イタリア人のクリスマスの過ごし方 24日より25日が大切

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イタリアのクリスマスの食事と過ごし方 生活
しらたまちゃん
しらたまちゃん

イタリア人はどんな感じでクリスマスを過ごすの?

日本のクリスマスは宗教的意味合いは薄くお楽しみイベントだったり、恋人たちの日という要素が強いですよね。

イタリアはキリスト教の国なのでクリスマスは宗教的な祝日で、イエスキリストの降誕を祝う日です。

今回はイタリアのクリスマスの過ごし方&クリスマス時期にイタリアを訪れる際の注意点について、
私のイタリアの家族や友達を例にしてお伝えしますね。

・クリスマス時期にイタリアを訪れる予定の方
・イタリアで初めてのクリスマスを迎える予定の方
・イタリアのクリスマスが気になる♡

そんな方の参考になったら嬉しく思います。

クリスマスの事をイタリア語でナターレ(Natale)と言います。

あんとにお
あんとにお

メリークリスマス♪はブオンナターレ♪(Buon Natale)

この記事を書いた人
モカちーの

Ciao ♡ はじめまして
運営者の モカちーのと申します♪
・2015年から国際結婚によりイタリア(サルデーニャ島)在住
・猫好き&お料理好き&海好き
・元美容師&ヘアメイク

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イタリア人のクリスマスの過ごし方

イタリアの小さな町のクリスマスツリー
12月に入ると小さな町でもライトアップもされ始めます。

イタリア人のクリスマスの過ごし方を書いていきますね。

イタリア人といっても色んな人がいますし、地域や年代によっても違います。
なので、クリスマスの過ごし方も星の数ほど違いがあると思います。

あくまでも私(モカちーの)の目で見て感じているイタリア人のクリスマスの過ごし方となります。

クリスマスツリーとプレセーペ

街の中にはプレセーペが飾られています。

クリスマスにむけて町の飾りつけやライトアップは12月8日の無原罪の御宿の祝日あたりから始まります。

各家庭のクリスマスツリーを飾る日も、この無原罪の御宿の祝日となります。

ですが年々、色々なことが早まっているのでもう少し早めから飾り付けがされているかもしれません。

クリスマスのデコレーションは、ツリーやライトアップの他に、
プレセーペと呼ばれるイエス・キリストの降誕の様子を表した模型も町のあちらこちらに飾られます。

イタリアの地域によって模型の素材に違いがあり面白いんですよ。

無限材お御宿りの祝日とプレセーペについて詳しくは別記事を読んで見てくださいね。

イタリア 12月8日「無原罪の御宿り」ってどんな日?

イタリアのクリスマスに飾られるプレセーペって何?

クリスマス休暇を取る

キリスト教の国イタリアではクリスマスは家族と過ごし、お正月(大晦日)は友達と過ごす方が多いです。

クリスマスに合わせて前後に長期のクリスマス休暇を取る方も多いですよ。

ちなみにお正月は元旦だけ祝日なので、大晦日まで働いて2日から仕事の方も多いです。

クリスマスとお正月が日本と逆な感じですよね。

イタリアの年末年始の過ごし方 習慣やお正月の食べ物ってどんなもの?

クリスマスイブは気ぜわしい感覚

サルデーニャ島の街のクリスマスツリー
街の中はクリスマスツリーや電飾によるデコレーションが至る所に。

日本ではクリスマスイブ24日の夜が1番盛り上がりますよね。

イタリアでは25日のランチをクリスマスのお祝いの場として家族で過ごすのが一般的です。

24日クリスマスイブもの夜はクリスマスのミサがありますし、次の日のランチの準備に向けてソワソワしている感覚を受けます。

なんていうんですかね~・・・日本の大晦日の夜の様な感じ?

なんとなく気ぜわしい雰囲気を周りのイタリア人から感じます。

クリスマスイブの食事は質素  お肉は食べてはいけない

我が家は24日はレンズ豆のスープやミネストローネが多いです

クリスマスイブの食事は質素です。

クリスマスイブの夜はCena di magro(チェーナ・ディ・マーグロ )と呼ばれ、質素な食事を取る風習があります。

お肉は食べてはいけないんです。

その代わりお魚や豆料理、パスタやスープを食べている場合が多いです。

確かに、宗教的な意味合いで質素な食事をしている側面はありますが、
25日のお昼に豪華なクリスマスの食事をするので、そのため調節する意味合いで簡単に済ませてる方が現実なのかもしれません。

