サルデーニャ島の大きさと島の中を巡る移動手段について解説

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サルデーニャ島の大きさと島の中を巡る移動手段について解説 観光・現地情報

サルデーニャ島は北部のコスタスメラルダやサッサリ、アルゲーロ、そして南部のカリアリなど魅力的な観光スポットが島のいたる所にあります。

例えば、カリアリから南にある第2の大きさの街サッサリまでは約230キロほど、車での移動だと約3時間、電車だと約4時間かかります。

島内をいろいろ観光したい場合、移動手段が気になりますよね。

そこで、今回はサルデーニャ島の大きさや人口、そして島内の移動手段についてお伝えしていきますね。

スムーズな移動手段を見つけて、快適なサルデーニャ島の旅になることを願っています。

この記事を書いた人
モカちーの

Ciao ♡ はじめまして
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・2015年からイタリア(サルデーニャ島)在住
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サルデーニャ島の大きさは24,090km²、人口は約165万人

サルデーニャ島の大きさや人口は、大まかに説明すると以下になります。

サルデーニャ島の大きさや人口

・面積24,090km²(南北は約300㎞・東西は約125km)
・地中海でシチリア島についで第2の大きさの島(シチリア25,711km²)
・日本の四国のおよそ1.3倍の大きさ(四国18,800 km²)
・人口165万人
・人間より羊の数が多い

四国を少し大きくした感じのサルデーニャ島の南北の距離は約300㎞

日本でイメージすると300㎞は以下の感じになります。

・東京か愛知県の岡崎市
・大阪から山梨県の甲府市

人口は四国が約354万人(2024年9月1日現在)に対して、サルデーニャ島は約165万人なので、かなり少ないですね。

サルデーニャ島は人間の数より羊の数の方が多いといわれていまして、実際、私は島の田舎町に住んでいますが散歩をしていると人間より羊とすれ違うほうが多いです。(笑)

郊外の街を訪れたり電車からは下の写真⇩のような光景が必ず見れます。

サルデーニャ島の羊
電車に乗れば必ず羊が見れます

島の南北は直線距離なら約270㎞ほどですが、曲がりくねった道路が多く鉄道やバスは路線が限られています。

鉄道やバスは本数も多くありませんので移動は予想以上に時間がかかります。

のどかで良い所ではありますが、日本のように細かく交通手段が発達していないのが難点ですね。

そんな感じのサルデーニャ島は、どんな移動手段があるのか?詳しく見て行きましょう。

サルデーニャの島内での移動手段は7種類!

カリアリ駅構内に展示されている列車
カリアリ駅構内に展示されている列車(動きません)

サルデーニャの島の中での移動は以下の手段があります。

・電車(鉄道)
・バス
・レンタカー
・タクシー/Uber
・レンタルサイクル
・フェリー
・ツアーガイド(現地ツアー)

詳しくお伝えして行きますね。

電車(鉄道)

サルデーニャ島はイタリアの国営鉄道「トレニタリア」が走っています。

サルデーニャ島の電車の路線図
サルデーニャ島の電車の路線図

・カリアリから、西へはイグレシアスとカルボニア
・カリアリから、北へはオリスターノ、サッサリ、ポルト・トーレス・フェリーターミナル
・北東へは、オルビアとゴルフォ・アランチ・フェリーターミナル

最近は下の写真⇩のタイプの車両が殆ど。

トレニタリアの外観と車内
トレニタリアの車両が日立製で嬉しい!

主要路線の運航本数は時間帯によって変わります。

朝の通勤通学時間、若しくはエルマス空港からカリアリ間は本数が少し多いですが、日中は1~2時間に1本な場合もあります。

例えば、カリアリからオルビアまでは1日に6本運行しており、所要時間は最短で3時間23分、運賃は18ユーロです。(所要時間は時間帯によって4時間ぐらいかかる場合もあります)

電車のチケットはオンラインと券売機で購入することができます。

トレニタリアの公式サイトからwebチケットの購入方法

駅の券売機のチケットの買い方

トレニタリアのチケット購入の言語は(オンライン・券売機)日本語がありません。

※選択できる言語はイタリア語、英語、あとはヨーロッパの国の言葉

日本語で購入したい方は Omio:ヨーロパ交通予約サイト が便利ですよ。

Omio(オミオ)の特徴は以下です。

・日本語予約可能
・EU全域の鉄道、バス、飛行機、フェリーのチケット購入ができる
・24時間空席照会
・掛け値一切なし
・eチケット使用
・すべての交通モードを比較して最安値が探せる

