イタリアで良く食べられている野菜の一つにバルバビエートラ(Barbabietola)があります。
日本だとビーツ(Beetroot)やテンサイという名前で聞いた事がある方もいらっしゃるかもしれません。ビーツ(バルバビエートラ)は栄養満点な上、真っ赤な色が可愛く色んな風にアレンジして楽しめるんです。
この記事ではビーツの食べ方や簡単なアイデアレシピをご紹介しますね。
- いつもと違ったお野菜を食べたい方
- パーティーなどで映える料理を作りたい方
- ピンク色が好きな方
- イタリア感覚を味わいたい方
- ビタミンやミネラルが豊富な物を食べたい方
- ビーツ(バルバビエートラ)を使った簡単なアイデアレシピを知りたい方
ビーツを使えばわぁ♡と驚かれ運気もUPしそうな素敵な一品を作ることが出来ますよ♪
ビーツ(バルバビエートラ)は食べる輸血、スーパーフード
レッドオニオンの様なコロッとした形のビーツは「スーパーフード」と呼ばれ栄養価がとても高い野菜です。

不足しがちなミネラル(カルシウム、リン、カリウム、マグネシウムなど)が豊富。その他ビタミン類、鉄分やプロテインを豊富に含んでいるため「食べる輸血」とも言われています。

この鮮やかな赤は「ベタシアニン」や「ベタキサンチン」と言うポリフェノールの一種が含まれているから。
それらには抗酸化作用があり、体内の活性化酸素を除去してくれ老化を防いだり生活習慣病防止にも良い効果を表すと言われているんですよ。
水溶性と非水溶性の食物繊維も豊富なので便秘にも良いし葉酸なども多く含まれているので妊婦さんにも良くまさに「スーパーフード」です。
色が綺麗なことってそれだけでワクワク効果がすごいですよね。

この真っ赤な色はそれだけで効果ありそう!
ビーツ(バルバビエートラ)はどんな味?
ビーツの断面。真っ赤です。

ビーツの味はほんのり甘みがあってホクっとした感じです。
色からすると、強いクセがありそうな感じもしますが、ショ糖が含まれているので甘みがあって美味しいです。
味の主張がそこまで無い感じ。他の具材とまぜても味を邪魔せず、赤い綺麗な色付けに協力してくれる♡みたいな感じです。

この味を嫌いな人はあんまりいないんじゃないかな・・・?
ビーツ(バルバビエートラ)の下処理方法
下茹でしたビーツ。

ビーツは生でも食べる事が出来ますが、生だとクセが強いかも。何と言いますか・・・土臭い感じです。
加熱して食べると、土臭さもなくなるので下茹でする事をおすすめします。
茹でる時は皮付きのまま茹でます。(レモン汁やお酢を少々いれて茹でると綺麗な色味を保てます)
強火で煮立ったら弱火にして30分程茹で(竹串がスッとはいるぐらい)水につけたまま粗熱を取り水気を切ります。

荒熱が取れたらラップにくるんで冷蔵庫で保存。
すぐに使わない場合は冷凍庫で保存することをおすすめします。
真空パックで下茹でされた状態を購入擦れは簡単です。

下処理済みはとっても便利
ビーツ(バルバビエートラ)の簡単レシピ
こんなに綺麗なピンク(紫)になります。

生のビーツの皮をむいて、オーブンで焼いても美味しいですが、綺麗なピンク色を楽しみたかったら下茹でしてからアレンジする方が色々楽しめます。
ビーツを使ったレシピを書いていきますね。
レシピと言っても、通常の工程に細かく刻んだビーツを加えるだけなので簡単アイデアという形で参考にして下さいね。

私がいつもやっている簡単で美味しいアイデアです
ちなみに細かくするのにぶんぶんチョッパーがめちゃめちゃ便利です!
使った後も手入れが楽々♪素早く細かくなるので持っていない方は絶対に買った方が良いですよ。
こちら⇩
カットしてオリーブオイルと塩のみ

