イタリア・サルデーニャ島は地中海性気候なため、日本に比べると比較的冬は温暖です。
その年によって若干の違いはありますが、
大体11月ごろから雨の日が多くなり朝晩と冷えてきて、4月頃まで肌寒いです。
旅行にむけて服装に迷いますよね。
そこで今回は
冬のサルデーニャ島旅行(11月・12月・1月・2月・3月・4月)を計画している方にむけて、
快適でおしゃれな服の選び方、そして必須なアイテムをご紹介します。
色々持って行ったのに結局使わなかった・・・というのは避けたいものです。
必要な洋服や小物だけもって行くことが出来ればスムーズに行動出来ます。
その分スーツケースの中にお土産を買うスペースもできますので参考にして下さいね!
サルデーニャ島の11月から4月はどんな寒さ?雨は降る?
冬のサルデーニャ島(11月から4月)は天気予報もあてになりません。
綺麗に晴れていたと思ったら、いきなり土砂降り・・・
と、思ったら
また晴れだしたり、ホントに予測がつかずで、在住者にとってはイヤな季節でもあります。
ですが、秋から冬の時期は実りの季節なので食べ物も美味しいですし、
クリスマスや年末年始など、その時期でしか見れないデコレーションを楽しめたり。
旅行者にとっては夏とは違った見どころや楽しさがあります。
冬でも晴れの場合は太陽パワーは強いので気持ちが良いです。
湿度があるので、お肌の乾燥など気にすることもないので嫌な事ばかりではありません。
月別に気温が感じなのか、ご説明しますね。
サルデーニャ島の冬の様子について詳しくは別記事も読んで見てくださいね。
※場所別に詳しく気温を知りたい方はイタリア語のサイトになりますがコチラをどうぞ。
11月のサルデーニャ島の気温
11月頃から朝晩は結構冷えるので、窓に結露が付く日も多くなってきます。
気温はカリアリで最低気温10度前後・最高気温20度前後
雨の日もチラホラと増えてきます。
晴れの日は歩いていると汗ばんだり、まだ半袖な方も結構います。
11月はダウンジャケットを着ている人と半袖の人が入り混じっていて、人の体感温度の違いが中々面白い季節です。
コレを書いている今は11月ですが、私は日中は半袖を着ています。
12月のサルデーニャ島の気温
12月は山沿いでは最低気温2度前後・最高気温5度前後ほどになる場所もあります。
カリアリやオルビア(コスタスメラルダ)やアルゲーロは最低気温6度前後・最高気温16度前後ほど。
朝晩は寒いですが、日中特に晴れの日は暖かで上着は脱いで手に持つ感じになる時もあります。
イタリアは各地 12月8日の無原罪の御宿りの祝日 からクリスマスのライトアップがはじまり街が華やかになって行きます。
この時期のみ見れるライトアップやデコレーションを楽しみたい方は12月半ば以降がオススメですよ。
クリスマス・年末年始にサルデーニャ島旅行を計画している場合はコチラの記事も参考にしてみてくださいね。
1月のサルデーニャ島の気温
1月は朝晩と結構寒く、サクサク霜ふみが楽しい季節。
最低気温は5度前後・最高気温は15度前後です。
風が結構強い時も多いので風を通さないジャケットがあると防寒になって良いです。
レストランやお店の中は暖炉やエアコンで温かくなっていますので調節できる服装にする事は必須ですよ。
イタリアでは 1月6日のベファーナの祝日(エピファニア)までクリスマスモードは続いています。
2月のサルデーニャ島の気温
1月の後半から2月前半にかけて寒さのピークを迎え、山沿いでは最低気温0度を下回るときもあります。
カリアリをはじめ観光地では最低気温4度前後・最低気温15度ぐらい。
個人的には2月が一番寒さと湿度の高さを感じて苦手です。
といっても、厚着をしてしまうと体温調節が難しくなるので重ね着で対処する事は必須です。
冬の間に共通する事ですが、晴れていると思ったら雨が突然ふることを繰り返しますので折り畳み傘は必須になります。
2月のサルデーニャ島旅行を計画している場合、
2月後半にオリスターノで行われるサルティリアというカーニバルを見に行くことをオススメしますよ!
