旅行先で楽しみたい物はなんといってもその土地の料理ですよね!
サルデーニャ島の伝統料理を知らなかったら普通のイタリア料理を食べてしまうことになりかねません!
魚介類に子豚の丸焼きや子羊料理、チーズや生ハムなどサルデーニャ島には美味しい物が盛りだくさん♡です。
そこで今回はサルデーニャ島を訪れたら食べるべき!おすすめ名物・伝統料理についてご紹介しますね♪
ワインやビール!サルデーニャ島の飲み物についてはコチラをどうぞ!
カリアリのおすすめレストランまとめはコチラ♪
サルデーニャ島の伝統料理 前菜/アンティパスト
まずは前菜!海の幸と山の幸どちらが良いですか?
サルデーニャ島のレストランの前菜は海の幸の前菜セット(misto mare)と山の幸も前菜セット(misto terra)がメニューにある場合があります。
少しづつ色々食べたい方におすすめです。どんな感じのものがあるか見て行きましょう♪
魚介類
海の幸にはまずはムール貝!(コッツェといいます)プリプリっと、とても美味しいです。zuppa di cozze al sugo alla sardaがあったら食べてみてくださいね。
結構デーン!と山盛りで出てくるお店が多いです。
他にはイカやタコのマリネからアンチョビをペーストにしてアレンジされたものなど、日本人に合う味わいなものが多いと感じます。
まだまだいっぱい食べるからお腹の調節しつつ食べなくちゃね☆彡
プロシュート・フォルマッジョ
山の幸はプロシュートやサルセッジャ、そしてフォルマッジョ(チーズ)の事です。
サルデーニャ島はペコリーノ・サルドといって羊のチーズが名産品なので必ず食べてね
山の幸も前菜セット(misto terra)がある時はそれを頼むと色々なものが食べられます。
もしくはアペリティーボといってイタリアには夕方にお酒とおつまみを食べる習慣があるのですが、アペリティーボの時におつまみに山の幸を食べるのもおすすめです♪
前菜で山の幸を食べるとお腹がいっぱいになって、後が食べれなくなる可能性があります。笑
旅行の時ってとにかく色々と味わいたいですよね。
大勢で旅行だと良いのですが、2人で旅行の場合って、コース的に食べるとあまり色々と食べられません。
下の写真のように前菜も結構ボリュームがあるので、前菜を沢山頼んでプリモかセコンドは1品を2人で分ける・・・そんな形にするのもおすすめです。
日本の居酒屋感覚な食べ方ですが、サルデーニャ島の人は優しいので快く応じてくれますよ。
イタリアのレストランのマナーは別記事を読んで見てくださいね。
フォルマッジョと言えばサルデーニャ島はウジ虫のチーズ(カース・マルツゥ/casu marzu)と言うフォルマッジョもあります。
現在は法律で販売は禁止されているので中々食べれる機会は少ないのですが、先日トライしたので、そのお話は別記事を読んで見てくださいね。
サルデーニャ島のウジ虫チーズ【カース マルツゥ】トライした結果・・・
サルデーニャの伝統料理 パン/pane(パーネ)
サルデーニャ島の人にとってパンはとても大切なもの。天然酵母をつかったパンはとても美味しいです。
レストランではかならずパンが出てきますので味わってくださいね。
- パーネ・カラサウ
- パーネ・ココイ/pane cocoi
パーネ・カラサウ
そしてサルデーニャ島の名物パンは何と言っても薄焼きおせんべいの様なパリパリのパーネカラサウ(pane carasau)オリーブオイルと島の良質な塩をふってパリパリっと最高です!
サルデーニャ島の薄焼きパン 【PANE CARASAU/パーネ・カラザウ】
パーネ・ココイ/pane cocoi
サルデーニャ島の伝統的なパンで代表的な物にパーネ・ココイ/pane cocoiがあります。
パーネ・ココイは結婚式やイースターなどのお祭り向けに作られた物はとっても特徴的な形をしています。
このパンは硬いので日本人には好き嫌いがあるかもしれませんが、よく噛んでいると素材の味わいが豊かなのをかんじられます。
サルデーニャ島の伝統パスタ・リゾット
プリモピアット/primo piattoは前菜の後に食べる1番目の料理でパスタやリゾットなど主に炭水化物系です。
伝統パスタ
サルデーニャ島にの伝統パスタは代表的な物が6種類あります。
★「Malloreddus(マロレッドゥス)」
★「Culurgiones(クルルジョネス)」
★「Fregula(フレーグラ)」
★「Maccarones de busa(マッカロネス・デ・ブサ)」
★「Lorighittas(ロリギッタス)」
★「Filindeu(フィリンデウ)」
の6種です
パスタごとに基本的味付け(ソース)があるのですが魚介系(エビやあさり、ハマグリ、ボッタルガ(カラスミ)やアンチョビなど)を使ったのソースや、イノシシのラグーソース、ポルチーニ茸やペコリーノチーズを使った濃厚なソースの美味しいパスタを試して見てくださいね。
詳しくは別記事で紹介しています。
リゾット
リゾットもパスタと同じくエビやムール貝など魚介類のリゾットやボッタルガ(からすみ)のリゾットなどがおすすめです。
ザッフェラーノ(サフラン)もサルデーニャ島は名産なのでザッフェラーノのリゾットもおすすめです。
サルデーニャ島の伝統 肉料理
セコンドピアット/second piattoはプリモピアットの後に食べるメインの料理のことです。
まずは伝統的な肉料理からご紹介しますね。
- 子豚の丸焼き/maialetto sardo(マイアレット・サルド)
- 子羊/Agnello(アニェッロ)
- トリッパ
子豚の丸焼き/maialetto sardo(マイアレット・サルド)
サルデーニャ島の名物と言えば子豚の丸焼きmaialetto sardo(マイアレット・サルド)です。
6~7キロぐらいまでの子豚を縦に切って串刺しにしてぐるぐると焼いていくのですが、その際に使用するのは上質な島の塩のみ!
