サルデーニャ島のイグレシアス 中世の街並みと採鉱場跡地を散策

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サルデーニャ島観光イグレシアス 観光・現地情報

イグレシアス(Iglesias)はサルデーニャ島の南西にある古い街でカリアリから60キロ程離れた場所にあります。

鉱山で栄えた町なので沢山の採鉱場跡地があることや、中世の街並みや博物館、昔のままの教会、鉱業博物館や崖の採掘トンネルなど見どころが沢山なんです。

この記事ではサルデーニャ島観光におすすめなイグレシアスの見どころについてご紹介しますね。

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サルデーニャ島のイグレシアス(Iglesias)の場所

イグレシアスはサルデーニャ島の南西に位置し、日本から訪れる際にはカリアリ・エルマス国際空港が便利です。

カリアリから電車だと50分弱。

イグレジアス行きのバスも出ていますが、本数が少ないので不便。

レンタカーを借りるか現地のツアーなどで訪れるのが便利です。

サルデーニャ島の現地ガイドはSardiniaTabiがおすすめですよ!

サルデーニャ島 イグレシアスの見どころ

イグレシアスの見どころを書いていきますね。

イグレシアスの旧市街を彩るカラフルな傘

サルデーニャ島のイグレシアス(Iglesias)の傘のデコレーション
カラフルな傘が沢山

沢山の傘傘傘!こちらは夏の間に設置されるイベントです。

メインストリートのコルソマッテオッティ通りだけでも200以上の傘が吊るされているそう。

その年によってテーマカラーがあります。

写真は2022年に撮ったもので、テーマカラーは調べたけど分かりませんでした。

まあ、写真の感じでした。 可愛い~♡

サルデーニャ島のイグレシアス(Iglesias)
至る所に傘傘傘

窓にも傘の飾りつけ
窓にも傘が♡可愛い
サルデーニャ島のイグレシアス(Iglesias)


傘を設置する事で日陰効果になるだけでなく、
風で傘が揺れる感じがダンスをしている様で見ていて気持ちが明るくなります。

これを目当てに訪れる観光客が沢山。

可愛らしいので写真や動画を撮る手が止まらなくなりますよ。

傘にクローズアップしすぎてしまいましたが、
イグレシアスの旧市街はサンタ・キアラ教会や素敵な建物でいっぱいなので街歩きが楽しいです。

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ネビダの遊歩道散策(il belvedere)

イグレシアスからネビダへ行く道
イグレシアスからネビダへ

イグレシアスから14キロほど離れた海岸線にあるネビダ。

ネビダはかつては鉱山村でしたが、現在はユネスコの世界遺産に登録されている魅力あふれる観光リゾート地です。

ネビダの海岸が見渡せる “il belvedere” という遊歩道がおすすめ。

遊歩道はぐるっと一周回れるようになっているのですが、めちゃめちゃ絶景です!途中に絶景を見渡しながらお茶やご飯ができるレストランもあります。

ネビダの看板
看板が見えてきました。
こじんまりとしたネビダの町(村) 夏の間は住民に観光客がプラスされ1000人ぐらいになるみたいです。
サルデーニャ島の旗の絵
サルデーニャ島の旗の絵
左回りに進んでみました
遊歩道にある見晴らしの良いレストラン
ここでランチしたりお茶したらとっても気持ちよさそう♡

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鉱山洗浄施設 (Laveria Lamarmora)

鉱山の洗浄選別場 Laveria Lamarmora
遊歩道から見た時にかなり遠く(下の方に)感じましたが割と近かったです。

“il belvedere” の遊歩道から下を見下ろすと斜面の下の方に大聖堂の様な物が・・・

遊歩道の脇の小道から歩いて見に行くことが出来ます。

鉱山の材料を洗浄選別する建物
遠くに何か見えます。わかりますか?