3月のサルデーニャ島の気温
3月サルデーニャ島の気温は最低気温7度前後・最高気温17度前後ほど。
菜の花やチューリップなど花があちらこちらで咲いていて街並みがカラフルに春めいてきます。
日本より少し早めの春を感じますね。
カーニバルが終わった後、パスクア(イースター)を控えていることもあり、
住人からなんとなくウキウキしている感覚を受け取るのは私だけでは無いと思います。
※カーニバルやパスクア(イースター)の日にちは春分の日の後、最初の満月から数えた最初の日曜日「3月21~4月25」の間で毎年変わります。
気温はあがっていますが、風が強いことが多いのでアウターは必要です。
スカーフなど小物もお忘れなく。
4月のサルデーニャ島の気温
4月に入ると最低気温は12度前後・最高気温20度前後な感じで、かなり春っぽくなってきます。
ですが、4月も風が強い日が多いので薄手のアウターは必須です。
アウターの中のトップスは半袖や七分丈が良い感じですが、スカーフやマフラーで調節できるようにしてくださいね。
冬のサルデーニャ島旅行の服装選び方とオススメの一例
冬のサルデーニャ島旅行の服装の選び方のポイントをお伝えしますね!
- 靴から決めよう!
- アウターは風を防ぐものがGOOD
- トップスは薄手が基本
- ボトムスはリラックスできるもの
- 差し色になるストールを持って行こう!
靴から決めよう!
旅行に持って行く服を選ぶ時は、まず靴を決めると良いですよ。
観光で色々と歩きますし、旧市街などは石畳が多いので足が思った以上に疲れやすくなります。
ボコボコしている所は足首をひねったりしやすいので靴選びは慎重にして下さいね。
靴が決まったら、その靴にあう洋服を決めて行きましょう。
アウターは風を防ぐものがGOOD
11月から4月のサルデーニャ島旅行に必須なアウター選びのポイントは3つです。
- 風を防ぐタイプ
- 雨に強いタイプ
- 軽量タイプ
サルデーニャ島の冬は風が強いです。
風があると太陽の下でも寒いので防風タイプ、そして急な雨にも大丈夫なように撥水加工のアウターを選びましょう。
お尻まであるタイプの方が冷えを防いでくれますし、コーディネートもしやすくオススメです。
現地ではダウンジャケットを着ている方も多いです。
ただ、ダウンジャケットは中綿が多いタイプだと暑くなりすぎる危険性も。
12月・1月・2月は良いですが、11月・3月・4月は薄手タイプいいですよ。
それと重いアウターは身体が熱くなって脱いだ場合、手に持って歩くのに疲れてきますのでやめた方がいいです。
\例えばこんなタイプがオススメ!/
✨12月・1月・2月の寒さが強い頃なら
軽量・撥水加工で風も雨もへっちゃら!中がボアタイプであったか♡
ボアタイプを選ぶ場合、中は薄手の物を選べば着ぶくれしませんし、屋外・屋内の調節も楽々です。薄手の洋服だけ持って行けばいいので荷物も少なく済みます。
人気のザ・ノースフェイスは防寒・撥水と機能抜群な上にお洒落。内ポケットもついていますのでスリ防止もバッチリ。コンパクトにスタッフサックにまとまるコチラのダウンジャケットは洗濯も出来るしオススメです。
✨11月・3月・4月の寒さが弱い頃なら
薄手で撥水加工、シワになりにくくフードも付いていれば急な雨にも対応できます。
長さがある物は寒さもふせいでくれるしコーディネートしやすいのでオススメ。
きれいめ撥水加工のこちらのブルゾンはシンプルなので合わせやすい。ユニセックス。
トップスは薄手が基本
トップスは薄手が基本です。
薄手でもハイネック(タートルネック)はやめたほうが良いです。
私はハイネックを着ていて熱くなって汗をかき、そのあと汗で冷えてしまい風邪をひいた事が何度かあります。
汗をかいてしまうと不快感マックスで旅を楽しめません。
首回りの寒さ対策はストールなどで対処しましょう。
とにかく、この時期のサルデーニャ島は湿度が高いです。
なので、歩いていると汗をかきやすいですし、レストランなど室内は暖房がかなりきいているので半袖でも良いくらいなんです。
\例えばこんなタイプがオススメ!/
✨12月・1月・2月の寒さが強い頃なら
シンプルな薄手のニットが着回ししやすくオススメ。
✨11月・3月・4月の寒さが弱い頃なら
ゆるっとしたロングスリーブTシャツはリラックスできますし、どんなボトムスとも合わせやすいです。
11月・3月・4月の日中は温かく半袖でも大丈夫なぐらいに感じる場合もあるのでコットン系のロングスリーブTシャツがオススメですよ。
AVIREX(アビレックス)の定番ロングスリーブTシャツは伸縮性があり着心地抜群!
