イタリア旅行で現地についたら「なんだか体調不良かも?」なんていうのは一番避けたいですよね。
そこで今回は
「イタリア旅行中に体調不良になった時の対処法&胃もたれした時に食べるとスッキリするもの」
についてお伝えしますね。
知っておけば、もしもの時の不安を少しでも和らげ行動できますよ!
イタリア旅行中の体調不良に備えて出発前にすること
イタリア旅行中の体調不良に備えて出発前にすることは以下です。
- 出発前の基本① 日本から薬は持って行く
- 出発前の基本② 予定を詰めすぎない
詳しく見て行きましょう。
出発前の基本① 日本から薬は持って行く
日本で普段使っている薬は必ず持って行きましょう。
イタリア旅行に薬を持って行くにあたり注意点は以下です。
- イタリア滞在期間中に必要とする分の量を大幅に超えて持参しない
- 本来の容器のまま持参する(瓶入りなら瓶のまま、アルミで挟まれたPTP包装の錠剤、カプセルもそのまま)
- 常に服用している薬については医師の診断書など説明できる文書を携帯する
- 機内には必要な分だけ持ち込む方が良い
- 液体の薬は100ml以上でも例外として扱われるようですが、出来れば小さ目サイズを用意
※詳しく知りたい方は厚生労働省の→「海外渡航先への医薬品の携帯による持ち込み・持ち出しの手続きについて」をチェックすると確実です。
出発前の基本② 予定を詰めすぎない
イタリア旅行の計画は予定を詰めすぎないことが基本です。
とくに現地に到着して次の日は、まずは睡眠をしっかり取ったあとに宿泊先の周りをブラブラ観光する程度にすることをオススメします。
イタリアは電車やバスなど交通機関のストライキも多いですし、色々な場面で日本のようにスムーズに行かない事も多いです。
ゆったりとした計画で楽しみましょう♪
イタリア旅行中に体調不良になってしまったらすること
イタリア旅行で体調不良になってしまったらすることは以下です。
- ホテルで休む
- イタリアの薬局「Farmacia」へ行く
- 海外旅行保険のヘルプデスクへ電話
ホテルで休む
体調不良には休息をとる事が一番大切です。
折角イタリアに来たのだからホテルで寝ているのはもったいないかもしれませんが、ムリは禁物です。
イタリアまでの長時間のフライトは疲れますし、現地に到着した時点で無理をしている状態になってしまっている場合も多いです。
体調不良の原因に脱水症状になっている場合もありますから水分をとることも見直すいいですよ。
添乗員さん付のツアーの場合は体調不良を感じたら無理は厳禁ですので添乗員さんに相談してくださいね。
イタリアの薬局「Farmacia」へ行く
- 休息を取ったけど体調不良が良くならない
- 日本から対応できる薬を持ってこなかった
そんな場合はイタリアの薬局「Farmacia・ファルマチ-ア」へ行きましょう。
私の友人がイタリアの我が家に遊びにきてくれたとき、到着してから瞼が物凄く腫れあがってしまいました。
疲れ目用の目薬は持参していましたが、抗菌目薬は持参していませんでした。
「ものもらい?それともなんだろう?」
と心配になりFarmaciaに行き、見てもらって購入した薬ですぐに良くなったことがありました。
軽い症状の場合はFarmaciaに行って話を聞いてもらい、症状にあった薬を選んでもらってくださいね。
薬は日本の薬の方が良いと思いますが、現地の薬で効き目があった体験談もあります。
私がエジプトに行ったときの話し。
ものすごい腹痛に襲われ初めは日本から持参した胃腸薬や下痢止を飲んでいました。
でも一向に良くならず・・・
エジプト人ガイドさんにすすめられた現地の薬を飲んだら一発ですぐに治った経験があります。
やっぱり現地の腹痛の原因には現地の薬(おそらく日本の薬より成分が強かったのかも)
これは良い方向に効果が出た一例ですが、海外の薬は日本の薬より含有量が高い場合もあります。
日本では使用されていない成分が使われている場合もあります。
作用が強く出てします場合もあるかもしれないので、Farmaciaでしっかり話を聞いてくださいね。
💊イタリアの薬局「Farmacia」で症状を伝えるフレーズ💊
- 熱があります Ho la febbre.(オ・ラ・フェーブレ)
- 頭痛があります Ho mal di testa.(オ・マル・ディ・テスタ)
- 腹痛があります Ho mal di pancia.(オ・マル・ディ・パンチャ)
- 胃が痛いです Ho mal di stomaco.(オ・マル・ディ・ストーマコ)
- 喉に痛みがあります Ho mal di gola.(オ・マル・ディ・ゴーラ)
- 鼻がつまっています Ho congestione nasale.(オ・コンジェスティオ―ネ・ナザーレ)
★少しフレーズをご紹介しましたが、大切なことなので翻訳機などで文字を見せて症状や要望を伝えた方確実です。
イタリア旅行のイタリア語や英語についてはこちらの記事⇩も参考にしてください。
簡単!イタリア旅行のイタリア語 これだけ覚えておけば会話はOK
イタリア旅行 英語が話せなくても伝わるコミュニケーションの仕方
海外旅行保険のヘルプデスクへ電話・キャッスレス診療も可能!
