サルデーニャ島 カーニバルの揚げ菓子ゼッポレ マンマのレシピ

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サルデーニャ島のカーニバルの揚げ菓子マンマのレシピ サルデーニャ島の伝統料理

イタリアではカーニバルの時期に食べるお菓子が色々あるのですが、その中でモチモチで食べる手が止まらなくなる揚げ菓子(フリテッレ)があります。

名前はzeppole(ゼッポレ)です。

夫のマンマはお菓子作りが大好きなのでレシピを教わりながら一緒に作ってみましたので、今回はサルデーニャ島でカーニバルの時に食べる揚げ菓子zeppole(ゼッポレ) マンマのレシピをご紹介しますね。

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モカちーの

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サルデーニャ島のカーニバルの揚げ菓子 zeppole(ゼッポレ)について

イタリア サルデーニャ島カーニバルの揚げ菓子 ゼッポレ(zeppole)
手作り好きなマンマはカーニバルの時期に2,3回作って皆にお裾分けしています。

カーニバルの時期、パスティチェリア(お菓子屋さん)やバールなどに揚げ菓子が沢山並ぶのですが入り口に「zeppole(ゼッポレ)あります」なんて張り紙がしてある時も。

なんだか日本の「冷やし中華始めました」的な印象を受けて一人で可笑しくなる私です。

特徴をご紹介しますね。

カーニバルの揚げ菓子の呼び名は色々

カーニバルの揚げ菓子はフリテッレ(fritelle)と呼んだりゼッポレ(zeppole)、ジッポレ(zippole)、など呼び方が地域によって違います。

サルデーニャ語(サルド)だとジップアス(zippulas)と呼ばれていたり呼び方は地域によって色々です。

この記事ではゼッポレで統一して書いていきますね、

ゼッポレ(zeppole) 味の特徴

我が家の庭のオレンジ
我が家の庭のオレンジとレモンで作ります。

柔らかくてモチモチな揚げ菓子ですが特徴はサフランとオレンジ、レモンの柑橘系の風味がほのかに感じる所です。

じゃがいもが入ったレシピもありレシピは各マンマによって色々です。

ゼッポレ(zeppole) 形の特徴

イタリア サルデーニャ島カーニバルの揚げ菓子 ゼッポレ(zeppole)
渦巻状のタイプもあります。

形も色々で絞り袋やペットボトルなどに生地をいれ渦巻状にしながら揚げる方法や、今回我が家のマンマのレシピの様に手で形を付け揚げる場合など、その辺も地域やマンマによって違う感じです。

サルデーニャ島のカーニバル【La Sartiglia/サルティリア】行き方 見どころ 見学ポイント

サルデーニャ島カーニバルの揚げ菓子 ゼッポレ(zeppole) 作り方

我が家のマンマのレシピでゼッポレの作り方をご紹介しますね。発酵時間が結構かかるので半日がかりのお菓子作りとなります。

私のインスタに動画をのせた物がコチラ⇩

材料

イタリア サルデーニャ島カーニバルの揚げ菓子 ゼッポレ(zeppole)の材料
材料~

小麦粉 1キロ
少し温めた牛乳 200ccぐらい
ベーキングパウダー 2袋(1袋16g入りなので約32g)
重曹 少々
バニラエッセンス 少々
塩 少々

A卵 4つ

Bオレンジの皮(2個分)
Bレモンの皮(2個分)

Cオレンジを絞ったもの(オレンジジュース)400mlぐらい
Cリキュール(アルケルメス) お好み(マンマはかなり入れてました)
Cサフラン 少々

Dイーストを溶かすための少し温めた牛乳 200cc
D生イースト 50g
D砂糖 小さじ1

揚げ油(ひまわり油かピーナツ油)

サルデーニャ島伝統のテラコッタの容器
サルデーニャ島伝統のsa sciveddaと呼ばれるテラコッタの容器

サルデーニャのお菓子 パパシーニ マンマのレシピ

作り方

★事前準備


Aオレンジとレモンの皮をすりおろしておく(白い部分の手前の色の付いている部分)
B卵黄と卵白を混ぜておき卵白は軽く泡立てておく
C軽く温めた牛乳に生イーストと砂糖を入れ溶かしておく
Dオレンジを絞ってジュースにして、そこにサフランとアルケルメスを混ぜておく

