イタリア旅行に来たら絶対食べるべきものの一つはジェラートです。
ジェラートは乳脂肪分が少なく口当たりが滑らかなのでレストランなどで食事をした後でも別腹で食べれちゃう美味しくって危険な食べ物。
イタリアの街歩きをしているとジェラート屋さん(gelateria・ジェラテリア)が沢山ありますが繁盛しているお店って混んでいる場合が多いんです。
注文の仕方が分からないと心配になりますよね。
そこでこの記事では
★イタリアのジェラート屋さん(ジェラテリア)注文の仕方 知っておくべき簡単なイタリア語
について書きました。
この記事を読んでおけば混雑しているジェラート屋さんで注文にあたふたして恥ずかしい思いをすることもありません。
沢山種類があるのでどれを選んだら良いかわからない方に私達のオススメも書いておきますね。
スムーズにジェラートを注文して美味しさを楽しんでくださいね。
イタリア旅行 ジェラート屋さんでの基本的な注文の仕方
まずイタリアではお店に入店したら挨拶をするので「Ciao・チャオ」と言って入りましょう。
ジェラートの注文の仕方ですが、先にレジでお金を払ってから好きなジェラート選んで盛り付けてもらうパターンと先に選んで盛り付けてもらった後にお金を払うパターンとあります。
私の印象だと大型店や繁盛店だと先払いな場合が多くて小さな個人店だと後払いが多い感じがします。
どちらが先かわからなかったら
Devo fare prima lo scontorino?(デボ ファーレ プリマ ロ スコントリーノ?・先に支払いですか?)と聞けば大丈夫です。(※scontorinoはレシートの意味でレシート=支払いって事になります)
とはいえ、先払いの場合はショーケースの前で注文しようとしても「レジを先にして下さい」と言われるので大丈夫です。
覚えておいた方が良い用語
- カップーcoppa/coppetta(コッパ/コペッタ)
- コーンーcono(コーノ)
- ワッフルコーンーcialda(チャルダ)
①大きさと値段を確認
入り口やレジの近くに値段が書いてあるのでまずチェックしましょう。
ジェラートの値段はカップかコーンか、それと大きさで決まります。
- Baby・ベビー(1.5~1.8ユーロぐらい)
- Piccolo・ピッコロ(2.5~3.5ユーロぐらい)
- Media・メディア(3~4.5ユーロぐらい)
- Grande・グランデ(4~5.5ユーロぐらい)
- Maxi・マキシ(4.5~6.5ユーロぐらい)
- Gigante・ジャイアント(8.5ユーロぐらい)
大体こんな感じで分かれています。(お店によって呼び名は違う場合があるのと大都市や観光地は値段が高めです)
そのほか、1つの味(un gusto・ウン グスト)、2つの味(due gusti・ドゥエグスティ)、3つの味(tre gusti・トゥレグスティ)・・・という感じで、アイスの玉の数で料金が分かれている場合もあります。
注文前は良く値段を確認した方が良いです。
私達は一度フィレンツェであまり値段を見ないで注文してしまったらめちゃめちゃ高くって・・・支払いの時にビックリした事があります。
美味しかったからいいケド・・
値段はちゃんと確認してからの方がもっと美味しく食べれますので注意してくださいね。
量は小さなサイズのピッコロでも結構多いので、もしベビーのサイズがあるお店だったら日本人にはベビーで丁度いいかもしれません。(もしくは色んなジェラテリアで味わいたい方もベビーサイズがおすすめ)
コーンの大きさは日本で言う所のレギュラーコーンとワッフルコーンみたいな感じのタイプで分かれています。
ワッフルコーンはcialda・チャルダといいますが0.5ユーロ程追加料金な場合もあります。
②カップかコーンか選ぶ
まずカップかコーンかを選びます。聞かれる事と答える事はこんな感じ⇩
★Coppa(coppetta) o Cono?(コッパ オ コーノ?・カップとコーンどちらがいいですか?)
