この記事では「カリアリでハイキングを楽しむモデルコース」をご紹介しますね♪
歩くのはカラ モスカ(CALA MOSCA)という場所で、ゆっくり景色を見ながら歩いて約２時間ぐらいで楽しめます。
頂上はセッラ・デル・ディアーヴォロ岬(Sella Del Diavolo)と呼ばれ美しいポエットビーチ(poetto)の素晴らしい絶景、遺跡や珍しい草花も見れ盛りだくさんです！
ハイキングが終わったあとは素敵なバールで爽やかな気分でゆったりするモデルコースです。
朝早くに行っても夕方に行っても素敵ですよ。
サルデーニャ島 カリアリでハイキングを楽しむモデルコース
ハイキングコースの入り口⇩
このモデルコースの内容はこんな感じです。
- カラ モスカ(セッラ・デル・ディアーヴォロ岬)のハイキング
- 素敵なバール「CALAMOSCA Le Terrazze」でマッタリ
カラ モスカはビーチもあるのですが、6月から9月の海シーズンには地元の方で賑わっています。小さなビーチなのですぐにいっぱいになってしまうのが難点ですが湾なので波も穏やかでめちゃくちゃ美しいビーチです。
そのビーチを背に入り口からハイキングコースを登って行きましょう♪
今回私は日本語ペラペラのサルデーニャ人のガイドさん、カルラさんとジョルジャさんと一緒に散策をしてきました。
お二人については別記事で紹介していますので読んで見てくださいね。
日本語OK サルデーニャ島観光 おすすめツアーガイドさんを紹介
カラ モスカ(CALA MOSCA)のハイキング途中はこんな感じ
ハイキングコースは優しいコースと少し険しいコースの2種類に分かれています。
- 緑の印が優しいコース
- 茶色の印が険しいコース
私は緑の印の優しいコースを歩いてきたので、そちらでご紹介しますね♪
実際問題、茶色の印は見つけられませんでした。笑 でも緑の印で十二分に楽しめます！
その印は写真の様な感じです。⇩
私は見た瞬間「え・・・コレ？笑」と笑っちゃったのですが、この薄さ加減・分かりにくさ加減がイタリアだな～と可笑しくなっちゃいました。
といことで印は分かりずらいのですが、まあ印が見つからなくなっても上に登って行けば大丈夫です。
サルデーニャ島はいたる所にサボテンが生えています。9月から11月頃まではサボテンの実を食べる事が出来ますので、その時期にいらした方は試して見てくださいね。
サボテンの実ってどんな味？中身や食べ方はこんな感じ！どこで手に入る？
のぼり途中からの眺めも最高です。
絶景を見たい方はサンミケーレ城もおすすめです。詳しくは別記事を見てくださいね。
素晴らしい景色！カリアリの街が一望できる「サンミケーレ城」を散策しよう♪
頂上に近づいてくると結構細い道もありました。
ランニングしている方も結構いらっしゃいます！すごい！
遺跡が見えてきたら頂上です！もうすぐ！
頂上に到着すると四方八方に絶景が広がります。見れるものをご紹介しますね！
悪魔の鞍(Sella del Diavolo・セッラ・デル・ディアーヴォロ)
下の写真が悪魔の鞍です。
この岬の正式名称は「サンテリアの丘」と言うそうですが、悪魔の鞍と呼ばれるSella del Diavolo(セッラ・デル・ディアーヴォロ岬)との名称で親しまれています。
なぜ悪魔の鞍と呼ばれるようになったのか？
経緯の伝説はいくつかあるらしいのですが、一番語り継がれている伝説はこんな感じ。
ポエットビーチのある湾はとても美しく天使の湾(Golfo degli Angeli)と呼ばれていました。
その美しさにルシファーや悪魔たちは嫉妬をし自分達のものにしようとしましたところ、大天使ミカエルと天使たちはこれを防ぐよう神から命令を受けこの湾の上で戦いが繰り広げ勝利し美しい湾を守りました。
その際、ルシファーの鞍が岬に落ちたためこの形状になりました。
そう言われると鞍の形をしていますよね。
Sella del Diavoloの先端には中世時代に建てられた塔があるのが写真で見えますね。
この塔を見に先端に行きたい場合は「マリーナピッコロ」と呼ばれるポエットビーチの端っこのほうにあるマリーナから登って行けるので気になる方は登ってみるのも良いですね。
