パスタは茹でてソースと絡めるだけで、簡単に出来上がります。
でも、仕上がりがイマイチなんだよなぁなんて思うことはありませんか?
それはイタリアの有名パスタメーカーを選んでないからかも!
仕上がりがイマイチなのはアナタのせいでは無い可能性が高いです。
今回はイタリア在住の私達がオススメのイタリアで人気がある有名パスタを8種類をご紹介しますね!
イタリアの有名メーカーのパスタを使うと、
工程は今までと同じでも美味しいパスタを作る事が出来ますよ♡
イタリア人は一人当たり年間23kg以上ものパスタを消費すると言われており、パスタつくりに魂がこもっています。
美味しいパスタを作って幸せになりましょう♪

合わせるとGOODなソースも一緒に紹介します♪
イタリアのパスタは2種類の製法に分かれる

イタリアには300種類以上のパスタがあると言われています。
スーパーのパスタコーナーは上の写真のように、ものすごい数のパスタが売っています。
パスタの製法の違いは以下の2種類あります。
・テフロンダイス製法(ツルツル)
・ブロンズダイス製法(ザラザラ)
ダイスとはパスタを作る穴がたくさん開いた機械(型)のことなんですが、この機械の摩擦によってパスタの表面の仕上がりが変わります。
簡単にいうと、表面がツルツルして滑らかなのがテフロンダイスのパスタで、ザラザラしているのがブロンズダイスのパスタです。
オススメはイタリア伝統製法のブロンズダイス製法のパスタです。
ザラザラしているので、ソースとの絡まりが良くて、モチモチで美味しいので日本で売っているパスタとの違いがはっきり分かりますよ。
イタリアの有名メーカーのパスタ【テフロンダイスのおすすめ】

テフロンダイズ製法は表面がテフロン加工されていて、溝が無いダイスを使うので、つるつると滑らかなパスタに仕上がります。
日本で売っている日本製のパスタはテフロンダイスが多いです。

歯ごたえ・のど越し良くツルっと食べれるからオイル系のソースとよく合いますよ
【バリラ/Barilla】イタリアのシェア ナンバー1

バリラ/Barilla(イタリアの発音的にはバリッラ)はイタリア北部の町パルマで生まれたパスタ。
イタリアシェアNo1と言われているほどイタリア人に愛されているメーカーです。
バリラのデュラム小麦は、バリラが考える理想のパスタ用に品質改良をした全てオリジナルで、契約している多くの農家と共同で最良品質の栽培をしているこだわりの強いブランドなんです。

農家さんたちの愛情とこだわりぬかれたデュラム小麦の風味が詰まっています
オイル系や和風系のさっぱりソースにバリラNo5の1.8ミリを合わせて作ってみてくださいね!

【ディヴェラ/DIVELLA】パスタを作り置きしたいならコレ

ディヴェラ/DIVELLA(イタリアの発音的にはディヴェッラ)は120年以上の歴史のあるメーカーです。
クセが少なく伸びにくいのが特徴なので、作り置きしたい時はディヴェッラを使うと良いですよ。

ツルツルとした味わいがいつまでも美味しい
イタリアの有名メーカーのパスタ【ブロンズダイスのおすすめ】

ブロンズダイスの機械は青銅製で表面に細かいザラザラ感があるので、そこに麺が擦れザラザラとした細かい溝のあるパスタに仕上がります。

モチモチ感が強くって表面のザラザラにソースが絡みやすいから濃厚なソースとよく合いますよ
イタリアの昔ながらの伝統製法!ブロンズダイスのパスタは生パスタにも近い味わいがあります。
ブロンズダイスのパスタを食べた事が無い方は是非試して見てくださいね!
ブロンズダイスを使えば本場イタリアの味に近づきます!
【ルンモ/RUMMO】イタリアのパスタランキング上位

とりあえず試した方が良い、1番オススメはルンモ/RUMMOです
ルンモはイタリアのパスタランキングでいつも上位なんですが、試せばわかる納得できる美味しさです。

ボクはルンモが大好きすぎる~♡絶対試して見て~
イタリアではタンパク質が多くてなかなか茹で上がらないパスタが美味しいパスタと言われていて、ルンモはプロテイン(タンパク質)が14.5%で断トツです!
コシが強くてしっかりとアルデンテ具合をキープしてくれます。
ルンモはどの系統のソースにも合います。
ロングパスタもショートパスタも美味しいですが、迷ったら細いのが好きな方はスパゲッティー二(No.2)1.75mm 、太いのが好きな方はリングイネ(No.13)3.3mmを買ってみてください。

トマト系でもクリーム系でもオイル系でも何に合わせても美味しいです♡
【マンチーニ/Mancini】 カルボナーラを作るならコレ!