・Vorrei un cono da piccolo.(ヴォレイ ウン コーノ ダ ピッコロ・コーンの小さいサイズをお願いします)
・Una coppetta piccola,per favore.(ウナ コッペッタ ピッコラ,ペルファボーレ・小さいサイズのカップでお願いします)
大きさを値段で伝えてもいいです。
・Vorrei un cono da 2.5euro.(ヴォレイ ウン コーノ ダ ドゥエ エ チンクアンタ・コーンの2.5ユーロサイズをお願いします)
1玉か2玉か味の種類の場合は
・Vorrei un cono due gusti,per favore.(ヴォレイ ウン コーノ ドゥエ グスティ、ペルファボーレ・2つの味をコーンでお願いします)
③レシートを持ってジェラートのショーケースの前に行く
先払いの場合、支払った後レシートをもらえますので、ショーケースの前にいるジェラートを盛り付けてくれる係の方にレシートを見せます。
後払い場合はジェラートを受け取ってから支払いをするのでお金は取り出しやすい様にしておいた方が良いです。
聞かれる事と答える事はこんな感じ⇩
★Quali gusti vuole? (クアーリ グスティ ヴォーレ?・何味が良いですか?)
・Vaniglia e fragola, per favore. (ヴァニッリャ ェ フラゴーレ,ペルファボーレ・バニラとイチゴ味をお願いします)
ジェラートの名前って結構読みにくかったりしますので指差しで「これ!」って感じでも大丈夫です。
これで注文完了です。美味しいジェラートを楽しみましょう♪
イタリア旅行中に使える簡単なイタリア語については別記事⇩も読んで見てくださいね。
イタリアのジェラート屋さんで知っておくと便利な事
イタリアのジェラート屋さんで知っておくといい事を書いていきますね。もっと楽しく味わう事が出来ますよ。
味見が出来る場合も
大きなジェラート屋さんだと種類がめちゃくちゃ沢山あります。
私はいつも迷ってしまい、どーしよ・・・どーしよ・・・ってなっちゃうのですが・・・。
場所や混雑具合にもよりますが注文する前に味見ができるお店もあります。
店員さんの方からVuoi assaggiare?(ヴォイ アッサッジャーレ?・味見したいですか?)って聞いてくれる時もありますし、自分からPosso assaggiare?(ポッソ・アッサッジャーレ?・味見できますか?)って聞いてみるのもアリです。
小さいスプーンに少しすくって味見させてくれるよ。
それでも選べない時はChe gusto mi consiglia?(ケ・グスト・ミ・コンシッリャ?・おすすめの味はどれですか?)と聞いてみるのも良いですよ。
小さいサイズでも2つの味を楽しめる場合も
1番小さなサイズを選んでも2種類の味をお願いする事が出来きるお店もあります。
これもお店によって違うのでメニュー表に書いていない場合はQuanti gusti posso scegliere?(クアンティ グスティ ポッソ シェリエレ?・いくつ味が選べますか?)って聞いてみてくださいね。
トッピングを楽しむ
ジェラートを盛り付けたあとにVuoi aggiungere la panna?(ヴォイ アジュンジェレ ラ パンナ?・生クリームも追加しますか?)と聞かれる場合があるのですが無料で生クリームをのせてくれるお店もあります。
ですが昨今は色々高騰化していますので生クリームのせは有料のお店が多いです。
チョコチップやナッツ、ドライブルーツなどトッピングが充実しているジェラテリアも多いので色々のせて楽しんで見るのもオススメですよ。生クリームやトッピングは0.5~1ユーロ程
遅くまで開いている
ジェラテリアは23~24時頃まで開いているお店も多いです。例えばレストランで食事をしたらデザートは食べずにお散歩がてらジェラテリアに行くと楽しいですよ。
私達も夕食の後にジェラートデートを楽しんだりします♪
イタリアのジェラート おすすめの味はコレ!
大きなジェラテリアだと20~30種類ぐらいありますし、お店によってそこにしかない味もありますが、定番でどこのお店にもある中で私達オススメのベスト3の味を書いておきますね。
もし選べない時はココに書いてある味を食べてみてください。
フルーツ系
ボクはいつもフルーツ系を食べる!
①イチゴ(fragola・フラーゴラ)
イチゴはド定番なんですが、イヤ~・・・本当に本当に本当にどこで食べても美味しいです!濃厚!ジューシー♡フルーツ系で迷ったら食べてください!オススメです。
②洋ナシ(pera・ペーラ)
洋ナシって日本ではそんなに食べないですよね。本物のフルーツの洋ナシもイタリアのものは美味しいので食べて欲しいですがジェラートの洋ナシ味はトロっとした爽やかさが本当に美味しくてオススメ!
③ベリー系ミックス(frutti di bosco・フルッティ・ディ・ボスコ)
ブルーベリーやラズベリーなどベリー系のミックス味なんですが、コチラもウーーーン!ってうなる美味しさでオススメです。
クリーム系
私はクリーム系を選びがち!
