イタリアの飲食店は色々な種類の名称があります。
例えばリストランテ・トラットリア・オステリア・ピッツエリア・エノテカ・タベルナなど。
そこで今回はイタリア レストランの種類・どこで何が食べられるのか?違いをお伝えしますね!
最近は「レストラン・ピッツエリア」なんて両方書いてあるお店もあるので、そのあたりもどんな感覚なのか含めてお伝えします。

タベルナで食べるな!親父ギャグ・・・笑 スミマセン
- イタリアのレストランの種類 どこで何を食べれる?
- リストランテ/ristorante=広い・コースで食事・結婚式の披露宴・高級店な場合も
- ピッツェリア/pizzeria =ピザ専門店
- トラットリア/trattoria=郷土料理を食べながらお酒を楽しむ場所
- タベルナ/taverna=大衆食堂・居酒屋的な存在・トラットリアと似た感じ
- オステリア/osteria=お酒をメインにつまみを楽しむ居酒屋的存在
- エノテカ=ワインバー・ワインとつまみを楽しむ場所
- パニーノテカ/paninoteca=パニーノ専門店
- フォカッチェリア/focaccieria=フォカッチャ専門店
- バール/bar・カフェテリア/caffeteria=アルコールも飲める喫茶店的な感じ
- パスティッチェリア/pasticceria=ケーキ屋さん・お菓子屋さん
- ジェラテリア/=gelateriai=ジェラート屋さん
- イタリアのレストラン ランクや格について
- まとめ
イタリアのレストランの種類 どこで何を食べれる?
イタリア レストランの種類の違い・どこで何を食べれるかをお伝えします。
イタリアに住んでいて思う事を先に書いてしまうと・・・あまりレストランの種類に違いが無くなってきてる・・・と感じています。

昔のほうが違いが明確だった・・・・
リストランテ/ristorante=広い・コースで食事・結婚式の披露宴・高級店な場合も

リストランテは結婚式の披露宴的な事もできる広さがあってコース料理に対応してますよ!って感じのお店が多いので、お店のサイトなどを見ると結婚式用の料理メニューやテーブル配置の写真が掲載されている場合も多いです。
テーブルクロスやナプキンで表現すると布製の物を使っている場合が多い感じです。

前菜からプリモ・セコンド・デザートまで伝統料理を食べる事ができるよ

金額は前菜からデザートまでコースて食べて1人当たり€40~€80ぐらいな感じですが、お腹と相談してプリモのみ、セコンドのみでも注文もできます。

コースで食べなくても大丈夫だよ!
イタリアレストランのマナーについては別記事を読んで見てくださいね。。
ピッツェリア/pizzeria =ピザ専門店

ピッツァはイタリアの国民食なので、週に1度はピッツァを食べている人も多いです。ピッツエリアにも前菜やパスタなどのプリモ、そしてセコンドもお店によってあるのでピザ以外も食べる事ができます。
ピッツエリアのピッツァは1枚€4から€13ぐらいで食べられます。
ピザとピッツァどう違う?食べ方や常識 日本とイタリア8つの違い
トラットリア/trattoria=郷土料理を食べながらお酒を楽しむ場所

トラットリアはリストランテほど広さは無くカジュアルな印象、マンマの味!ワイワイ・ガヤガヤ、アットホーム陽気なイタリア~って感じのイメージです。
テーブルクロスやナプキンで表現するとイタリア感満載の赤と白のチェックのクロスが敷いてあるようなイメージ。


この写真↑のトラットリアはフィレンツェにあるので、もしフィレンツェに行く方はオススメです。
金額的には前菜からプリモ・セコンド、デザートまで食べて1人€35~€50ぐらいな感じが多いです。
リストランテ同様、トラットリアも前菜からプリモ・セコンドと、コースで全部食べなくても大丈夫ですし、シェアして食べたい旨を伝えると小皿を用意してくれたり1人前を2皿にわけて持ってきてくれるお店もあります。
トラットリアは郷土料理を楽しみながら地元のワインを楽しめますし地元の人で賑わっている場所が多いです。
タベルナ/taverna=大衆食堂・居酒屋的な存在・トラットリアと似た感じ

昔の区別だとタベルナは大衆食堂的な存在だったようですが、現在の立ち位置はトラットリアとオステリアと似た感じなので大衆食堂居酒屋といった感じです。
日本でも大衆食堂って安くって美味しい感じですよね。
カジュアルに気取らず美味しい食事とお酒を楽しみたかったら行ってみるとゆったりとした気分を味わえますよ。

裏路地系的なお店もあるよ!そういうの探すのも楽しいね
オステリア/osteria=お酒をメインにつまみを楽しむ居酒屋的存在

オステリアはHospiteってラテン語から来ている名前で昔は宿泊施設も兼ねていたそうです。
タベルナの所でも書きましたがトラットリアとタベルナと似た感じです。
印象としてはオステリアのほうがお酒(ワインやビール)をメインにつまみも食べたい人向けで、日本でいう所の居酒屋的な場所で食べたい方は行ってみると良いですよ。

地元のワインなど豊富にそろえているお店が多いし飲むの好きな方におすすめだよ
エノテカ=ワインバー・ワインとつまみを楽しむ場所

エノテカはワイン専門販売店の一角にあるワインバーな感じです。
色々な地産のワインがずらりと揃っていて店内ではプロシュートやフォルマッジョなどのおつまみと一緒に楽しむ事が出来て価格設定もリーズナブルです。
ワインは試飲的な要素なので飲んで気に入れば購入もできますよ。
食事前のアペリティーボとしてエノテカでワインを味わうと良いですね。

