国際恋愛・国際結婚には色々な壁がありますがそのうちの一つは言葉の壁と言われています。
言葉が通じないと伝えたい事が伝えられずストレスになりますよね。
私の経験から思うのは国際恋愛がうまく行かなかったり、国際結婚の離婚原因に言葉の壁は関係ないと思います。
この記事では、
- 国際恋愛・国際結婚 が上手くいかないのは言葉の壁なのか?
- 国際恋愛・国際結婚 言葉より大切なこと
について思う事をお伝えします。
・国際恋愛や国際結婚で言葉の壁に限界を感じている
・外国人パートナーに対して言葉があまり上手ではないからお付き合いに不安がある
なんて方は読んでみてください。
国際恋愛・国際結婚が上手くいかない原因は言葉の壁?
言葉の壁があるとこんな時に上手く行かないですよ!と一般的に言われている場面で見て行きましょう。
相手の言語をまったく習得しようとしない
国際恋愛や国際結婚が上手くいかないのは、言葉の壁ではない!と最初にお伝えしましたが、相手の言語をまったく習得しようとしないのは問題があります。
人間は言葉を通して理解し合っています。
相手の言語をまったく習得しようとしないのは、相手を理解したい気持ちが少ない表れでもあると思うんです。
それに、一緒に歩んでいくパートナーにしたいのなら、相手の言葉を練習する事はした方が良いです。
なぜかと言うと、その方が自分が楽しく生きれるからです。
言葉が上手でないから、とコンプレックスがあるとつまらなくなるのは自分自身です。
パートナーと上手くいくために言葉の練習をするというより、自分が自分の人生を楽しむために語学練習することは大切だと思います。
イタリア語を上達したい方はAIとの会話レッスンがオススメですよ。
・好きな時に手軽に会話練習ができる
・ AIが語学レベルを判断して、合ったトピックを選んで話しかけてくれる
・ 自由形式での会話練習により会話力が上がる
・AIだから間違えても恥ずかしくない
・理解力がアップして自信がつく
・1日15分の短いレッスンだから続けやすい
イタリア語のセンスが素早く身につくので会話が楽しくなりますよ!
まずは15日間の無料トライアルで、1日15分のレッスンを始めてみませんか?

\15日間の無料トライアルを試して見よう/
トライアルの後で自動で課金されないから安心
【Saga Baldoriaの詳細だけ見る 】
コミュニケーションがすれ違う
相手の言語が上手く話せないとコミュニケーションがすれ違い、そこから溝が出来て行くことが一般的に言われています。
言いたい事が上手く表現できない事は確かにストレスになりますよね。
1つの言葉にも色々な意味があるので、その言葉に使っているニュアンスの解釈が違うと伝えたい意味で伝わらずミスコミュニケーションになることはあると思います。
ですが思うのは、言葉が完璧に伝わる日本人同士でも「私の気持ちを全然わかってくれない!」とか、ありますよね。
日本人同士でも日本語の定義やニュアンスが違う場合が多々あるので、コミュニケーションがすれ違うのは言葉の壁のせいではないと思うのです。
日本には察する文化があるので、言葉で伝えていない状態で「察して欲しい・察してくれない」と不満に思う場合もありますよね。
それは、まず伝えることをしなければ伝わらないとは思います。
ですが!伝えてばかり…も問題が出てきます。
お互いの解って欲しい気持ちがぶつかり合うときに喧嘩になると思うんです。
喧嘩をするときは、自分を守るために過剰な言葉を使ってしまう時があります。
言葉が達者であるが故に、過剰な事を言いすぎてしまい余計パートナーと分かり合えなくなるケースもあります。
私はイタリア語が今より話せなかった時、上手く言葉で伝えられなかった分グッと飲み込む形になり
それが余計な一言にならず幸いとなった経験が何度かあります。
喧嘩は売り言葉に買い言葉でエスカレートし、思っても無い方向へ行きやすいですよね。
言葉で伝えたとしてもそれをパートナーが理解するか?しないか?と、言うのは別な話なわけです。
私の話しですが、このあいだ間違えて反対の意味のイタリア語で伝えていたことがありました。
後から自分で気が付いて「意味が逆だったよね?」と、言ったんです。
そしたら夫は「うん、間違ってたけど言いたいことは分かったから」ですって。笑
これは極端ですが、良い状態の時のコミュニケーションって、こんな感じでも伝わっちゃうよね~と、思います。
ですが、悪い状態の時のコミュニケーションはイタリア語が正しかったとしても、その言葉に乗っている意味でない思いとして伝わる事があるんです。
・発する方がひねくれている時は、ひねくれた形で伝わる
・受けとる方がひねくれてる時も、ひねくれて受け取られてしまう
コミュニケーションがうまく行かない時は、「お互いの関係性・お互いの状態」によることが多いです。
だから、言葉の壁の問題ではないと感じます。
さらに性格の違いによって同じことを言われても受け取り方は変ってきます。
イタリア語でも日本語でもコミュニケーション(伝え方)のポイントは同じです。
私は、伝え方の違いを習う講座(伝え方ラボ)を受けてみたのですが、目から鱗なことが色々ありました。
というか、講座を受けて何よりも自分に対しての気づきも沢山ありました。
夫との関係も、この講座を受けた事で更に改善したのでオススメしますよ!