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遺跡や神殿
絶景の他の見どころは監視塔などの遺跡です。
この遺跡は中世時代ピサ人によって作られた監視塔で丸い塔は年代が良く分かっていないそうですが、恐らく1600年頃作られたと言われています。
ここは軍事的に理想的な場所だったのでフィニキア人、カサゴ人、ローマ人など色々な民族がたどりつきこの丘を利用したそう。
今は十字架しかたっていないこの場所には教会があったそうです。
写真だと分かりずらいですがかなり大きな十字架で素敵でした。
他には2つの貯水池⇩がありローマ時代に作られた物だそう。
そしてアスタルテに捧げられたポエニ神殿の遺跡も見る事ができます。
この神殿はカタゴ人が作った物で石版が発見された事により存在が明らかになり、その石版はカリアリ考古学博物館に保存されています。
神殿は今も発掘中です。
休憩スペース
無料で使える休憩スペースがあるので飲み物や食べ物を運んでゆっくりするのも良いですね。
日差しが強すぎて涼みたい場合は中にも入れます。
売店や自動販売機などはありません。
頂上からの眺めや遺跡を堪能したら下っていきましょう♪
石が滑りやすい所もあるので気を付けてくださいね。
景色の素敵なバール「CALAMOSCA Le Terrazze」
ハイキングが終わった後はすぐ近くに景色の良いバールがあるので行ってみてくださいね。
このバールはカラモスカビーチが一望でき素敵な景色を見ながらリラックスできます。
ハイキングで疲れた後にゆっくり海をながめながら寛ぐのにピッタリなバールですよ。
食事をしたい場合や夏のバカンスシーズン中や土日は予約をしておいた方が良いです。
サルデーニャ島のカラ モスカ(CALA MOSCA) 場所・行き方
CALA MOSCA・カラ モスカはカリアリの中心地から約６キロ程の場所にありカラモスカビーチやポエットビーチに囲まれたカリアリにある９つの石灰岩の丘のうちの１つになります。
行き方ですが、レンタカーなど車の場合は10分ぐらいです。
駐車場はカラモスカビーチの無料駐車場がありますが、そんなに大きな駐車場ではないので特に6月から9月の海のシーズンは空きを探すのが難しいかもしれません。
だいたい近隣に縦列路駐している方が多いです。
イタリア人は前後ギリギリに縦列駐車してくるから出る時は気を付けてくださいね
バスで行くこともできます。(5番・PQ・PF)
- カリアリ駅から約350ｍのCarlo Felice (Palazzo Civico)から5番Vergine di Lluc のバスに乗車→San Bartolomeo (caserma carabinieri)で下車→1.3キロぐらい歩くとハイキングコースの麓です。
- カリアリ駅近くのMatteotti (Fronte Stazione ARST )からPQライン(4 Novembre (ang. via Amsicora)のバスに乗車→Poetto (ang. via Vergine di Lluc) で下車→1.5キロぐらい歩くとハイキングコースの麓です。
- カリアリ駅近くのMatteotti (fronte stazione FS)からPFライン(Flumini)のバスに乗車→Poetto (ang. via Vergine di Lluc)で下車→1.5キロぐらい歩くとハイキングコースの麓です。
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まとめ
ハイキングが好きな方にピッタリなカラモスカ。
美しいポエットビーチや塩田が一望でき、珍しい植物や季節のお花、そして遺跡をたっぷり楽しめます。
ハイキングでお腹をすかせば美味しいサルデーニャ島の料理も沢山たのしめそうですね。
今回私が一緒にハイキングを楽しんだSardiniTabiのお二人と一緒なら、ホテルなど滞在先からの送迎してもらえます。
遺跡や見える風景についても知る事が出来ますのでハイキングをさらに楽しむ事ができますよ！
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