下のリンク⇩からチェックしてみてくださいね。

Omio【公式】ヨーロッパ格安乗車券検索

公式サイトからアプリがダウンロードできるので、しておくと便利です。
(アプリからのチケット購入はアプリ内限定オファーがあります)

トレニタリアのほかに、ARST(アルスト)という地域列車(狭軌鉄道)も走っていて、トレニタリアの路線が伸びていない島内の隅々を補助的に運行している形になります。

地域列車(狭軌鉄道)は下の写真⇩のような感じ。

サルデーニャ島の狭軌鉄道

例えば、運行しているのは以下の場所です。

・サッサリから北西海岸のアルゲーロ
・マコメルからヌオロ

本数がすくないのでトレニタリアとの接続など、良く調べる必要がありますが鉄道の旅も面白いですよ。

※トレニタリアとARST が交差するマコメルとサッサリでは、駅は別ですが簡単に歩いて行ける距離にあります。

私はワインとおつまみを持って、カリアリからサッサリまで鉄道の旅をしたことがあります。電車は大体ガラガラなので、長閑な車窓を楽しみながらゆっくりとした贅沢時間を味わえました。

ちなみにアルゲーロはスペイン(カタルーニャ)の影響が残る港町や鍾乳洞が見れますし、ヌオロはサルデーニャ島の内陸部で、博物館や大聖堂など古い中世の街並みが見れます。

アルゲーロ観光については別記事も参考にして下さいね。

バス

島の中には複数のバス会社が運行していますが、どこでも走っているのはARST(アルスト)です。

カリアリ、イグレシアス、オリスターノ、サッサリ、アルゲーロ、オルビア、ヌオロなどは、大きなバスターミナルを構えています。(小さな町でもARSTは運行している)

バスのチケットが購入できる場所は以下。

・タバッキ(タバコ屋さん的な何でも屋さん)
・券売機
・オンライン

バスの車内で購入が出来ないのは、めちゃめちゃ不便な点ですね。

券売機は無い場所も多いですし、タバッキが見つけにくい場合もあります。

オンライン以外でバスのチケットを買いたい場合は、前もってチケットを用意してくださいね。(チケット無しの乗車が発覚すると罰金がものすごく高額です)

現在オンラインでのチケット購入に移行が進んでいるのですが、高齢の旅行者はアプリを使えなかったりスマホを持っていない場合もあるので問題になっているそうです。(アナログも残しておいてくれないと、困りますよね)

オンラインでチケット購入は3種類のアプリがあります。

※先ほど紹介した日本語で検索できるOmioは、サルデーニャ島のバスには対応が良くなかったです。

・DropTicket
・Tabnet
・Around Sardinia

この中で、Around Sardiniaが一番使いやすいです(5つのバス会社のチケットが購入できる)

カリアリはCTMというバスも走っているのですが、Around SardiniaのアプリでCTMのチケットも購入できます。(CTM も独自のアプリあり)

イタリア語でバス停は、Fermata(フェルマータ)といいます。

標識が分かりにくい場合もあるのですが、バス停留所でバスに乗る形になります。

下の写真はカリアリを走るCMTのバスとバス停。

写真のバスはカリアリを走るCMTのバスとバス停です。

カリアリ市内のバスは難しくありませんが、田舎町は難易度高い場合もあります。

例えば、私の住んでいる小さな町は「これがバスなん???」というようなマイクロバスのときもありますし、バス停も曖昧でどこなのかわかりずらいです。

運賃も運転手さんに直接払うのですが、乗る時でも降りる時でも決まりは無いし、小銭が無い時は次回でいいよ~みたいな感じだったり。(笑)

ですが、サルデーニャ島の方はとても親切です。わからなかったら、その辺の人にきいたら親身になって教えてくれますよ!