気になる方は、別記事を参考にして下さいね。
国際結婚でパートナーを傷つけている6つの言葉!少し変えるだけで関係が良好に
お互いの家族や友達と仲良くなれない
言葉の壁があると、お互いの家族や友達と仲良くなれない…という話もあります。
確かに言葉が理解できれば打ち解けやすいって事はありますよね。
ですが、これも言葉っていうより性格の問題の方が大きいと感じます。
社交的な性格の人は言葉が理解できなくてもガンガン話しかけてきますし、
逆に恥ずかしがり屋さんだと言葉がわかっていても上手く会話ができない人もいます。
仲良くなれたり、打ち解けられるのは、興味のある物が一緒の場合だと思うんです。
日本人同士のカップルでも興味が違えばパートナーの友達や相手も家族と打ち解けられなかったり、
仲良くならない場合ってありますよね。
さらに友達同士でワイワイ盛り上がるのは内輪ネタだったり、背景を知っていないと理解できない事もあります。
そのへんも言葉の壁とは関係ないよね、と思うんです。
ちなみに私達カップルは楽天VIKIで日本のドラマを一緒に見て共通の話題を作っています。
楽天VIKIは無料で見れる動画配信サービスで字幕の言語が豊富です。
私達の場合、音声は日本語にして字幕をイタリア語にしているのですが、共通の話題作り・共通の楽しみに重宝しています。
日本だけでなく韓国・中国・台湾・タイなどアジア圏のドラマが豊富で160ヵ国以上の字幕サービスがありますよ。
楽天VIKIは無料ですが、日本から視聴するにはVPNの接続が必要です。
VPNについては、別記事を参考にして下さいね。
相手に依存的になる
言葉が出来ないと自分で色々出来ないからパートナーに依存する事になる、という話も良く聞きます。
依存って何?と、思う時、それは「相手への感謝がないこと」だと思うんです。
相手の都合を考えないで、自分都合ばかり押し付け、自分の出来ない事や苦手な事をしてもらおう、とする心の在り方だと相手は負担になってきます。
かと言って、依存してはダメ!と思い、苦手な事を自分でやろうとすれば、頑張り過ぎたり辛い感情を持ち、無理が出てくると思うんです。
余裕がなくなってくると、それが相手に共振して楽しい関係でいる事が難しくなってくる場合もあります。
人との関係には適材適所があると思うので、得意な人に任せた方がお互いのために良い場合もあります。
任せてもらうことが、嬉しい場合もありますよね。
ただ、そこには相手を思いやる気持ち、感謝があってこそだよな、と思います
・得意な方がやる!
・やってもらった方は感謝の気持ちと共にその人に任せる
という事が大切だと感じます。
これは日本人同士のカップルでも同じことだと思うんです。
だから言葉の壁とは関係が無いと感じます。
高度な語学力が必要?