ここは鉱山の材料を洗浄して選別するための鉱山洗浄施設(Laveria Lamarmora)。

1897年に建設され周辺の鉱山の鉛と亜鉛がここで処理されていたそう。

1930年代に廃止されたとの事なんですが、
ここでは主に女性が働いていてかなり厳しい労働条件で働かされていたようです。

遊歩道の横にある小道から下っていきます
結構きつそうに見えましたがビーチサンダルな私でも楽勝でした。

洗浄、選別は、水と金属に手を入れて良いミネラルを廃棄物から分離する作業。

海の目の前にあるこの建物でその作業をしながら一年中働くことは、
ずっと湿気の中で生きると言う事になり、かなり過酷だったようです。。

作業の休憩時間は30分。

そこで彼らはパンを食べましたが、仕事中に話すことは禁じられていて話せば罰金だったとの事。

喉が渇いたのでお水が欲しい、と言うようなことでさえ罰金対象で月末の給料から差し引かれた、
とのお話をきいて悲しくなりました。

ただ歌う事は許されていたとの事で、労働者たちはお互いに会話をしない代わりに愛の歌を歌っていたそうです。

歌う事で苦痛を和らげ労働に従事したのですね。


エメラルドグリーンの海がとても印象的で引き込まれました。

Laveria Lamarmora
Laveria Lamarmora
Laveria Lamarmora
Laveria Lamarmora
Laveria Lamarmora
Laveria Lamarmora

パン ディ ズッケロ(Pan di zucchero)

パン・ディ・ズッケロ
砂糖がかかったパンのようなパン・ディ・ズッケロ

海の中に見えるポコッとある岩は「パン・ディ・ズッケロ(Pan di zucchero: 砂糖付きのパン)」という名前の岩です。

ネビダの遊歩道散策(il belvedere)から見る事ができます。


岩の上に掛かる砂が太陽の日差しによって砂糖がまぶしてあるように見えるため、砂糖付きのパンという名前になりました。

高さは133メートルでヨーロッパで最も高い岩なんだそうです。

ポルトフラビア(PORTO FLAVIA)

MineHeritage EIT RawMaterials European ProjectさんのYouTubeチャンネルより

崖から海岸を見下ろす立地だけでもビックリ迫力満点なポルトフラビアの鉱山採掘場。

現在は稼働していませんが、ポルトフラビアは20世紀に鉱物積み込みシステムを導入し革命をもたらしたそう。

毎年世界中から何万人もの観光客が訪れるスポットです。

見学には予約が必要なので公式サイトをチェックしてくださいね。

モンテポニ(Monteponi)

Destination SardiniaさんのYouTubeチャンネルより

14世紀ごろから始まり20世紀に最大に発展されたモンテポニは巨大な鉱山複合施設です。

モンテポニは近代的な建物や最先端の​​構造物を備えた
イタリアの主要な採掘工場で産業考古学の中で最も魅力的で最も保存状態の良い場所の1つだそうです。

見学できるのは土日のみ。

ポルトフラビアもそうなんですが、個人で見るのは難しいので現地ツアーをおすすめします。

現地ツアーはイタリア語か英語のガイドさんがつくのですが、
もし日本語で見て周りたい方は冒頭でご紹介した現地ガイドのSardiniaTabiに連絡を取ってみてくださいね。

モンテポニと同じく、鉱山見学ができるモンテヴェッキオもオススメです。

まとめ

サルデーニャ島イグレシアス観光はカリアリから日帰りでも行けますが、公共交通機関で行くことは難しいです。

レンタカーを借りるか、現地ツアーガイド(SardiniaTabi)を利用すると送迎&日本語で説明が聞けるのでオススメ!

イグレシアスに1泊して1日目は旧市街を見て、2日目にネビダを見るのも良いですよ。

・旧市街が中世の街並みが素敵
・夏の観光なら傘のデコレーションが見れる
・ネビダの遊歩道散策(il belvedere)
・鉱山洗浄施設 (Laveria Lamarmora)
・パン ディ ズッケロ(Pan di zucchero)
・ポルトフラビア(PORTO FLAVIA)
・モンテポニ(Monteponi)

素敵なサルデーニャ島滞在になります様に!

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