カリアリから約60キロ離れた場所バルーミニにある「スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ(Su Nuraxi di Barumini)」は1997年にユネスコ世界遺産に登録されているサルデーニャ島に来たら訪れるべきおすすめスポットです。
この記事ではヌラージ・ディ・バルーミニ(Su Nuraxi di Barumini)の様子や観光情報をご紹介しますね!
バルーミニのヌラーゲはとっても大きくてロマンを感じる素敵な場所で必見ですよ。
サルデーニャ島 世界遺産 スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ
サルデーニャ島のあちらこちらにあるヌラーゲについて、そしてユネスコ世界遺産に登録されているサルデーニャ島最大級のスー・ヌラージ・ディ・バルーミニの行き方や中の様子をご紹介しますね。
ヌラーゲとは
ヌラーゲは巨石を円筒・円錐状に積み上げて作られた独特の要塞構造の建築物で紀元前2000年より前から造られ紀元前550年頃まで使われていました。
ヌラーゲは大小含め現在サルデーニャ島の中に7,000から8,000ほど残っていると言われています。
ボクの家の近所にも小さなヌラーゲがあるよ。
そのなかでもスー・ヌラージは紀元前15世紀前後に建てられた巨大な城塞、塔、集落、防壁などの大集合体で先史時代の建築例としてとっても重要なものです。
ただ石を積みかさねて作られている感じですがヌラーゲは大小の石を組み合わせて接着剤的な物は使わずに造られているんですよ。
どんなふうにバランス計算したのかな・・・昔の人々のテクノロジーの高さに驚きますね
ヌラーゲの使用目的
ヌラーゲの建築技術や使用目的については研究者たちが長年研究をしていますが、はっきりとした使用目的は解明されていないよう。
侵略による攻撃に耐え抜くためや宗教的な儀式がとり行われたみたいだよ
ヌラーゲの中には井戸があったり食料を保存出来る場所があったり見張り台のような場所や台所、寝室など色々な部屋があるので見学すると遥か昔の時代を想像してワクワクしちゃいますよ。
スー・ヌラージの場所と行き方・オススメな日本語ツアー
スー・ヌラージがあるバルーミニ地方はカリアリから約60キロ程離れた島の真ん中よりやや下辺りにあります。
バルーミニに行くには電車は通っていませんのでレンタカーを借りるか、路線バス、若しくは送迎付きのツアーで行く形になるのですが、路線バスは本数が少なく時間がかかるので、やめた方が良いとおもいます。
レンタカーで行くか送迎付きの現地ツアーでいきましょう。
現地ツアーで行きたい場合におすすめなのは日本語でガイドをしてくださるSardiniaTabiです。
彼女たちにお願いすればバルーミニまでの送迎+日本語でヌラーゲについて説明してもらえますので快適に見学する事が出来ますよ。
Sardinia Tabiの紹介はこちらを読んでみてください⇩
スー・ヌラージ チケット料金
ヌラーゲの入り口にチケット売り場と売店があるのでそこで購入する事が出来ます。
- チケット料金:15ユーロ(2024年3月現在)
- 営業時間:9時~16時30
見学は言語がイタリア語か英語を選び専用のガイドさんと一緒に回ります。時間が決まっていて、その時間に時集まった他の観光客の方たちとガイドさんがグループとなって一緒に見てまわる形になります。(もしSardiniaTabiにお願いした場合はヌラーゲの中も日本語で説明してくれます)
※トイレがチケット売り場とは少し離れたところにあるのですが、見学前に行っておくことをおすすめします。
イタリア旅行あると便利な持ち物 もしもの時は現地このお店にGO!
スー・ヌラージの中はこんな感じ
スー・ヌラージ・ディ・バルーミニの中の様子を写真でご紹介しますね。
かなり細い所や足場が悪い所があるので靴はスニーカー、若しくはヒールのない物をオススメします。
とはいえ、私は一度ウエッジヒールの靴で行った事がありますが、まあ一歩一歩気をつければ大丈夫なぐらいな感じなので怖がる必要はありません。(え?誰も怖がっていないですか?・・・笑)
イタリア旅行の靴 おすすめは? 夏も冬もスニーカーで大丈夫?
ちなみに【POCKETALK(ポケトーク) 】っってご存知ですか? コレめちゃくちゃ便利です!
私の友達が日本から持ってきたのですが英語はもちろんイタリア語にも対応しているしポケトークで会話すると「何それーーー!」ってイタリア人と一気に仲良くなれます。
なぜかと言うと、こちらの話したことが現地語に翻訳されるのは勿論だけど相手の言葉が日本語に翻訳されるからそれを聞かせてあげると大喜びされます♪
イタリアって英語が通じない人もいますし、ポケトークがあれば分からない事もガイドさんに質問出来るしレストランや色んな場面で海外旅行の強い味方になりますよ。
サルデーニャ島 家の下からヌラーゲが!”Casa Zapata”
バルーミニのヌラーゲの近くにPolo Museale “Casa Zapata“と言う博物館があります。
※バルーミニのヌラーゲと同じチケットでその博物館も見る事が出来ます。
ここは入ってびっくり!お家の下にヌラーゲが!!!
このお屋敷を簡単に説明しますと何代も続くお金持ちのザパタ家が建てた屋敷だったのですが16世紀の終わりこの一族の最後の男爵が亡くなり屋敷は市の持ち物となり解体される事になりました。
解体中なんと下からヌラーゲが発見された!っというビックリなお話なのです。
他にもこの博物館には鋤、くわ、ヨーク、斧、バスケット、ふるい、大桶、樽など昔に使用されていた農民文化の展示物なども見ることが出来ます。
サルデーニャ島 お土産 おすすめ 18選 賢く買うならココ!
サルデーニャ島 カリアリ旧市街を効率よく散策できるモデルコース
サルデーニャ島ホテル選び カリアリ観光に便利なエリアはここ!
まとめ
謎多き世界遺産スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ。
サルデーニャ島は独自の文化や歴史が沢山あるので観光スポットが沢山ありますが、その中でもバルーミニのヌラーゲは絶対外せないサルデーニャ島の観光スポットなので訪れて壮大さを味わって下さいね。
楽しいサルデーニャ島の旅になりますように♪