「高度な語学力」というのは、どこまでの事を言うのかにもよりますが、「パートナーは競争相手ではない」と思うんです。
多くのカップルが安らぎや安心、そして前向きな気持ちや楽しい気分を感じれる相手と一緒に居たいと感じるのではないでしょうか。
相手が難しい知識を必要とする仕事だからと言って、自分もそれを理解できなければいけない、なんて事はないです。
自分も同じジャンルの難しい事が好きで学んでいてパートナーと話が合う!なんて場合はあるかもしれません。
ですが相手に合わせてそれを理解できる語学力ならなければ!なんて思ったり、わからない自分に引け目を感じたり、そんな必要は無いです。
日本人同士でもパートナーとライバルになってしまい上手く行かなくなってるカップルっていますよね。
だからこれも言葉の壁って問題ではないと思うんです。
国際恋愛・国際結婚に必要なのは、言葉以外の会話
私はイタリアに住み始めたばかりの頃全然イタリア語がわかりませんでしたが、言葉がわからなくても言葉以外の部分から伝わった経験を沢山しました。
それで、会話って言葉より他の部分が大切だな、ということを実感したのです。
どんな事を感じたのかお伝えしますね。
言葉にのっているエネルギー
言葉って声で発したり文字で書いたりして伝えますよね。
そこには必ずエネルギーが乗っています。
「ありがとう」と相手に言われても、この人本当はありがとうって思ってないな、と感じる時とかありませんか?
逆に言葉では「ばかやろう!」って叫んでいても愛からの言葉って感じる時もありますよね。
それは言葉にのっかったエネルギーが伝わっているからです。敏感な方は文字でもそれを感じたりがありますよね。
エネルギーには内回りと外回りがあります。
・内回りのエネルギーとは自分の方を向いている重いエネルギー(自己嫌悪や自分責め・相手責め)
・外回りのエネルギーは相手の方を向いている軽いエネルギー(感謝・自己受容)
こんな感じなんです。
内回りにエネルギーが向いている時は相手に理解して欲しいって気持ちが強くなります。
それは自分で自分を受容できないから相手に理解してもらいその事で自分を認めたいからです。
内回りのエネルギーがのった言葉は重いので相手を刺激してしまい同じく重い気持ちにさせる場合が多いです。
パートナーと上手くいかない時、その原因は自分の中のエネルギーにある、と思います。
何かで自信を失っていたり、何かで自分を責めていたり、相手を責めていたり不満を感じていたり、していませんか。
そういう気持ちがあるとどんなに綺麗な言葉を使っていても、どんなに上手に相手の言語を話していたとしても、そこには内回りのエネルギーがのってしまいそのエネルギーのほうが伝わります。
なので言葉以前の問題になってくると感じています。
目線
目からのエネルギーってすごいです。
言葉を発しなくても目って物語りますよね、嬉しい気持ちも嫌な気持ちも。
相手に不満がある時の目って怖いです。
怒ってる目や、悲しい目をしている人の目って見たくないですよね。
睨めば睨みかえしたくなりますし、優しい目線が届くと同じく優しい目でかえしたくなるものではないでしょうか。
優しい目線の相手には優しい目線で返したくなるのが人間ですよね。
ジェスチャー・姿勢
イタリア人はジェスチャーが大袈裟ですよね?
怒ってる時のジェスチャーがありますよね、あれってイラっときませんか?笑
言葉を何も発していなくってもジェスチャーや姿勢はパートナーに様々な気持ちを与えてしまいます。
イタリア人に負けずとジェスチャーたっぷりに怒りを表して見たり、腕をくんでふんぞり返ったり、顔を覆ったり下を向いたりして悲しさを表したり、・・・
そんな姿勢の全ては相手が悪くて自分は正しいって言うのを無言で表している様な物だと思うのです。
自分を悪者扱いしてくる人と、人は一緒に居たくなくなるものだと思います。
間・空気
間・空気、これらは見えないけど絶大です。
・部屋に入ったらドアを開けた瞬間に変な空気を感じた
・緊迫した空気が漂ってる中、誰かのお腹がグーってなったら皆笑っちゃって空気が変わった
などの経験ありませんか?