世界中の星付きレストランでも使用率の高いマンチーニ/Mancini 。
小麦の味わいが深くってカルボナーラやカチョエペペなど卵クリーム系のパスタを食べたい時はマンチーニのスパゲットーニ(2.4mm)がおすすめです。
※スパゲットーニはスパゲッティーより少し太めのパスタ

マンチーニパスタの小麦の味の強さとクリームソースの味の相乗効果が凄い!
生クリームなし!卵黄とペコリーノチーズで作るカルボナーラレシピは別記事を見てくださいね。
【ヴォイエッロ/Voiello】ミートソースやナポリタンにあう

ヴォイエッロ/Voielloは1879年創業ナポリの貴族に愛好されたパスタメーカーで、AUREO小麦というハイプロテインの小麦を使っています。
ザラつきが強く歯ごたえがあるようなコシの強さのある食感が特徴でソースとの絡みも抜群に良いです。
ミートソース(ラグーソース)など、しっかりしたお肉系のソースや日本風のナポリタンならヴォイエッロのスパゲッティを合わせると絶対美味しいです。
こだわりが強い麺の良さを味わいたい方は試してくださいね。

太さに迷ったらスパゲッティ#104(1.92mm)がおすすめですよ
【ガロファロ/Garofalo】ぺペロンチーノにあう

ガロファロ/Garofaloはパスタ発祥の地と言われるナポリ近郊グラニャーノのパスタ。
プロテイン(タンパク質)が13パーセント以上と豊富なので弾力感が凄いです。
ガロファロはどのタイプのソースにも合いますが、私達のおすすめはガロファロのスパゲッティー二(1.5mm)でペペロンチーノなどのオイル系パスタを試して見て欲しいです。
そこにボッタルガ(からすみ)を振りかけると、一瞬で豪華な美味しさに変身します!
ボッタルガは私達が住んでいるサルデーニャ産の物がマイルドな味わいでおすすめです。
パウダータイプになっている物なら出来上がりにパラパラっとかけるだけなので試して見てくださいね。
サルデーニャ産のボッタルガについては別記事も読んで見てくださいね。
【ラ・モリサーナ/La Molisana 】 魚介系パスタにあう

創業100年を超える長い歴史のあるラ・モリサーナ/La Molisanaのパスタ。
パスタ作りには小麦の風味と同じに水も重要なんですが、ラ・モリサーナは水が綺麗で豊富なモリーゼ州で製造しているので美味しさが一味違います。
おすすめはラ・モリサーナのリングイネ(No.6)か細身タイプのリングイネ(No.7)でトマト系や魚介系パスタを作ってみて欲しいです!

ラ・モリサーナのリングイネでエビとトマトのソースとか最高ですよ
パスタを食べたらデザートにイタリアの有名チョコレート【バーチ】を食べよう♪
イタリアの有名メーカーのパスタ【グルテンフリー】
イタリアはグルテンフリーの商品が沢山販売されています。
パスタやピッツァの国だから小麦アレルギーが多いのも仕方のない事なのかもしれませんね。

グルテンフリー商品もとても美味♡
アルチェ・ネロ/Alce Nero グルテンフリー
アルチェ・ネロ/Alce Neroは1970年代よりいち早く有機農法を実践してきたオーガニック認証を取得しているブランド。
グルテンフリーパスタはイタリア産の有機栽培されたトウモロコシとお米のみで出来ています。
普通のパスタと同じ感じに茹でて食べれ、ソースとの絡みも良いですし小麦アレルギーの方の強い味方です。

ボクは最近はコレ!素材の味が深いですよ
この記事ではロングパスタのみおすすめしましたが、ショートパスタをお探しの方は別記事も読んで見てくださいね。
豪華に見える盛り付け方を知りたい方はコチラの記事をどうぞ。
まとめ
イタリアの有名パスタメーカーはもっと沢山ありますが、今回は8ブランドだけ厳選しました。
おすすめしたソースは私達の提案の一つなので他のソースでも試して見てくださいね。
- パスタはテフロンダイズ製法とブロンズダイス製法がある。
- 日本のパスタはテフロンダイズ製法が多い・イタリアの伝統製法はブロンズダイス製法。
- ブロンズダイスを試した事の無い方はこの記事のおすすめを見て今すぐ試してください!