サルデーニャ島にはどんな飲み物があるかな?
サルデーニャ島はワインで有名な島です。
サルデーニャ島でワインを楽しむ方法としては
- ワイナリーを訪れ試飲を楽しむ
- レストランやバール、エノテカ(Enoteca)と呼ばれる酒屋さんで楽しむ
- スーパーで購入してホテルで楽しむ
といった感じになりますね。
ワイナリーやレストランではおすすめを聞くことが出来ますが、スーパーで購入してホテルなどで楽しみたい場合はワインに詳しくないと何を選べば良いのか分かりませんよね。
さらに最近では外食時に「ワインよりもビールを選択する人が多くなった」というイタリアの記事をみかけたりもしますし、確かに私の周りでもワインよりビールを選ぶ場合も増えていてビールも人気が高いんです。
そこで、この記事ではサルデーニャ島のワインやビール、リキュールやノンアルコールなものを含めておすすめをご紹介しますね。
ワインはスーパーなど自分で選ぶ場合におすすめな価格別(10ユーロ前後・18ユーロ前後・25ユーロ前後の3種類)ご紹介します。
サルデーニャ島を旅行した時に是非選んで味わってみてくださいね!
お土産にするとオススメなリキュールもありますよ!
サルデーニャ島を訪れたら飲むべきワイン
サルデーニャ島を訪れたら飲むべきワインを紹介して行きますね!
イタリア語でワインはビーノ(Vino)と言います。
- 白ワイン・ビーノビアンコ(Vino Bianco)
- 赤ワイン ・ビーノロッソ(Vino Rosso)
日本語のガイド付でワイナリーの見学をしたい場合は日本語ペラペラのサルデーニャ人ガイドのSardiniaTabiさんの現地体験ツアーがおすすめですよ。
サルデーニャ島の美味しい海の幸と共にはもちろん!ペコリーノチーズや生ハム類と一緒にアペリティーボにも味わってみてくださいね♪
白ワイン・ビーノビアンコ(Vino Bianco)
サルデーニャ島の白ワインでおすすめはヴェルメンティーノ(VERMENTINO)というサルデーニャ島を代表する白ブドウ品種です。
何を飲んで良いのか分からなかったらヴェルメンティーノを選んでみてくださいね。
私はサルデーニャ島に住んでいながらワインに詳しくないのですが(みんな美味しく感じてしまう・・・笑)そんなワイン良く分かってない民の私ですらヴェルメンティーノは違う!「特上に美味しくて幸せ♡」と感じます。
ワイナリーによって味は変ってきますが、基本的にシンプルで香り高くフルーティーなので日常的に飲むワインとして地元の人から愛されています。
レストランでお店の方にヴェルメンティーノのおすすめは?と聞いてみてくださいね。
ここではスーパーなどで自分で選ぶ場合におすすめな物をお伝えしますね。(10ユーロ前後・18ユーロ前後・25ユーロ前後の3種類)
さらに美味しく飲むコツはキンキンに冷やして飲む事です。
グラスも冷やして飲むとさらに美味しいよ!
スーパーで買えるVERMENTINO/ヴェルメンティーノのおすすめ
ます、最初におすすめなのはCONTINI社の「Karmis」です。(スーパーでの価格は10ユーロ前後)
軽やかで明るいイエローのKarmisは香りがとても豊かで柑橘類・杉・熟した果実・アカシアの花の香りが漂いフルーティーです。口に含んだあと心地よい風味の余韻が続きます。
価格も安いので私は普段の家で飲むように買う事が多いのですが、安くて美味しいものを飲みたい方はKarmisを飲んで見てくださいね!