ビーツ(バルバビエートラ)の一番シンプルで簡単な食べ方は、下茹でした物をカットしてオリーブオイル、お塩少々です。
他の料理にも言える事ですが、イタリア人はこんな感じでシンプルに食べている場合が多いです。
その代わり塩とオリーブオイルはこだわった物を使う感じですね。
オリーブオイルも昨今偽物騒動など色々言われていますが、サルデーニャ島在住の私達おすすめはサンジュリアーノです♡
パンにペースト

ブンブンチョッパーで細かくしたビーツとクリームチーズをまぜるだけ。
フランスパンにパテとして塗って食べると美味しいです。ルッコラやミニトマトで飾り付けをすると前菜として目を引きます。
パスタソース

ペースト状にしたビーツに生クリームとペコリーノチーズを混ぜます。
パスタソースにするとピンク色で気分が上がりますよ。
普通に茹でたパスタがピンク色に変身して可愛いですね。


パスタはイタリア産の物を使うだけで腕が上がった仕上がりになりますよ!
チーズのおすすめはペコリーノチーズ!これだけで美味しくなるので試して見てください!
フォカッチャ(パン)

フォカッチャの生地に練りこんで焼いてみました。
一次発酵が終わった後に練りこんでみたのですが、ざっくり練りこむとマーブルになります。
見た目可愛くないですか?


餃子の皮

餃子の皮を作る時にブンブンチョッパーで細かくしたバルバビエートラを練りこみました。
ピンクの餃子の出来上がり。

ん?沖縄の紅芋タルトに似てますね!笑

コロッケ

コロッケを作る時にタネに混ぜ込んでみました。
つぶしたじゃがいもにブンブンチョッパーで細かくしたバルバビエートラを混ぜるだけです。
サクッと噛むと真っ赤な色が広がって気分が上がります。


小さいサイズの方がピンクに合うかなって思ってミニコロッケにしてみました
チャーハン

バルバビエートラを刻んで、レタスと鮭のチャーハンを作ってみました。(レタスと鮭は残り物で冷蔵庫にあったから)
包丁ざっくり刻んで入れたのでピンク具合が薄いですが、それも可愛いですね。
バルバビエートラの食感も楽しめて美味しかったです。
下の画像のチャーハンはブンブンチョッパーで細かくしてから混ぜたので、ピンクが鮮やかです。

オムライス

チャーハンにブンブンチョッパーで細かくしたバルバビエートラを入れましたオムライスにしてみました。
中を割るとピンクのご飯が現れて可愛いです。お子さんも喜びそうですね。
押し寿司

ブンブンチョッパーで細かく下バルバビエートラを酢飯に混ぜ込んで見ました。モッチりとして美味しく出来ました。
タリアテッレ

タリアテッレは写真のような太麺のパスタです。
一緒にバルバビエートラを練りこんでピンクの麺をつくってみるのも楽しいです。
麺類はイタリアでは一家に一台あると言われているパスタマシーンで簡単に作れます。

うどんもいいかな~
スムージー

スムージーも簡単で可愛いドリンクができあがります♡
リンゴとバナナと人参あたりと相性が良いですよ。
Borscht(ボルシチ)

ボルシチと言えばビーツ(バルバビエートラ)ですよね。
私はまだ作ったことが無いので挑戦してみたいです。
他にもイタリアの野菜を知りたい方は別記事を読んで見てくださいね。
まとめ
栄養素たっぷりのビーツ/バルバビエートラ♡
体に良くても美味しくないものは食べたくないですが、ビーツはほんのり甘くてほっこり味で美味しいです。
ブンブンチョッパーなどで細かく刻んで料理の工程に混ぜるだけで簡単に綺麗なピンクで可愛らしいお料理が出来ますので試して見てくださいね。
色が綺麗だと気分が上がりますし、パーティー料理も映えます。
真空の水煮パックなら下処理済で簡単に楽しくお料理できますよ。