ボトムスはリラックスできるもの
ボトムスは伸縮性があってリラックスできるもの、シワになりにくい素材の物をオススメします。
パンツスタイルの方が動きが楽かもしれません。
スカートも寒い場合はレギンスを中にあわせられるので良いですよね。
※ワイドパンツやガウチョパンツについて、この次の章で注意点を書いていますので読んでくださいね。
\例えばこんなタイプがオススメ!/
ウエストがゴムで楽々!張りがある伸縮性素材でスタイルがよくみえるので人気なパンツ。
ストレッチ抜群 どんなトップスとも合わせやすい綺麗系パンツ。
軽くてあたたかくストレッチ抜群で動きやすい!綺麗系カジュアルで旅行にバッチリです!
差し色になるストールを持って行こう!
この時期はアウターを着てしまう為、写真が同じような恰好になりがちですよね。
そんな時、さし色になるストールやスカーフがあるとコーディネートに幅がでるのでオススメです。
\例えばこんなタイプがオススメ!/
大判なストールはひざ掛けになったりするのでオススメですが暑くなりすぎる場合があります。
薄手のストールやスカーフなら嵩張らないので色違い・柄違いでもっていると装いに変化がでて良いですよ。
スカーフなら髪にも使えますし鞄に巻いてもお洒落♡
冬の必須アイテム手袋について、早朝や夜はあった方がよいかもしれません。
でも11月・3月・4月は必要ない場合が多いです。
人によって寒さの感覚も違いますが、もし持ってくるとしたら薄手のタイプが良いですよ。
持ってこない場合、どうしても寒かったら現地で購入もアリですね。
サルデーニャ島旅行でやめたほうが良い服装
サルデーニャ島旅行 やめたほうが良い服装についてお伝えして行きますね。
- 裏起毛・ヒートテック的なインナー
- モコモコ厚手
- ピッタリし過ぎな服
- ワイドパンツ・ガウチョパンツは注意点あり!
裏起毛・ヒートテック的なインナー
トップスに裏起毛やヒートテック的なインナーは暑く感じた時に脱ぎ着が出来ないのでやめた方が良いです。
寒さが心配な場合は重ね着が基本!
※足元は冷えがちなのでボトムスに裏起毛はOK
私はサルティリア(カーニバル)を見に行った時、
外で長時間見学する事になるので寒いと思い、中にヒートテック的なインナーを着て行って大失敗。
しかもダメ押しでタートルネックセーターを着ていました
汗をかきまくってしまい、結局トイレの中でヒートテックを脱いでスッキリした失敗経験があります。
注意してくださいね。
モコモコ厚手
何度もお伝えしてしつこいですが、トップスに厚手のセーター、ハイネック系は止めた方が良いです。
フリースや裏起毛のトレーナーも止めた方が良いかもしれません。
手袋や帽子もモコモコな厚手のものが必要なほど寒くありません。
ストールは大判の物は役に立ちますがモコモコに編まれたマフラーは止めた方が良いです。
・アウターはしっかり防寒・防風できるもの
・トップスは軽め、薄手素材が基本
・プラスしてストールなどで調節
こんな感じがベストです。
ピッタリし過ぎな服やミニスカート
サルデーニャ島までの飛行機は長旅なので身体がいつもより浮腫むこともあります。
トップスもボトムスもピッタリしすぎな服はリラックスできないのでやめた方が良いです。
スキニーパンツなどを穿きたい場合、浮腫んでも大丈夫なように伸縮性が良い物を選んでくださいね。
スカートはミニスカートは寒いかもしれません。
サルデーニャ島までの機内を快適に過ごせるアイテムは別記事をみてくださいね。
ワイドパンツ・ガウチョパンツは注意点あり!
