦は婚礼写真を撮りに行ってる、と教えてもらいました。

日本のお式でも当日に婚礼写真を撮ったりしますが、式場内で効率よく時間配分して行いますよね。

でもイタリアは(結婚式だけでなく全てにおいてかもしれませんが)良くも悪くも効率とか考えていないんじゃな・・・と感じました。

シーフードのフリット

座る場所などが用意されていれば良いですがアペリティーボタイムは立ったままな事も多いです。

ハイヒールだと結構疲れるので、靴は考えて選んだ方が良いかもしれません。
(この写真の時は芝生だったのでハイヒール脱ぎました。笑)

新郎新婦が写真撮影から戻ると披露宴が始まります。

披露宴は室内だったり、プールサイドや海を目の前にテラスやお庭など外の場合もあります。

イタリアの披露宴は司会者/進行役がいない・・・

日本ととっても違うな~っと感じたのは司会者などの進行役がいない事です。

進行を取り仕切る人がいないので皆が席についたら飲み物やお料理が運ばれてきて、なんとなく会食が始まります。

新郎新婦のご入場~♪拍手~パチパチパチ~♪も、何となく。

始めの「乾杯~♪」も何となく。

司会者/進行役が取りまとめて会場が一体となってする感じではなく、各テーブルや自分の近くの人でする感じです。(誰かが発言しがてら皆で乾杯♪って運びになる場合はあります)

もう、本当に普通にご飯を食べに来た感じです。笑

座席は円卓では無い

披露宴会場のテーブル
ずらーっと長いテーブル

お席は決められていている場合が多いので入り口などに貼ってある席次表を見ながら自分のお席へ。

日本の披露宴って円卓が多いかな?と思うのですが、
私が参加したイタリアの披露宴はどれもズラ~っと長いテーブルでした。

端っこどうしはめちゃくちゃ遠いです。

ご飯も運ばれた方から自由に食べ始めているし、各自楽しむ感じで

「あれ?・・・なんか普通にご飯食べに来ただけみたい・・・」

と感じました。

招待客が多すぎて新郎新婦がどこに座っているのか分からなかったこともあります。笑

新郎新婦の様子

喜びと幸せが溢れる素敵なダンスでした♡

そんな感じで各テーブルが自由にごちそうを楽しんでいるわけですが、
そこに新郎新婦がまわって来て一緒に写真を撮ったりします。

そこは日本と同じ感じですね。

新郎新婦のお色直しはなくウエディングドレスのまま。
(お色直しがある場合もあるのかもしれませんが私が参加したお式はどれもありませんでした)

新郎新婦からのゲストへの挨拶スピーチも無いです。

というか、ある場合もあるんですが、なにせ司会進行役がいないのでプログラムとして組まれていて発言する感じではなく、話したくなったら話す、みたいな印象です。

でも、それって本質な感じでいいなって感じました。

ファーストダンスと言って新郎新婦による甘いダンスがあります。

イタリアの披露宴ゲストの人数は日本より多い

招待客の人数が日本より沢山な場合が多いかな?っと個人的に感じました。

まったく私の個人的な感覚ですが日本だと70人から100人ぐらいが一般的かと思うのですが、それに対してイタリアで参加した披露宴は少なくても150人はいる感じでした。 

祝辞や出し物

このノリに中々付いていけない私・・・・(;^ω^)

日本だと新郎新婦の今日に至るまでの歩みが紹介されたり、上司や友人からの祝辞や出し物があったりするかと思いますが・・・

ありません!笑 自由! 

新郎新婦に質問をして二人の答えが合わないとワインを飲まされるとか、ちょっとしたゲームのようなものはありますが披露宴全体の進行役が居る訳ではないので、一部分で行われている感じ。

皆で楽しもう!という感じではないのです。

写真の様に新郎新婦を先頭にみんなで列車の様につながってダンスをするのは恒例の様です。

披露宴の間中、本当に自由な感じです。

席を外してたばこを吸いに行ってそのまま全然戻ってこない人。

ひたすら食べてる人。

ひたすら近くの少人数でなごんでる人。

なんだかあんまり披露宴を意識していないような空気感・・・笑

日本と全く感覚の違う空間です。

イタリアの披露宴のケーキカット

ケーキカットの様子
このようなタイプのケーキより大きく平べったいケーキのほうが多いかも
ケーキカット
ケーキカットの瞬間をみんなで撮影

ケーキカットはあります。

でも日本だと進行役が、ケーキカットの時間です!注目~!!「ウエディングケーキご入刀~♡」って感じで進めるので注目が集まるかと思いますが、しつこいようですが進行役がいないので(笑)

良く見てないとケーキカットが始まってたりして見落としちゃったりも。

ですがまあ、みんな集まって写真をパシャパシャ、おめでと~♪ともりあがる瞬間です。

感動して泣いている人がいない

日本の披露宴は感動の涙を誘う演出が色々ありますし、披露宴に涙が付き物な感覚がありますよね。

イタリアは演出が無いから、というのもあるかもしれないですが、とにかく皆泣いてないです。

感動して泣きながら喜んでる感じではなく、カラッと喜んでる感じです。

私は1度夫のいとこの披露宴でめちゃめちゃ感動してしまい、
新郎のお母さんと話した際に良かったですね!と涙してしまったのですが、

1人で泣いてて恥ずかしい思いをしました。

日本の披露宴の花嫁の手紙とかイタリア人はどう感じるのかな。笑

イタリアの披露宴の引き出物

ボンボニエラ
日本の引き出物の感覚と全く違います

引き出物も日本の様に豪華な物はないです。

ボンボニエラと呼ばれる砂糖菓子入りの入れ物だったり、
ボンボニエラの代わりにジャムとかキャンドルだったりです。

カップルで参加だったら2人に1つ、みたいな感じ。

帰りがけに来てくれてありがとうのちょっとした心づけとしてある形です。

時間がめちゃくちゃ長い・・・

日本だと披露宴の時間って2時間とか3時間な感じが多いと思いますが、イタリアはとにかく長いです。

先日出席した披露宴はアペリティーボだけで2時間。

おーい・・・と思っちゃいました。(新郎新婦スミマセン・・・)

披露宴もとにかく長い・・・私の体験は南イタリアの体験のみですが、
北イタリアより南イタリアの方が長い!という話も聞きます。

お昼の披露宴は夜まで続くし、夜の披露宴は朝まで続く場も・・・・。

というか、終わりの挨拶とかはなく、自由解散な訳です。

でもイタリアの良いと思う所は先に帰ろうが全く誰も気にしていない自由な所です。

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まとめ

日本の場合、結婚式までの道のりにあんなこと、こんなこと、あったけど良かった♡良かった♡と泣きながら感動しますよね。

日本人は皆で感動するのが好きなんですかね。笑

それで育ってきたのでイタリアの結婚披露宴の自由な感じに物足りなさを感じたりもします。

でも、かしこまらず自分の状態で新郎新婦へのおめでとうの気持ちを表せるイタリアの結婚披露宴も素敵だなって思いました。

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