赤いのはサフラン この後アルケルメスを入れました
赤いのはサフラン この後アルケルメスを入れました。

★手順


① 器に振るった小麦粉、ベーキングパウダー、重曹を入れ、塩、バニラエッセンスも入れ混ぜ合わせます。
そして分けておいた卵黄4つをいれます。(今回は手ごねでは無く機械を使ったのでミキサーの中で作業しました)

小麦粉に卵黄4つとベーキングパウダー、重曹、塩、バニラを入れました。

② 牛乳を4,5回にわけ少しずつ加えながらその都度混ぜ合わせていきます。(粉に牛乳を吸収させていく感じ)

ラテを少しづつ加えていきます。

③ Aのすりおろしたオレンジとレモンの皮を入れ混ぜ合わせます。

オレンジとレモンは我が家の庭の物
オレンジとレモンは我が家の庭の物

④ Bの軽く泡立てた卵白を数回にわけて加えていきます。

少し泡立てた卵白を数回少しづつ混ぜ合わせていきます。

⑤ Cの温めた牛乳に生イーストと砂糖が溶けた物を4、5回に分けながら少しずつ加えてその都度混ぜ合わせます。

ラテに生イーストとお砂糖入り
少しづつ、少しづつ足して混ぜ合わせていきます。

⑥ Dのオレンジジュースを少しづつ加えていきます。が!全部は入れません。生地の様子を見ながらなのでどれぐらいか難しいのですが大体200mlぐらい。

様子を見ながら少しづづ加えていきます。(残りは後で揚げる作業の時に使います)

アルケルメスも入れたのでオレンジ色が赤くなりました
アルケルメスも入れたのでオレンジ色が赤くなりました

⑦ 30分ぐらいミキサーで捏ねます。

マンマのマンマから代々使われている機械だそう。
生地コネコネ 手捏ねだと1時間ぐらい捏ねるそうです。
マンマ曰く周りに付いたクレマを何回も捏ねる事でモチモチに仕上がるそうです。

⑧ 発酵させるので器を入れ替えます。

ゼッポレ捏ね完了
なめらか~に出来上がり在ました

⑨ 室温や湿度にもよりますがこの時は暖炉のついた暖かい部屋で3時間ほどで発酵完了。

ゼッポレ発酵完了
3時間ぐらいで発酵完了

⑩ 手で適量ちぎってあなを一か所あけつつ揚げていきます。

生地はかなりベタベタしていて手にくっつくので⑥のオレンジジュースの残りで手を濡らしながら形を作っていきます。

ゼッポレの形成
適量を取り薄く伸ばしながら指で少し穴を開け油に落とします。
アルケルメスとサフラン入りのオレンジジュースを手に付けながら形成していくとオレンジの風味が付いて良い感じです。
アルケルメスとサフラン入りのオレンジジュースを手に付けながら形成していくとオレンジの風味が付いて良い感じです。

⑪ きつね色に上がったら砂糖をまぶして出来上がり♪ Buon appetito♪

ゼッポレを揚げている様子
2個づづぐらいで揚げていきます。真ん中に開いた穴にステイックを引っ掛けひっくり返していました。
ゼッポレを揚げるマンマとパパ
マンマとパパの連係プレイ 流石ラブラブカップル♡息が合っています。

サルデーニャ島 カーニバルの揚げ菓子 ゼッポレ(zeppole) 実食♡

ゼッポレ zipplasジップアス
40個ぐらい出来上がりました。(作りながら食べちゃったの含めて 笑)

指で開けた穴が一か所開いてはいますが形がそろっていなくて色々な所が可愛いです。

揚げたてが激ウマなので揚げた側から味見♡味見♡の連続でマンマとパパと3人で食べてしまい作っても作ってもお皿に並ばなくって笑っちゃいました。

もっちもち♡でもわりとあっさりしているので普段甘い物をあまり食べない私でも5個ぐらいペロリと食べてしまう美味しさです、

モチモチのマンマのゼッポレ
モチモチ美味しくってついつい何個も食べちゃいます

その他のイタリア・カーニバルの時期のお菓子はコチラの記事⇩を読んで見てくださいね。

イタリア カーニバルの時期に食べるお菓子6種類

まとめ

マンマのレシピは量が少し多いのですが、沢山作ってもそのまま冷凍しておけばまたレンジで温めて食べれます。

モチモチで美味しいので是非作ってみてくださいね♪

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