ワイドパンツはリラックスできますし、コーディネートもしやすいですが、1つだけ注意点があります。
それは、トイレ。
イタリアはどこもトイレが汚いです・・・
サルデーニャ島も汚い場所が多いです。
トイレの床が濡れていることも多く、ワイドパンツだと裾が床につきやすいので注意が必要です。
しかも、トイレの中は鞄などをひっかけるフックが無い場合が殆ど。
同行者がいる場合、荷物は見てもらって荷物無しでトイレの個室に入った方が良いですよ。
もしくはフックがなくても肩から掛けられる鞄のみ、最低限な物を持って入りましょう。
そうすれば両手が空くのでワイドパンツの裾をめくったりできます。
トイレについてはコチラの記事も読んで見てくださいね。
イタリア旅行あると便利なグッズ もしもの時は現地このお店にGO!
冬のサルデーニャ島旅行に必須なアイテムはこちら
冬のサルデーニャ島旅行に必須なアイテムをお伝えいたしますね!
- 折りたたみ傘
- サングラス
- エコバッグ
- 水筒
- 薬
- 必須じゃないけど、コードレスアイロン
折りたたみ傘
折り畳み傘は必須です。
ホントにびっくりするぐらい11がつから4月は天気がコロコロ変わる場合があるのと、日本みたいにコンビニで傘が安価で買えません。
傘はスーパーや中東系の人や中国人がやっている雑貨屋さん、路上販売などで買えます。
でも、クオリティーが悪いのに高価格です。
デパートでも売っていますが、日本で買えるような小さなサイズでクオリティーが良い物は中々見つかりません。
なので必ず持ってきてくださいね。
サングラス
イタリアは日差しが本当に強烈なのでサングラスをしないとダメージにもなりますし、身体も疲れます。
エコバッグ
エコバッグは冬だけに必要な訳ではありませんが、この時期は万が一急な雨で何か濡れたものが出たりした時も使えるので持っていると良いです。
イタリアでは日本のようにコンパクトになる素敵なエコバッグはそんなに見つかりません。
水筒
水筒はオールシーズン持って行ったほうが良いので冬に限った事ではないのですが、温かい飲み物を持っておくともしもの寒さにも安心です。
さらに、飛行機に乗る時は荷物検査にお水類は持って入れないですよねで。
でも、例えばカリアリ空港の出国ロビーには無料でお水をボトルに入れれる機械があります。
空の水筒を持っていれば無料でお水がゲットできますよ。
薬
寒さでお腹の調子がくずれることはありがちです。
便秘薬・下痢止め、整腸剤などは必ずもってきてくださいね。
イタリアで薬を買うとなると薬の成分の基準が違うので効きすぎたり効かなかったりする場合があります。
イタリア旅行で体調不良になったときの対処方法は別記事も参考にして下さいね
コードレスアイロン
必須ではないですが、持っていると良いのがコードレスアイロンです。
冬のサルデーニャ島は湿度が高いので、髪の毛が膨張しやすいんです。
広がりやすい髪質の方はまとめ髪にすることをオススメしますが、前髪がくずれるとテンション下がりますよね。
ミニサイズのコードレスヘアアイロンを持っていると、ちゃちゃっと前髪とサイドの髪をお直しできるので便利です。
まとめ
日本よりは比較的温暖なサルデーニャ島の冬、11月・12月・1月・2月・3月・4月についてご説明してきました。
日本人にとって寒いのに湿度が高い、というのは変な感覚になる方が多いと思います。
- 突然の雨や強風に注意
- 折り畳み傘必須
- 12月・1月・2月はしっかりめなアウター
- トップスは厚着をしすぎない重ね着で調節できる物
- 楽に動ける服装
快適な服装で楽しいサルデーニャ島旅行になりますように♪