ワイン好きな人は行ってみて!
パニーノテカ/paninoteca=パニーノ専門店


パニーノテカはボリュームたっぷりのパニーノを楽しむお店です。名前が可愛いですよね。笑
日本人がイメージするパニーノって細長いパンにプロシュートやフォルマッジョたっぷりって感じですかね。パニーノテカはそういったパニーノもありますしアメリカっぽいハンバーガー的なサンドなどもあります。

ランチにがっつり食べたい♡
フォカッチェリア/focaccieria=フォカッチャ専門店

フォカッチェリアは、フォカッチャ専門店です。
いろんな具材が乗って焼かれたフォカッチャやフォカッチャの間にお好みの具材をサンドしてくれるお店などがあります。
バール/bar・カフェテリア/caffeteria=アルコールも飲める喫茶店的な感じ


バールやカフェテリアは喫茶店ですね。朝食やアペリティーボ、ちょっと一休みしたい時に便利です。
甘いパンやケーキ、パニーノやサンドイッチもありますしビールやスプリッツなどアルコールもあります。

トイレに行きたくなった時もお茶をしがてら借りれるしバールは強い味方だよ
イタリアの朝食はバールで食べるといいですが、なぜイタリアの朝食は甘い物なのか?知りたい方は別記事を読んで見てくださいね。
アペリティーボってなんぞや?と言う方はコチラ⇩をどうそ。
アぺリティーボって何?レシピは?イタリアの伝統を日本でも楽しもう♪
パスティッチェリア/pasticceria=ケーキ屋さん・お菓子屋さん

パスティッチェリアはケーキ・お菓子屋さんです。バール併設している所もありますのでその場で食べる事も出来ます。
イタリアはミニケーキタイプが沢山あるのですが、誕生日の人がご馳走する文化がイタリアにはあり、このミニケーキを同僚や友達などに振舞ったりするかたも多いです。
ミニケーキは気になるのを少しづつ食べれるので良いですよね~色々試して見てくださいね。

その土地の名産スイーツも是非食べてね!
ジェラテリア/=gelateriai=ジェラート屋さん

ジェラテリアはジェラート屋さんです。
もーね・・・イタリアのジェラートはホント美味しいですからね。私達はレストランなどで食べた後、デザートはそこでは食べないでジェラテリアで食べる場合が多いです。
と言うのはリストランテやトラットリアによってデザートは手作りで無い場合もあるんです。
それだったら・・・・ジェラート屋さんへGO!

2種類とかダブルで味を選んで食べちゃおうか!
ジェラートの注文の仕方については別記事も読んで見てくださいね。
イタリアのレストラン ランクや格について
リストランテが一番高級でトラットリアやオステリアはその下・・・なんてランクや格づけがされている場合もありますが、もし、金額が高い場所が高級とランクづけするのであれば一般的にリストランテと分類されている所が支払う食事代が高くなる場合が多いです。

それぞれお店ごとのコンセプトがあるからどっちがランクが上でどっちがランクが下って事ではないよ!
でもですね、一部の★付きリストランテ以外はリストランテもトラットリアなど他の場所も金額的にそんなに変わらないです。
お店の前にはメニューがある場所も多いですし頼めばメニューを見せてもらえるので気になったら先に見て検討したら大丈夫です。
「レストラン&ピッツエリア」なんて看板に両方書いてある所もあるんです。
そういうお店はレストランの所でご説明したように広さが十分にあって結婚式などにも対応できるメニュー形態もあるけれどリーズナブルなピッツァも提供してますよ~って感じなんです。
まずはがっつり食事メインなのか?飲みメインでつまみたいのか?って所で選ぶと良いですよ。

THE高級!みたいなところは本当に一部だし、そんなに気を張らないで大丈夫なのがイタリアの良い所だよ
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まとめ
イタリアはチェーンのレストランが少ないのでチェーンだらけの日本とホント違うなって思います。
まあ、その分選んだレストランの味に当たりハズレがある場合もあるかもしれませんが滞在中ここで紹介した種類別に制覇してみるのも楽しいですね。
後は、ここであげた以外にも専門店的なお店って存在するんです。
例えばスパゲッティ専門店のスパゲッテリア(Spaghetteria)とかリゾット専門のリゾッテリア(Risotteria)何て言うのもあります。
そういった専門店は掘り下げてるので美味しいかもしれませんが同時に伝統から外れて革新的になってる場合も多いので観光者としてイタリアの良さを味わいたかったら昔ながらの郷土料理を提供しているお店の方が良いのでは?と個人的には思います。
イタリア人って人懐こい人が多いので宿泊先の人でも立ち寄ったバールの店員さんにでも「おすすめのレストランやトラットリア・オステリアなどありますか?」って質問してみると気さくに教えてくれる人が多いですよ♪

Stiamo cercando un ristorante. Dove ci consigli di mangiare?って聞いたらいいよ
★リストランテ=広さが広い・コースで食事・お酒を楽しむ・高級店な場合も
★ピッツェリア=ピザ専門店
★トラットリア=郷土料理を食べながらお酒を楽しむ場所
★タベルナ=大衆食堂的な存在・トラットリアと似た感じ
★オステリア=お酒をメインにつまみを楽しむ居酒屋的存在
★エノテカ=ワインバー・ワインとつまみを楽しむ場所
★パニーノテカ=パニーノ専門店
★フォカッチェリア/focaccieria=フォカッチャ専門店
★バール/カフェテリア=カフェ・アルコールも飲める喫茶店的な感じ
★パスティッチェリア=スイーツショップ・ケーキ屋さん・お菓子屋さん
★ジェラテリア=ジェラート屋さん