次のおすすめはArgiolas社の「Is Argiolas」です。(スーパーでの価格は18ユーロ前後)
セレガスという地域で栽培され厳選された最高のヴェルメンティーノのブドウをスチール樽で数か月間熟成させるという手法で造られていて心地よい花の香りとフルーティーな果実の余韻が温かさを感じるワインです。
Is Argiolasはとてもエレガントな気分を味わえるので是非試して見てくださいね。
Argiolas社のワインはどれもおすすめで、ほとんどのレストランにもず置いてありますしサルデーニャ島の愛されるワイナリーの1つです。
もうひとつおすすめなのがSiddura社の「Maia」です。(スーパーでの価格は25ユーロ前後)
Maiaは芳醇とはこのこと!という感じに香りが物凄く、口に含むとマンゴーやパパイヤのフルーティーさが広がり、プラスしてレモンの皮の塩味の刺激が特徴的なワインです。
アーモンドの余韻が持続するフルボディワインはかなり満足感が高いのでとてもおすすめなです。試して見てくださいね。
他にもスーパーで買えるおすすめはこちら
- Costamolino(Argiolas社)
- Merì(Argiolas社)
- Giunco(Mesa社)
- Su’orma(Su’entu社)
- Prendas(Dolianova社)
- La Cala(Sella & Mosca社)
セッラ&モスカ社のヴェルメンティーノは日本でも人気です。
今すぐ味わってみたい方にこちらにリンクおいておきますね。
アぺリティーボって何?レシピは?イタリアの伝統を日本でも楽しもう♪
赤ワイン・ビーノロッソ(Vino Rosso)
赤ワインでサルデーニャ島を代表する品種はカンノナウ(Cannonau)という黒ブドウ品種です。フランスでは「グルナッシュ」、スペインでは「ガルナッチャ」とも呼ばれています。
カンノナウはアルコール含有量が高くブラックベリーなどベリー系がぎゅぎゅぎゅっ!と凝縮された深い味わいにプラスしてハーブの香りが広がりスパイシーさも楽しめる大人な感じです。
サルデーニャ島のカンノナウはエレガントさがグラスの中から立ち上がってくる感じがして、口の中で大切にゆっくりと味わいたくなるワインなので優雅な気分を味わえますよ♡
私は若い時、ガブガブと赤ワインを飲んでいた時期がありましたが、このカンノナウに出会っていたらそんなバカな事しなかっただろうな・・・笑
サルデーニャ島の山の幸(子豚や子羊)、サルセッジャなどと一緒に楽しんで下さいね。
他に赤ワインで現地で良く飲まれている品種はこの2つなので見かけたら試して見てください!
- カリニャーノ(Carignano)
- モニカ(Monica)
レストランではお店の方にカンノナウのおすすめは?と聞いてみてくださいね。
ここではスーパーなどで自分で選ぶ場合におすすめな物をお伝えしますね。(10ユーロ前後・18ユーロ前後・25ユーロ前後の3種類)
スーパーで買えるCANNONAU/カンノナウのおすすめ
まず最初におすすめなのがCONTINI社の「Sartiglia」です。(スーパーでの価格は10ユーロ前後)
ボトルがカッコいいですよね!Sartigliaは毎年2月後半にサルデーニャ島中部オリスターノで行われるカーニバルです。(詳しくは別記事を読んで見てくださいね)
オリスターノの近くにあるシニス半島にあるCONTINI社のワイナリーは火山起源の土壌だそう。そこで栽培されたカンノナウ種のぶどうと地元の赤ブドウがこの「Sartiglia」に使用されています。
収穫後にソフトプレスをし、発酵は果皮と接触させた状態で行い樽で1年間寝かせた後にボトル内で6か月間精製するそうなんですが、濃いルビーの様な色をしたこのワインは香りがとてもフルーティーで、熟したチェリー、プラム、ブラックベリーの含みがある温かなフルボディのワインです。
もう一つおすすめはSedilesu社の「Mamuthone」です。(スーパーでの価格は18ユーロ前後)
「Mamuthone」はサルデーニャ島中部のMamoiadaという地域のカンノナウが使われていて大きなオーク樽で約 12か月間熟成させているそう。熟した果実と枯れたスミレや甘草の根のスパイスが強い香りとなって口の中に広がってタンニンが感じられるワインです。
もう一つおすすめはSiddùra社の「Fòla」です。(スーパーでの価格は25ユーロ前後)
「Fòla」は色・糖分・抽出物が最高レベルに達したブドウの房を厳選して収穫しスチールで発酵した後に色々なサイズの樽で熟成させるそう。
深いルビーレッドでプラムやブラックチェリーなど赤い果実の強烈な香りが広がります。
フルボディで包み込むような味わいで、ポリフェノールをたっぷり感じる味わいです。
今すぐ味わいたい方にリンク置いておきますね。
サルデーニャ島を訪れたら飲むべきビール
サルデーニャ島を訪れたら飲むべきビールを紹介して行きますね!
- ichnusa/イクヌーザビール
- 島のクラフトビール
ichnusa/イクヌーザビール
サルデーニャ島のビールと言えば地元のビールichnusa/イクヌーザです。
パッケージはサルデーニャ島の旗(クワットロ モリ)がモチーフとなっていて地元で一番親しまれていて、例えばピザを食べる時などイクヌーザビールを合わせる事が定番です。
レストランやバールでイクヌーザビールを置いていないお店はありませんので是非飲んでくださいね。
イタリアはビールが安いんです。小瓶で3ユーロぐらいでのめますしスーパーで買うと2ユーロしないで大瓶が変えますよ。
ichnusa/イクヌーザは色々な種類があるのですが、クラッシクなタイプは割と辛口な感じですかね。個人的に好みなのはノンフィルターのタイプなんですが、種類について詳しくは別記事で紹介していますので読んで見てくださいね!