パリパリの皮にジューシーで柔らかいお肉が絶品です。
サルデーニャ島の子豚は特殊で島内でしか食べられない品種なんだよ
子羊/Agnello(アニェッロ)
サルデーニャ島は人間より羊の数が多いと言われているぐらい羊がいっぱいで子羊agnello(アニェッロ)は名物の一つです。
子羊は秋に生まれるので特にクリスマスやお正月にサルデーニャ島を旅行の場合は旬の子羊料理が食べれますよ。
サルデーニャ島人は豪快に手づかみて食べています♡
イタリア クリスマスの過ごし方 食べ物 伝統行事ってどんな感じ?
トリッパ
トリッパは牛の胃袋です。サルデーニャ島だけでなくイタリアでは有名な食べ物かもしれませんがサルデーニャ島のトリッパを使った料理も要チェックです。
優しい家庭料理の味で心がほんわかするよ~
サルデーニャ島の伝統 魚料理
海に囲まれたサルデーニャ島では新鮮な魚料理が食べられます。
- フリット(揚げ物)
- 焼き魚
- ウナギ
- ウニ
フリット(揚げ物)
魚料理はまずフリット(揚げ物)がおすすめ。サクサクでいくらでも食べれちゃう軽い食感です。
イカリット(カラマリフリッティ/calamari fritti)
魚介のミックスフライ(フリットミスト/fritto misto)
タコのフリット(ポルポフリット/polpo fritto)
レストランでその日のおすすめを聞いてみるのもオススメだよ
焼き魚
☆イタリア語は単数と複数で語尾が変わるのですがよく使われる形で書いています。
サルデーニャ島は新鮮な魚介類がいっぱいです。日本と同じく色々なお魚を食べる事が出来ます。
食べ方は多くの場合シンプルに島の塩とエクストラバージンオリーブオイルとレモンのみで素材の新鮮さを味わう事ができます。
日本人的には醤油をかけたくなる場合もありますのでmy醤油を持って行くと良いかも。笑(最近はイタリアのスーパーでも醤油は買えます)
ウナギ
サルデーニャの人もウナギを食べます!
ウナギも塩で食べる感じでお祭りでは写真のような感じで焼かれています。レストランではメニューに無い場合も多いかもしれないですが、お祭りだとかなりの確率であるのでチェックしてみてくださいね!
ウナギは蒲焼じゃないんにゃね・・・
ウニ
サルデーニャ島ではウニも食べます!
以前は11月から4月頃はウニが解禁になってウニ小屋が開かれていたのですが地域法により 2022年 2月から2025 年 4月30日まで禁止となりました。
ウニ小屋は外で捕れたて新鮮なウニとワインとパンがセットで10ユーロ以下で食べれる感じで最高だったので、また再開したらこの時期のサルデーニャ島旅行の際は是非行ってみてくださいね。
レストランではウニのパスタなどが食べれますのでチェックしてみてくださいね!
新鮮なサルデーニャ島のウニは少しお預け!ボクも待ち遠しいよ~♡
サルデーニャ島の野菜を使った伝統料理
サルデーニャ島で食べたい野菜はなんと言ってもカルチョフィ(アーティチョーク)です。
ローマ産の品種と並んでサルデーニャの品種も有名で名産品なんですよ。
サルデーニャ島の伝統的な食べ方はカルチョフィとじゃがいもの煮込みで、カルチョフィの食感とイタリア家庭料理の素朴な味が味わえますよ。
レストランで見つけたら是非注文してみてくださいね。
サルデーニャ島のアーティチョーク 【カルチョーフィ・サルディ】
サルデーニャ島のお菓子・デザート
サルデーニャ島で食べたいデザートはまず伝統菓子。
レストランでも食べる事が出来ますがパスティチェリア/pasticceria(お菓子屋さん)やスーパーなどにも売っていますので買って食べると良いですよ。
レストランではティラミスやパンナコッタなどイタリアおなじみのデザートもありますし、どれもこれもとても美味しいです。
せっかくサルデーニャ島に来たので食べて欲しいのはセアダス /seadasです。(セバダスsebadasと書いているレストランもあります)
セアダスは揚げ菓子なんですが中にレモンやオレンジのピールとペコリーノチーズが入っています。揚げたてにサルデーニャ産のはちみつをたっぷりかけて召し上がります。
チーズとはちみつのコラボレーションが不思議な体験になりますよ
伝統のお菓子については別記事を読んで見てくださいね。
サルデーニャ島のジェラート
サルデーニャ島のジェラートも必ず食べてくださいね!
レストランでデザートは食べないで、食後にジェラテリア(ジェラート屋さん)に移動して食べるのもおすすめです。
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まとめ
サルデーニャ島の伝統パスタ、パリパリのパーネカラサウ、新鮮な魚介類の数々に名物の子豚や子羊。お野菜も素材の味が濃くてどれも本当におすすめで絶品です。
サルデーニャ伝統のお菓子にジェラート、レストランだけでなくスーパーや市場で買って食べるのもおすすめです。
サンベネデット市場という大きな市場があるので足を運んでみてくださいね!