イタリアのクリスマス料理ってどんな感じなの?特別なお菓子とかあるのかな?
イタリアのクリスマスの料理は地域や家庭によって違いがあります。
この記事ではサルデーニャ島のクリスマス家庭料理とお菓子を我が家の場合でご紹介しますね。
イタリア・サルデーニャ島のクリスマス料理はどんな感じ?
イタリア料理は前菜→パスタなどの最初お皿→メイン料理→最後はデザートの流れで食事をします。
(普段の食事はコースで食べない場合もあります)
クリスマスの料理をサルデーニャ島の我が家の場合でご紹介して行きますね。
前菜 ANTIPASTO(アンティパスト)
前菜には生ハムやサラミソーセージ・オリーブ・野菜の酢漬けなどを食べる事が多いです。
我が家で必ず登場するのが insalata russaa(インサラ—タ・ルーサ)と呼ばれるポテトサラダ。
コレがめちゃめちゃ美味しくってつい食べ過ぎてしまいます。
パパ(義父)に作り方を教わってもコレと言って特別なポイントがある訳ではないんです。
でも!なんでこんなに美味しいのか?・・・・謎の美味しさです。
カネロニ・ラザーニャ
北イタリアではトルテリーニをスープに浮かべて食べる家庭が多いようです。
我が家のクリスマス料理のプリモピアットは
・カネロニ
・ラザーニャ(ラザニア)
・マロレッドゥス(Malloreddus)というサルデーニャのパスタ
この辺りを食べることが多いです。
子羊の丸焼き
サルデーニャ島は羊の州と言われていて人間より羊の方が多く住んでいま。
11月頃から子羊が沢山産まれ旬になりますのでクリスマスには子羊を食べます。
若しくはマイアレット(子豚の丸焼き)、そのどちらかがメイン料理な家庭が多いです。
子羊ですが、我が家では一頭買ってきて義父が調理します。
写真のような感じで購入するので、初めて見た時はビックリして残酷に感じたりもしました。
今は考え方が少し変わり、人間も動物も植物も細菌も全ての生命体は同じ循環の中で生きているのだから
「有難く感謝と共に命をいただく」
という感覚で食しています。
12月のこの時期、お肉屋さんでは子羊の頭だけが売っていたりするので初めて見たらビックリすると思います。
子羊の丸焼きの他、セコンドピアットには
・ミートローフやロープと呼ばれる羊の腸をぐるぐると巻いた物
・小鳥の丸焼き
なども食べます。
ロープは少し臭みががりますが羊の腸は牛の腸と同じような感じの味です。
ロープは暖炉で焼いたり、外で火をおこしてじっくり焼き上げます。
小鳥の丸焼きはグロすぎて・・・・食べた事ありません。汗
クリスマスケーキ&デザート
イタリアのクリスマスケーキのパネトーネ(イタリア語の発音だとパネットーネ)やパンドーロ。
パネトーネやパンドーロはクリスマス前から年末年始にも食べます。
最近は10月の終わりごろにはもスーパーに並び始めますし、クリスマスの日だけに食べるケーキではないんです。
キリスト降誕の前後の期間中に食べるケーキって感じなので、日本とクリスマスケーキに対する認識が違いますね。
ワンシーズンで何個パネトーネを食べるのやら・・・って感じです。
日本でもパネトーネ購入できますよ。
イタリアのクリスマスムードを味わってみてはいかがでしょうか。
パネトーネの食べ方は別記事も読んで見てくださいね。
イタリアのクリスマスケーキ パネトーネ食べ方 手土産にぴったり
サルデーニャ島のクリスマスに食べられている伝統のお菓子は
・パパッシーニ
・チャンベリーニ
という焼き菓子です。
と言ってもパパッシーニは11月1日諸聖人の日の祝日(Festa degli Ognissanti)のお菓子で、スーパやお菓子屋さんでいつでも買える感じです。
ナッツ類やドライフルーツ
他には
・チョコレート
・クルミやアーモンドのナッツ類
・トローネ
・乾燥ナツメヤシ
・干し柿
などがクリスマスの定番です。
食後のコーヒーや食後酒・スプマンテを飲みながら、おつまみとして食べる感じです。
まとめ
南イタリア・サルデーニャ島、我が家のクリスマス料理の定番メインは子羊の丸焼き。
子豚の丸焼き「マイアレット」を食べる家も多いです。
家族でご馳走を囲んで過ごす時間は日本もイタリアも幸せなひと時ですね。
こんなケーキ見た事無い!感動の見た目&ニマニマな美味しさのケーキをお探しならcake jpを今すぐチェック♡