サルデーニャ島の野菜【カルチョフィ・サルディ】の食べ方や特徴

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サルデーニャ島のアーティチョーク カルチョフィサルと 伝統料理

サルデーニャ島のお野菜で変わったものに「カルチョフィ」があります。

私はイタリアに住むまでカルチョフィと言う名前は知っていましたが、見た事も食べた事もありませんでした。

どこをどう食べるんだ?

というような見た目なお野菜ですが、サルデーニャ島でとても良く食されている野菜なんです。

今回はサルデーニャ島のカルチョフィ(アーティチョーク)について特徴・食べ方などをご紹介しますね。

この記事を書いた人
モカちーの

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サルデーニャ島の野菜「 カルチョフィ・サルディ」

カルチョーフィ・サルド スーパーで売られている物
サルデーニャの品種カルチョーフィ・サルディ これはスーパーで茎と葉っぱと一緒に販売されていました。

カルチョフィ(Carciofi)はイタリア語。

英語だとアーティチョークといいます。

アーティチョークという名前だと、聞いた事がある方もいらっしゃるかもしれませんね。

世界で一番アーティチョークを生産しているのがイタリアで、生産の中心はイタリア中部から南部です。

丸っこい物はロマネスコと言うローマの品種。

ここからはサルデーニャ島の品種カルチョフィ・サルディ の特調をご紹介します。

カルチョーフィ・ロマネスコはマルコい感じ

特徴① 先がとがっている

カルチョーフィ・サルド
棘に注意!けっこう痛いです・・・笑
スーパーで先がカットされて売られているカルチョーフィ
スーパーではこんな感じに先がカットされて売られています

サルデーニャで作られている品種はカルチョフィ・サルディ(carciofi sardi)と言って先がとがったタイプ。

先っぽにトゲがあるのですが、この棘が結構痛いので要注意

スーパーなどで売られている物は先のトゲがカットされている物もありますが、葉っぱも棘があって痛いので要注意です。

特徴➁ 肉厚

アーティチョーク発育中
我が家のカルチョーフィ。小さいの発見♡ 葉っぱも棘が痛いので要注意!

花弁がしっかり肉厚な感じなのでシャキっとした食感です。蕾は柔らか。

特徴③ 苦みと甘みがある味、香りが強い、栄養満点

育ってきたアーティチョーク
良い感じに育ってきた~♡

アザミの香りが強く味も苦みと甘みのバランスが良くコクのある感じです。

カルチョーフィは低カロリーですがビタミンAやC、鉄分、亜鉛、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれている栄養満点なお野菜です。

カルチョフィ・サルド 収穫は春と秋

カルチョーフィ畑
我が家の近所は旬の時期にはカルチョフィがいっぱい!
我が家のカルチョーフィ畑
我が家の畑の一部 反対側にもカルチョフィ育っています。

サルデーニャ島の郊外ではカルチョフィが至る所で栽培されています。

春の品種は 2 月末から4月にかけて収穫され秋の品種は 9 月末から10 月頃に収穫されます。

旬の頃はスーパーやメルカート(市場)で沢山のカルチョフィが販売されていますがトラックや車に積んで道で直接販売していたりします。

カルチョフィの花は紫色

アーティチョークの花
花はこんな感じで不思議な色。 

カルチョフィの花は紫色の不思議な花を咲かせます。

サルデーニャ島ではカルチョフィのお祭りが行われたりします。

サルデーニャ島 アーティチョーク(カルチョーフィ)のお祭り

食べるのは中心にある蕾(つぼみ)と茎の部分

カルチョーフィは中心にあるクオレ(ハート)と言われる蕾(つぼみ)と茎の部分を食べます。

私は初めてカルチョーフィを調理しようとした時、いったいどこをどう食べるんだ???と戸惑い、どんどん剝いているうちにただバラバラになって撃沈した経験があります。

それは「柔らかい所が出てくるまで外側の硬い花弁の部分は剥いてね」っとマンマに言われたので剥いていたのですが、剥いても剥いても花弁が硬かったからです。

少し硬くてもかじってみて筋っぽさが無い感じだったらそこは可食部です。

味はタケノコの様なホクっとした感じ

どんな味?というと難しいですが、歯ざわりが少しホクっとしたタケノコの様な感じです。

灰汁抜きにはレモン汁を使うのですが良く灰汁がぬけていない少し苦みを感じるかもです。

カルチョーフィはオイルづけや冷凍食品・ペースト状でパスタソースやパテとしても販売されています。

サルデーニャ島ではオイルづけはそのまま前菜としてよく食べられています。

サルデーニャ島の伝統レシピ【カルチョフィとじゃがいもの煮込み】

サルデーニャ料理 カルチョーフィとじゃがいもを煮込み
柔らかく煮込まれたカルチョーフィとじゃがいものホクホクした甘みがシンプルでとっても美味しいです

【Carciofi e Patate in Umido alla Sarda】と呼ばれるカルチョフィとじゃがいもを煮込みは典型的なサルデーニャの家庭料理です。

シンプルだけどボリュームたっぷりなマンマの味って感じです。

特に旬の時期にはレストランでもオススメ料理としてふるまわれます。

サルデーニャ島の伝統料理については別記事を読んで見てくださいね。

カルチョフィのお酒【チナール】

アーティチョークはチナールというリキュール(お酒)としても親しまれています。

食前や食後酒として飲まれているんですがアーティチョークと一緒に沢山の種類のハーブが入っているので中々面白い味です。

生薬が効いている様な感じで苦っぽいけど甘い・・・みたいな感じです。

って分かりますかね・・・ 養命酒的な・・・・笑

本当の事を言うと、私は初めてチナールを飲んだ時はオエっとなりました。

でもですね!なんか癖になる味なのと、飲んだ後に消化が良くなる感じで次の日いい感じなんです。

今では食後のエスプレッソと一緒についチナールも飲みたくなってしまう感じです。

試してきたい方はコチラ⇩からどうぞ♪

カルチョフィを日本で食べるには

カルチョフィ(アーティチョーク)は日本では珍しい野菜なのでスーパーなどでは手に入りずらいです。

アマゾン・楽天などのネットショッピングを利用するのが一番確実!

まず手軽にオイルづけの物を試して見るのも良い案だと思います。

まとめ

サルデーニャ島は長寿の島と言われています。

それはビタミン・ミネラルに食物繊維も豊富な身体にとっても優しいお野菜カルチョフィを良く食べている、
そのことも長寿の秘訣のうちの1るだと思います。

是非カルチョフィ試してみてくださいね♪

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