今回は街の中に壁画がゴロゴロとある「サン・ガヴィーノ・モンレアーレ(San gavino monreale)」をご紹介します♪
壁画アートは1970年代頃からイタリア・ミラノで盛んになりました。
サルデーニャ島では
・オルゴソロ(Orgosolo)
・サン スペラーテ(San Sperate)から始まり、
・マモイアーダ(Mamoiada)
・フォンニ(Fonni)
・オリエーナ(Oliena)
・ビジャマール(Villamar)
・セレンティ (Serrenti)
・セラマンナ(Serramanna)
などが壁画家の活動の中心地となりました。
サン ガヴィーノ(San Gavino)の壁画は2013年から始まり、現在も街中が野外美術館のように広がりを見せています。
カリアリから電車でも行けますので訪れるのが便利なので足を運んでみてくださいね。
サルデーニャ島サン・ガヴィーノ・モンレアーレの壁画

サルデーニャ島 サン・ガヴィーノ・モンレアーレの壁画についてご紹介して行きますね。

壁画はイタリア語でMurales・ムラレスと言います
壁画アートがはじまったきっかけは?

サン・ガヴィーノの壁画アートは2013年に37歳の若さでこの世を去った、人気シェフでもあり世界中を旅する旅人として有名だったサンガビーノ出身のシモーネ・ファルシさん(通称スキッゾ・Skizzo)を偲んで彼らの友人たちが音楽と料理のイベント企画したところから始まりました。
その際、募金活動で数百ユーロの残りが出てため、何かスキッゾの想い出になり人々にも喜ばれる物を作ろう!とのアイデアで壁画アートが生まれたそう。
最初の壁画が描かれたのが2014年、そこから友人の輪が広がり2016年には「Non Solo Murales di San Gavino Monreale Paese di Artisti」が設立され、再開発と清掃を兼ね、サン ガヴィーノの街を盛り上げて行く壁画鑑賞の観光ルートなどとして組織され、2024年は10周年記念イベントも行われました。

素晴らしい壁画でワクワク気分で町興し!
壁画アートはこんな感じ
街の中を歩いていると突然巨大な壁画が現れたりするのですが、歴史的なものから現代アートのような物まで様々で見ごたえがあります。
沢山あるのですが、一部をご紹介しますね!








壁画マップとオススメの場所
適当に街の中を歩いていても壁画に出会う事が出来ますが、効率よく見たい方は壁画マップを利用すると便利です。
壁画マップの地図の中のマル印をクリックすると壁画の画像とアーティストの名前・描かれた年も記載されています。
オススメな通りはVia Eleonora d’Arborea(エレオノーラ ダルボレア通り)です。
この通りは農民や工芸品の歴史あふれる壁画がSergio Putzuさんと言うアーティストにより通り全てに描かれていて見ごたえがあります。





サン・ガヴィーノ・モンレアーレはサフランでも有名です。サフランについては別記事もチェックしてくださいね。
サルデーニャ島サン・ガヴィーノ・モンレアーレの行き方

サン・ガヴィーノ・モンレアーレはカリアリから約50キロほど離れた場所にある人口約8,500人の小さな町です。
電車の駅がありますので気軽に訪れることができます。
カリアリから急行だと30分ほど、各駅停車で約50分ぐらいで到着出来ますが、
時間帯によっては電車の本数が少ないので特に帰りの電車の時間は調べておいた方が良いです。
電車のチケットはオンラインで購入するのが便利なので購入の仕方は別記事を読んで見てくださいね。
もしくは日本語で予約可能なomioもオススメです。
まとめ
大きな壁画があちらこちらにありますので街歩きが楽しいサン・ガヴィーノ・モンレアーレ。
小さな町なので、カリアリのように色々なお店があるわけではありませんが、壁画の他にはちょっと田舎なサルデーニャ島の街体験も楽しいと思います。
カリアリから電車で来る場合、電車の中から羊が沢山見れたり自然豊かなサルデーニャ島の車窓を楽しめますよ。

是非足を運んでみてくださいね♪
カリアリの落書きアートもオススメ!です