素晴らしい景色!カリアリの街が一望できる「サンミケーレ城」を散策しよう♪

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カリアリの景色が一望できるサンミケーレ城 観光・現地情報

今回はカリアリの街が一望できる「サンミケーレ城(Castello di San Michele Cagliari)」をご紹介しますね。

カリアリには9つの石灰岩の丘があると言われているのですが、そのうちの1つがこのサンミケーレ城のある「サンミケーレの丘」なんです。

現地の方達のウオーキングやランニングスポットにもなっているとても気持ちの良い場所なので食後のお散歩、次の美味しい料理を食べるためにお腹を空かせたい場合も!歩いてみると楽しいですよ~♪

モカちーの
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とにかく景色が素晴らしいので素敵です!

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モカちーの

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サンミケーレ城(Castello di San Michele Cagliari)

サルデーニャ島カリアリ サンミケーレ城の外観
サンミケーレ城の外観

冒頭で、カリアリには9つの石灰岩の丘があるとお伝えしましたが、その9つはこんな感じです。この中からこの記事ではサンミケーレの丘(Colle di San Michele)をご紹介して行きます。

  • サンミケーレの丘(Colle di San Michele)-今回ご紹介しているのはココ
  • カラモスカ(Calamosca)-ハイキングも出来る
  • 悪魔の鞍(Sella del Diavolo)-馬の鞍の形をしている
  • サンテイニャーチオの丘(colle di Sant’Ignazio)-カラモスカの近くで遺跡もある
  • モンテウルピヌ(Monte Urpinu)-大きな公園
  • トゥヴィクセッドゥ(Tuvixeddu)-共同墓地(ネクロポリス)がある
  • カステッロ(Castello)-旧市街がある所
  • コッレディボナリア(Colle di Bonaria)-ボナリア教会がある
  • モンテクラロ(Monte Claro)-大きな公園

共同墓地(ネクロポリス)があるトゥヴィクセッドゥ(Tuvixeddu)は別記事でご紹介していますのでチェックしてみてくださいね。

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サンミケーレの丘・公園

サンミケーレの丘から見た景色
サンミケーレの丘から見た景色

サンミケーレ城が建っているこの丘(サンミケーレの丘)はカリアリで一番高い丘(海抜 120 メートル)と言われていて本当に見晴が素晴らしいです。見る方角によってカリアリの景色の顔が違って興味深いですよ。

丘にある公園は整備されていて子供たちが遊べる遊具もありますし、丘の坂道が少しきつく感じる方もいらっしゃるかもしれませんがウオーキングやランニングの軽い刺激となっていい感じです。

犬の散歩をなさっている方も何人かおられました。

珍しい植物も沢山!
とても広いです

珍しい葉っぱの植物もあったり空気がとても気持ちが良いです。

ひとつ注意点は外に屋根のある場所がありません。バール(レストラン?)が1軒あったのですが私が訪れた時は閉まっていたので飲み物とサングラスなど、日差しをよける物はかならず持参して行ってくださいね。

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お城の中はこんな感じ

サンミケーレ城の中
サンミケーレ城の中

丘の頂上にあるサンミケーレ城の中は博物館としての他はエキシビション(展示会・展覧会)など文化イベントなどが行われるスペースとして使用されています。

この日はなにも行われていませんでしたが、後日行われる何かの準備をしていました

サンミケーレ城の歴史を簡単に説明しますね。

このお城の始まりは中世の時代に遡ります。カリアリのジュディカート(9世紀から 15世紀にかけてサルデーニャ島で権力を持った独立国家機関)の首都であるサンタ イジア(Santa Igia)を防衛するために建設されました。

その後1327年カタルーニャ人がカリアリを征服してスペイン時代が始まり、防衛機能としてより権力のある一族の邸宅となりました。その頃のサルデーニャ島は小さい領土に分けられ権力のある家族がそれぞれを統治していていましたが、カリアリはカロツ(Carroz)という一族が統治しておりその邸宅となったそうです。

カロツ家の最後の住人ヴィオランテ伯爵夫人が1511年に亡くなりサンミケーレ城はスペイン王室の資産となりました。

余談ですが、イタリア語で暴力の事をviolenza(ヴィオレンッツァ)と言うのですが、このヴィオランテ伯爵夫人はとても暴力的な人だったらしく、ガイドさんが説明してくれた時に「ヴィオランテ伯爵夫人はviolenza(ヴィオレンッツァ)」とダジャレ的な事を言っていて面白かったです。笑

説明が書いてある看板がたくさんあります
ガラス張りの床
床がガラスでこんな感じな場所がけっこうありました。こわーい笑 

その後、ペストが流行した1820年頃から伝染病の患者を隔離する病院的な場所(Lazzaretto)として使用されたり、1895年に個人のロベルト ディ サン トンマーゾさんという方が購入、建築家ディオニジ スカーノさんによって修復され今の丘の上の状態に松林が植えられたそう。

1930年には軍用地になりましたが、1966年に建築家のレナート サリナスさんの指揮で城の発掘作業が始まり1990 年にお城の新たな修復工事と丘の公園の再編が始まりまり今に至るそうです。

場所・行き方

場所はカリアリ駅から考えた場合、約5キロ程の場所にあります。歩くのが好きな方は街並みをみながら歩いていると割とすぐに到着出来ます。観光エリアとは違ったカリアリの顔が見れ面白いですよ。通り道には9つの丘のうちの1つ

徒歩約1時間
約10分(駐車場有)
バス約15分(12駅)

バスはCTMバスにカリアリ駅の目の前のバス停(Roma (fronte Stazione FS))から「5番Cinquini (parco San Michele)」に乗り終点で降りたら丘の入り口です。(そこから丘の坂を上るのでお城までは15分くらいかかります)

バスの運賃は1.3ユーロです。

サンミケーレ城の営業時間・見学料

チケット売り場
サンミケーレ城の受付 ここで見学料を払います
営業時間10時から18時・月曜日休み
見学料4ユーロ
住所Via Giovanni Cinquini, 09121 Cagliari CA
電話番号07015240479

英語かイタリア語のガイドさんと一緒にグループツアーという形、若しくはガイド無しで見る事も出来きます。(イタリア語と英語になりますが、説明が書かれたパネルが設置してあります。)

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まとめ

丘の上の広場にヌラゲがつくってありました。上手!

サルデーニャ島の中の他の遺跡スポットと比べるとサンミケーレ城の中は4ユーロ払って見るほどの事も無いかな・・・・とも正直な話、少し感じました。でも。まあ折角がんばって丘を登って辿りつくわけですから見た方が良いですね!

もしお城の中は見なくとも、外観・丘の上の感じ・見晴しの良さ・空気の良さだけでかなり満足が出来る場所ですしカリアリの景色を一望したい方は是非足を運んでみてくださいね。

サルデーニャ島で絶対見るべきは世界遺産のヌラーゲです!コチラ⇩

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