ただよってっている空気・放っている空気って言葉を発しなくても何かが伝わりますよね。
それと、間ですが・・・間が悪かったばかりに上手い方向へ行かなくなった、とか逆に間のお陰で上手く行ったって事もありますよね。
間を読むのは相手の状態を理解・尊重しようとする姿勢だと思うのです。
国際恋愛・国際結婚で、言葉より大切な事
ここまで国際恋愛・国際結婚に言葉の壁は関係ないって事と、言葉以外の会話についてお伝えしました。
ここでは言葉より大切な事は何か?についてお伝えしますね。
心の余裕
まずは心の余裕が大切です。
例えばルンルン軽い気分な時って少し嫌な事を言われても笑って流せますよね。
でも、それが出来ない時がありますね。
それは自分の中に余裕が無いからです。
・相手に理解してもらえない
・相手に理解して欲しい
・パートナーが悪い!
・自分は悪くない!
と、思っている時
または
・自分が理解してあげれないせい
・自分が全て悪い
・自分のせいだ
なんて思っている時、
そんな時は心に余裕がなくっていっぱいいっぱいになっています。
確実に色々と頑張り過ぎています。
心の余裕には身体の疲れも関係してくるので、忙しすぎる毎日などを含め自分の中を見直して見てくださいね。
いっぱいになった心は余裕(スペース)を作る事が必要です。
それにはまず吐き出すことが大切ですが1人で吐き出すのって中々難しいので、
そんな時は信頼できる友人、若しくはカウンセリングサービスなどを利用すると良いですよ。
・寄り添って欲しい、ただただ話を聞いて欲しい
・改善できるアドバイスが欲しい
2つのタイプに合わせてカウンセラー・アドバイザーが悩みを解決に導いてくれる「恋ラボ」もオススメですよ。
恋ラボの評判 使い方や料金 どんな恋愛の悩みを解決してくれるの?
自分が先にする
自分が相手に望んでいる事ってありますよね。
そんな時、相手も同じことを望んでいる場合が殆どです。
優しくして欲しい時、相手も優しくして欲しいって感じていますし、理解して欲しい時、相手もアナタに理解して欲しいって感じています。
目線の所でも書きましたが、自分が与えた物が相手からかえってきます。
もし一生懸命に自分の事を理解しようとしてくれる人がいたら、自分もその人の事を理解してあげたいですよね?
どっちが先にそれをするか?それだけです。
でもですね!これはやっぱり自分の心に余裕がないと相手にそれが出来ません。
出来たとしてもそれは心からではなく我慢が入ってしまいますからね。
なので【心の余裕】が必要です。吐き出しを先にしてからにしましょうね。
自分の機嫌は自分でとる!
自分の機嫌は自分でとる!ってことはとても大切です。
心の余裕の所でも書きましたが
パートナーが悪い!自分は悪くない!って思っている時
または
自分が全て悪い・・・自分のせいだ・・・って思って落ち込んでいる時
心の余裕が無いと同時に自分で機嫌が取れなくなっています。機嫌が取れない状態はイライラ・怒りです。
怒りは2次感情なんです。
怒りの下に隠れているのは、
・解って欲しい
・愛して欲しい
・助けて欲しい
といった感情です。
それをまずは自分が自分で理解する事です。
誰かや何かのせいにして愚痴や攻撃的な感情に支配されている時、パートナーに何を言っても何をやってもマイナスです。
人の気持ちを考えすぎたりコレをしてはいけないアレをしなければいけない・・・など我慢をしすぎて自分の機嫌が悪くなっている時もあります。息抜きできる方法でリラックスしてくださいね。
そんな時にも吐き出しは必要ですよ。
まとめ
今回ここで書いた事は日本人同士でも同じですし国際恋愛・国際結婚に限ったことではないです。
だからこそ言葉の壁って関係ないって思うんです。ペットは何も言葉を話しませんが一緒に居たいって思いますよね?パートナーシップも同じことなんじゃないかな?って思うんです。
自分の事ですら理解できていない事って沢山ありますしパートナーを100%理解する事は出来ないと思うのです。
けれど理解したいという気持ちを持つのは大切なこと。
理解するためにはスムーズに伝わる事が大切です。語学と共に伝え方も勉強してみるのも良いですね。
理解して欲しかったら相手に響く言葉で伝える術を学ぼう!