①ストラッチャテッラ(stracciatella)
ストラッチャテッラはチョコレートが混ざったミルクアイスなんですが、結局コレを食べてしまう時が多いです。ミルクの感じとチョコレートのほろ苦さとミックス具合が最高でホント好き♡試して見てください。
②ズッパ イングレーゼ(Zuppa inglese)
ズッパ イングレーゼはアルケルメスリキュールを染み込ませたイタリアのお菓子なんですが、その味のジェラート。チョコレートも混ざって日本では味わえない不思議な美味しさでオススメです!ラムレーズン味とかリキュール混ざった系が好きな方は試して見てください。
③ノッチョーラ(nocciola)
ノッチョーラはヘーゼルナッツの事なんですが、口の中でのとろけ具合と濃厚加減が絶妙で美味しいです。ヘーゼルナッツのタイプにはヌテラ(nutella)味もありますがどちらもオススメ。イタリアはヘーゼルナッツ系のチョコレート菓子が多い理由が分かります。だって全部はちゃめちゃに美味しいですからね!
食べてみて!イタリア発祥 ヌテラビスケット♡ヌテラb-ready
その土地やお店のスペシャル・珍しい系
イタリアはその土地で有名な郷土菓子があり、それがジェラートの味になっている場合があります。
例えば私の住んでいるサルデーニャ島だとパルドゥラというお菓子の味だったりシチリア島ならカッサータというお菓子の味、有名なイタリア菓子だとティラミス味やパンナコッタ味などがあるので訪れた地域のお菓子の味を試すのも楽しいですよ。
ジェラテリアによってその店オリジナルのスペシャル味もあるので、それを試すのも楽しいですね。写真はフィレンツェで食べたものですが味噌の塩キャラメル味と酒味があったので食べてみました。(初めて食べました 笑)
後は個人的にビックリしたけど今では好きになったのはliquirizia・リクイリチア味です。日本でいうと甘草で、リコリスっていうと聞いた事がある方もいるかもしれません。
甘い薬草みたいな不思議な味がするので試して見てください。(ちなみにお菓子も売ってますのでスーパーで見てみてくださいね。真っ黒でゴムタイヤみたいなやつです。笑)
イタリアの人気 伝統ドルチェ22種類 ギフトやパーティーにも
スーパーで買えるオススメはコレ!
ホテルなど宿泊先で食べたい方にスーパーで買えるジェラートでオススメな物も書いておきますね。
SAMMOMTANA(サンモンモンタ―ナ)というメーカーのこれ!
これは塩キャラメル味なんですが、めちゃめちゃ美味しくって私達はハマりまくっています!
周りのキャラメルコーティングのとろけ具合と塩加減といい、一口食べるごとに美味しくって唸ってしまいますので是非試して見てくださいね。
イタリアはバラ売りはあまりしていなくて、こちらは4個入りで4ユーロぐらいです。
ちなみに、日本でイタリアのようなジェラートを楽しみたい方は GELATERIA GELABO のジェラートを食べてみてください!
イタリアのフルーツ系のジェラートはフルーツピューレを使わず旬の本物のフルーツをたっぷりと使って作られているのですが、GELABOもピューレは使わずフルーツの量を55%以上を基本としているのでイタリアで食べている様なジューシーなくちどけを楽しめます。
クリーム系も北海道の新鮮な低温殺菌牛乳を存分に使用。乳臭さが一切なく濃厚だけどすっきりとした味わいで、こちらもイタリアのジェラートを連想させる美味しさです。
発送が3か月待ちになった時期もあったほどの人気なんですが、もし待ったとしても食べたい魅力がありますよ。
北海道よりジェラートをお届けGELATERIA GELABOイタリア スーパー買い物マナー エコバッグは必要?注意点は?
まとめ
私は日本に住んでいる時、アイスクリームって大人はあまり食べない印象を持っていたのですがイタリア住んでから美味しそうにジェラートを楽しむ大人を沢山みて少しビックリしました。
でも可愛らしくてホッコリ幸せな気持ちになったのを覚えています。
まあ、こんなに美味しいから納得ですね~。
一口食べれば幸せな気分になれちゃうジェラート♡イタリア旅行の際には是非楽しんでくださいね♪
歩きながら食べる場合は溶けて汚れる事もあるので紙を2、3枚もらっておくと良いですよ。