サルデーニャ島のクラフトビール
イタリア語の記事なんですが、マクノさん・アッソビラさんの調査によると、サルデーニャ島は他のイタリア地域よりビールの消費量が多いとのことで、イタリア人1人当たり29.8リットルに対して、サルデーニャ人は1人当たり60リットルも年間でビールを飲むそうです。
凄いですね。(笑)
ということで、クラフトビールも盛んで島内には28の醸造所があります。
ビール好きな方はサルデーニャ島のクラフトビールもチェックチェックですね♪クラフトビールはスーパーやエノテカで購入する事ができますが、レストランは置いてあるお店とないお店があります。
カリアリでおすすめなクラフトビールを楽しめるお店は国際品評会「バルセロナビアチャレンジ2023」のIPA部門で第3位を受賞するなど、人気が高まっている「il birrificio di cagliari」です。
クラフトビールの飲み比べができたり、食事もプロシュートやフォルマッジョのおつまみ系からバーガー、そして本格的なお肉料理などを一緒に楽しむことができますよ。(デザートやカクテルなどビール以外もあり)
行き方ですが、カリアリの中心地からバスで行くことができるので訪れて見てくださいね。
名称 | il birrificio di cagliari |
公式サイト | http://www.ilbirrificiodicagliari.com/ |
住所 | Via I. Newton, 24, 09131 Cagliari CA |
営業時間 | 月~土18時30分~1時00分(日曜定休) |
サルデーニャ島のリキュール
リキュールは主に食後酒として飲まれています。
どれもアルコール度数が30~40度ぐらいあるから飲み過ぎには要注意なんですが、食後にチビチビと飲むと至福の時が広がります。
サルデーニャ島らいしいパッケージの小瓶も色々売っているのでお土産にもおすすめですよ。
MIRTO/ミルト
ミルトはブルーベリーみたいな可愛らしい実です。その実で作られたのがミルト酒です。
ハーブの一種なので味は甘みの中にハーブっぽい独特さがある感じで、食後に飲むと消化が良くなりそうな感じもします。
とても甘いですがアルコール度が高いので気を付けてくださいね。
ミルトの葉っぱは風味づけとしてサルデーニャ島名物の子豚料理や煮込み料理にも使われます。
サルデーニャ島の伝統料理については別記事を読んで見てくださいね。
Limoncello/リモンチェッロ
リモンチェッロはレモンの皮を使ったレモンリキュールです。南イタリア全域で有名ですがサルデーニャ産の物もとっても有名です。
よく冷やして飲むととても美味しいです。こちらも甘いですがアルコール度数が強いのでチビチビ味わってみてくださいね。
ミルトもリモンチェッロも小瓶があるのでお土産に最適です。
サルデーニャ島 お土産 おすすめ 18選 賢く買うならココ!
サルデーニャ島の飲み物 ノンアルコール
ノンアルコールで日本では珍しいものもご紹介しておきますね!
- Chinotto/ キノット
- アランチャータ・ロッサ 生絞りジュース
Chinotto/ キノット
【同梱不可】【24本セット】 サンペレグリノ キノット ×24本 【1個口48本まで】 イタリアンスパークリングドリンク 微炭酸 ジュース SANPELLEGRINO CHINOTTO
キノットはオレンジのようなグレープフルーツのような果物なんですが面白い味がします。
サルデーニャ島名物なわけではないのですが、ぜひ試してみてください!
あまり日本で無い味だと思うので好き嫌いが分かれるかもですが、見た目はコーラのようでハーブの味がほろ苦くてスパイシーでエキゾチックな感じの味です。
ちなみに私は初めて飲んだ時、一瞬オエってなっちゃたんですが、でもすぐに大好きになりました。(笑)
炭酸入りの物が多いですが色々なメーカーから販売されています。
面白いから是非試して見てくださいね。
アランチャータ・ロッサ 生絞りジュース
生絞りのジュースも絶対に飲んでみてください。バールには必ずオレンジの生絞りジュースがあります。
アランチャータ・ロッサ(ブラッドオレンジジュース)はある場合と無い場合がありますが、自然の甘みが素晴らしいので見つけたらためしてみてくださいね。
色々なコーヒー
イタリアというとエスプレッソとカップチーノが思い浮かびますかね。他にもコーヒーは色々な種類があるので試して見て欲しいです!
バールで注文するのに良いコーヒーの種類は別記事を読んで見てくださいね。
まとめ
☆イクヌーザビールは絶対に飲んで!ピザにはビール。
☆ヴェルメンティーノはキンキンにひやして魚介類と一緒に。
☆カンノナウはサルデーニャ島の山の幸と一緒にどうぞ。
☆食前食後にはミルトやリモンチェッロを楽しんでください。
☆キノットは面白い味だから好きか嫌いか試して見てください。
☆朝食にはエスプレッソと生絞りジュースを!