何はともあれイエス・キリストの降誕を待ちわびる厳かな空気をとても感じます。

24日の夜はクリスマスのミサがある。


イタリアのクリスマス。聖歌隊によるクリスマスコンサート
マンマも参加している聖歌隊によるクリスマスのコンサートの様子

24日の夜23時半ごろからクリスマスのミサのために近くの教会に出かけます。

我が家の話しをしますと、義母(マンマ)は聖歌隊もやっていてとっても熱心な信者なのです。

が!他の家族はあまり熱心ではないので普段は教会に行きません。

マンマはいつもクリスマスの願いとして家族でクリスマスミサに来て欲しい・・・
と言っていますが夫も他の兄弟もマンマの願いは叶えてあげません。

キビシー・・笑

聖歌隊のクリスマスコンサートは見に来ていました だからドヤ顔気味 笑

ちなみに私はクリスチャンではありませんし、神様は自分の中にあると思っているタイプです。

ですがマンマ孝行とクリスマスミサの雰囲気が好きなので毎年参加しています。

おめでとう!チークキスの嵐

クリスマスミサの時、夜24時を超えたら顔を合わせた人とチークキスでキリストの降誕の喜びを分かち合います。

普段チークキスはあまりしないタイプのイタリア人でもこの時はしている場合が多いですね。

おめでとう!はAuguri(アウグーリ)と言います。

イタリアの挨拶 キスやハグがマナーなの?挨拶の仕方について

0時すぎるとクリスマスプレゼントを開封!プレゼントはツリーの下

家族へのクリスマスプレゼントはツリーの下におきます

イタリアでは家族全員でクリスマスプレゼントを交換し合います。

子供だけがもらえるのではないです。(まあ、日本もそうか!笑)

クリスマス前にはマンマにはコレ、パパにはコレって感じでプレゼント選びで結構忙しいです。

0時が過ぎ25日になりクリスマスのミサが終わり、家に帰るとプレゼント開封が始まります。
(起きていられなかった家族は25日のランチの時に)

ちなみにクリスマスプレゼントは枕元ではなくクリスマスツリーの下に置かれます。

クリスマスに友達とは何もしないの?

これは私達の場合なので一般的なイタリア人は分かりませんが、
クリスマスのミサが終わって夜中1時頃から友達同士で集まる事もあります。

そこで友達同士でクリスマスのプレゼント交換をしたりお酒をのんだりします。

クリスマスは25日のランチがメイン 家族と過ごす

25日のクリスマスのランチは家族や親せきが集まってお祝いの宴が始まります。

クリスマスに合わせて休暇を取る人が多いとお伝えしましたが、
クリスマスには進学や就職、結婚などで遠く離れて住んでいる家族も帰省し家族一同でお祝いします。

ホント日本のお正月と同じ感じです。

このクリスマスのランチがめちゃくちゃ長いんです。

お昼から始まって夕方まで食べたり飲んだり・・・
イタリア人はお喋り大好きですので大笑いしながらモリモリ食べて飲んでクリスマスをお祝いします。

イタリアのクリスマス料理とお菓子 我が家のメインは子羊の丸焼き

クリスマスの定番ゲームはtombola(トンボラ)

トンボラというゲーム
商品をかけたり大人から子供まで盛り上がります。

イタリア人にとってクリスマスのゲームと言えばtombola(トンボラ)と言うゲームがあります。

トンボラはナポリ発祥のイタリア版ビンゴゲームのような感じなんですが、
イタリア人にとってトンボラをやらないとクリスマス感がでないぐらい定番です。

かなりいい勝負 笑

ちなみに我が家はジェンガもクリスマスにやる定番ゲームです。
こういった昔ながらのゲームを家族とマッタリ楽しむイタリアのクリスマスとっても好きです。

日本人がお正月に実家でマッタリするのと同じ感じですね。

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クリスマス時期のイタリアで気を付ける事

クリスマスマーケット
小さな町でもクリスマス前はクリスマスマーケットなどもやっています。

クリスマス時期にイタリアを訪れる際の注意点をお伝えしますね。

クリスマスは休みのお店が多い

25日(クリスマス)と26日(聖ステファノ)は祝日なのでスーパを含めお店は閉まっている場合が殆どです。

観光地だと開いている場合もあるかもしれませんが、
念のため食料品などの買い物は24日までに済ませてくださいね。

特にお水の買い忘れに注意してください。

美術館など観光スポットも要注意

25日と26日は美術館や博物館などもお休みの場合が多いです。

公式サイトなど注意してチェックして予定を立ててくださいね

クリスマスに雪は降る?寒いの?

イタリアは南北に長細いので北と南でクリスマスの気温はかなり変わります。

私達の住んでいる南イタリア・サルデーニャ島のクリスマス頃の最低気温は5度前後、最高気温は18度前後ですので雪は山沿いを除いて降りません。

ですが北イタリアはかなり雪が降りホワイトクリスマスとなる場所もあります。

クリスマス時期にイタリアを訪れる場合は暖かい服装良いですが、
室内はあつい場合もあるので重ね着で調節できる恰好をおすすめします。

まとめ

イタリアのクリスマスは日本のお正月的な雰囲気です。

ゆっくりと笑顔溢れる素敵なクリスマスを過ごしてくださいね。

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