イタリア旅行に海外旅行保険は必要か悩む場合もあるかと思います。
ですが、もしもに備えて安心して旅行をするためには必要です。
オススメなのは海外旅行傷害保険が付いているクレジットカードを1枚は持って行くこと。
海外旅行傷害保険に加入しておけば体調不良、ケガや事故の場合にヘルプデスクに電話をすることで24時間日本語で対応してくれます。
クレジットカードによってはキャッシュレス(自己負担なし)で診療できる病院での診察の予約をしてもらえるので安心です。
エポスカードもキャッシュレス診療が付いています。詳しくは別記事を見てくださいね。
イタリアの市販薬(解熱・頭痛・腹痛・便秘・疲れ)の一例
イタリアの薬局で買えるお薬の一例として、我が家で使用しているお薬を紹介しますね。
これらの薬は薬局で処方箋無しで購入できます。
解熱・頭痛
イタリアで解熱・鎮痛薬として良く知られているのがTACHIPIRINA(タキピリーナ)です。
有効成分がパラセタモール系の錠剤で、日本ではアセトアミノフェンと呼ばれている成分です。
イタリアの薬局で処方箋なしで購入できるのは写真のピンクの方500mgタイプになります。(緑の方はお医者さんの処方箋がいります)
日本でアセトアミノフェンが使われているお薬は1錠200mgで1回300〜500mg服用の場合が多いようですね。
なので、もしTACHIPIRINA(タキピリーナ)を飲む場合、強さが心配なら半分にしてみて様子をみるのも良いかもしれません。
腹痛・便秘
写真の左側はBuscopan(ブスコパン)という胃痛、腹痛、さしこみ痛があるの時のお薬です。
ブチルスコポラミン臭化物配合の薬なんですが、日本でもブスコパンA錠というのがありますね。
写真右のFave di Fuca はセンナ系の便秘薬です。
こちらは夫がたまに便秘の時に利用しているのですが、2錠か3錠寝る前に服用すれば朝丁度いい感じに出るそうです。
私はセンナ系で出先でお腹が痛くなった経験があるので、用心してもし飲んでも2錠かな。
疲れ・栄養補助
写真はアルギニンとクレアチンをベースにした栄養補助的な物で、疲労感が出た時に助けてくれるものです。
粉末を水に溶かして飲みます。
イタリアは粉末を溶かして飲むタイプの薬が結構あるのが面白いなと思います。
こういった栄養補助食品は薬局ではなく、スーパーや日本で言うドラックストア的なお店でも購入出来ますよ。
薬ではないので、イタリア滞在中に疲れがでたら飲んで見るのもいいかもですね。
イタリアのどのお店に何が売っているか、軽く知りたい方は別記事を読んで見てくださいね。
イタリア旅行中に胃もたれになったら食べると良い物
イタリア料理はパスタにピッツァなど日本人には脂っこい食べ物が多いです。
胃腸の調子がおかしくなると、食の楽しみを満喫できなくなるので早く治したいですよね。
胃もたれしたり食欲がなくなってしまった場合にスーパーで購入すると良いものをお伝えしますね。
薬をなるべく取りたくない方は試して見てくださいね。
フィノッキオ
なるべく薬を飲まないで良くしたい方にオススメなのはフィノッキオです。
フィノッキオはセリ科の野菜で英名のフェンネルという名前だと聞いた事がある方もいらっしゃるかもしれません。
イタリアのどのスーパーでも手に入ります。
サイズは一番小さい物を選んで購入してみてください。(少し食べればスッキリするので小さくてok)
ハーブのような味がするので、食べると胃腸がスッキリして食欲がわいてきますよ!
フィノッキオについて簡単な食べ方は別記事を読んで見てくださいね。
生姜
イタリア語で生姜はzenzero(ゼンゼロ)といいます。
生姜はたまに置いていないスーパーもあります。
もしくはパックになって売っている場合もありますが、少しあれば良いので、ばら売りで販売されているスーパーで購入したほうがいいです。
生姜も胃もたれや食欲がわかない時に効果があります。
そして少し具合が悪い時などにも、すこしすりおろして温かい紅茶などにいれて飲むと身体が温まって体調が良くなってきますよ。
ササとすりおろして食べ物飲み物に加えられるので、もしものためにミニおろし器を持っていると便利です。
コレかわいい⇩
まとめ
イタリア旅行で体調不良になった時についてまとめていきます。
- 日本から薬を必ず持参する
- イタリア旅行の計画は予定を詰めすぎない
- 具合の悪さを感じたら無理をせずホテルで休む
- 不安を感じたらイタリアの薬局「Farmacia」に行ってみる
- お医者さんに見て欲しくなったら海外旅行保険のヘルプデスクへ電話をする
- 海外旅行保険には必ず加入していくこと
胃もたれがしたらフィノッキオ・生姜を食べてみてくださいね!
スッキリしてまた美味しくイタリアのご飯が楽しめますよ。