レンタカー

サルデーニャ島の公共の交通手段は不便なので、島内を巡りたい場合、特に色々なビーチに行きたい場合は車があるのが一番便利です。

レンタカーは、主要空港(カリアリ・アルゲーロ・オルビア)や、主要都市で借りることができます。

イタリアはマニュアル車が殆どなので、レンタカーもオートマ車の貸し出しは数が少ないです。オートマ車希望の場合は前もってレンタルしたほうが良いですよ。

※レンタカーを借りる場合、国際免許証を事前に日本で取得する必用があります。

ですが、イタリア人は車の運転がかなり荒いのでレンタカーを借りる場合は気をつけてくださいね。

例えばナポリの人と比べるとサルデーニャ島の人の運転は温和かもしれません。

でも日本人的にはビックリな運転が多いと感じるので注意が必要です。

レンタカーを考えている方は、イタリア人の運転については別記事も参考にしてくださいね。

タクシー・Uber

レンタカーを借りるのは不安な場合や、バスや電車も調べるのが面倒な場合、タクシーを利用すると便利です。

カリアリには、RadioTaxiRossoBlu(ラジオタクシーロッソ ブルー)という24時間365日営業しているタクシー会社があります。

利用方法は、電話で迎えに来て欲しい場所を伝えるだけで、最大6名まで乗車可能です。(カリアリやアルゲーロの空港、そして電車の駅前にスタンバイしているときもあります)

島内全域まで利用することが出来ますし、観光スポットまで連れて行ってくれる料金プランもありますよ。

公式サイトに詳しい利用料金があるのでチェックしてみてくださいね。

カリアリはUberも利用することができます。(Uberのサイトやアプリからオルビアのタクシーも予約できます)

レンタルサイクル

大きな都市や海岸沿いのリゾート地など、レンタルサイクルが出来ます。

例えば、カリアリにあるレンタルサイクルだと、最小で1時間5ユーロ(電動式は8ユーロ)から借りることができますよ。

サルデーニャの電車は、3.50ユーロの追加料金で自転車を持ち込むことができるので、電車と組み合わせて色々な町を走って見るのも楽しそうですね。

私はカリアリのポエットビーチと、カルロフォルテという島でレンタルサイクルをしたことがあります。

下の写真はポエットビーチでレンタルサイクルをした様子。

サルデーニャ島のカリアリ、ポエットビーチでレンタルサイクルを借りた様子
カリアリの近くのポエットビーチ沿いは自転車や歩行者に優しい道になっています。近くには塩田もあり!

カルロフォルテでレンタルしたときは電動自転車を借りたのですが、スイスイ楽ちんで島の中を見てまわることができて楽しかったです。

カリアリ駅の近くにあるBike Rent Houseの公式ページはコチラ

フェリー

サルデーニャ島の周りには大小の離島があり、フェリーが運航しています。

例えば、

・北岸沖の壮大なアシナラ国立公園とマッダレーナ国立公園
・北東のオルビア近郊のタヴォラーラ島
・南西部のサン・ピエトロ島とカルロフォルテ

など。

私は一度、カルロフォルテに行くのにフェリーを利用したことがあるのですが、本数が少なくで思いっきり待ち時間が多かった記憶があります。

自分で行く場合は、かなり下調べが必要となります。

下調べをする時間が煩わしい場合、次にご紹介するツアーガイド(現地ツアー)が便利で快適ですよ。

ツアーガイド(現地ツアー)

サルデーニャ島の中を巡りたい場合、一番おすすめはツアーガイド(現地ツアー)を利用する事です。

特に、初めてのサルデーニャ島観光ならツアーガイドさんをお願いする事で、余計な心配や不安を感じることなく、楽しくてより深い体験が出来ますよ!

私がおすすめしているのは、日本語ペラペラのサルデーニャ人ガイド、SardiniaTabi(サルディニアたび)の カルラさんとジョルジャさんです。

左がジョルジャさん、右がカルラさん

リクエストに合わせてプランを考えてもらえますし、半日、1日、2日、3日…と、利用したい分だけお願い出来るので便利です。

SardiniaTabiを利用した体験について詳しくは別記事を参考にして下さいね。

まとめ

カリアリ市内だけなら、徒歩やバスで十分みてまわれます。

イタリアは何かあったときに「何でそうなる???」という対応も多いため、個人的にはレンタカーはオススメしません。(せっかくの旅行なのに気苦労が増えます)

余計な心配いらずで旅を楽しみたい方にオススメなのは、電車の旅 or ツアーガイド(現地ツアー)です。

サルデーニャ島の電車はのんびり優雅な時間を過ごせますし、レンタルサイクルを組み合わせて見るのもいいですね。

このブログでは自分で歩けるモデルコースや、電車で行ける町をご紹介していますので是非行ってみてくださいね。

素敵な滞在になることを願っています♡

楽に好みのサルデーニャ島ツアーを見つけたい方は【タウンライフ旅探し 】が便利ですよ。

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