ここ数年は気温が40度を超える日も多く、特に7月8月は40度から45度ぐらいな週もあるサルデーニャ島の夏は湿度が低いのでその分楽な感じもあるのですが、日向は刺さるような暑さです!

我が家の庭の温度計が53度になってることもあるよ・・・
今回は「サルデーニャ島と日本との暑さの違いや夏のサルデーニャ島観光を快適にする方法」についてご紹介しますね。
夏にイタリア・サルデーニャ島への旅行を検討している方の参考になったら嬉しいです♪

暑さと共に楽しい滞在になりますように♪
サルデーニャ島と日本との暑さの違い

サルデーニャ島と日本の暑さの違いを見て行きましょう♪
湿度
サルデーニャは気温的に日本より暑いですが湿度がとても低くいです。たまに湿度が低すぎて家の湿度計が計測不可な時があります。
湿度が低いと汗をかいてもすぐに乾いてしまう状態なので汗がベタベタと身体にまとわりつく感覚が全くありません。

不快感少なく過ごせるよ
湿度が低くてうれしい事の一つが髪の毛!
女性にとって髪型がキマると気分があがるりますよね。カラッとしているイタリアの夏は髪の毛的にめちゃくちゃありがたいと思います。
日本だとムシムシで汗が流れて髪の毛を結びたくなると思いますがカラッとしたイタリアは髪をおろしておいても大丈夫。私の場合は気温が33度ぐらいあっても髪の毛をおろしていても大丈夫です。
湿度と汗で髪がボワわわん・・・と膨張してこないのが嬉しすぎる♡と感じています。

巻いた髪もくずれにくく最高♡
海外対応ヘアーアイロン おすすめは【サロニア/SALONIA】イタリアのプラグや変圧器について
気温
イタリアも日本の様に長細いので北と南では大きく寒暖の差があります。
イタリア政府発表の6月から9月の平均気温をまとめてみると最低気温は日本より低く最高気温は日本と同じぐらいor少し高めな感じですね。
北部(ミラノやベニス) | 14度から29度ぐらい |
中部(フィレンツェ) | 14度から30度ぐらい |
南部(ローマやナポリ) | 14度から35度ぐらい |
東京 | 20度から31度ぐらい |
湿度が低くて気温が40度超えると結構苦しいです。
そんな日はキッチンの温度計が35度・・・なんて事も!

お料理してると死にそうになります・・・
降水量
イタリアは地中海性気候なので夏の間は殆ど雨は降らず空気がとても乾燥してカラッとしています。
夏の降水量は大体東京の4分の1程度なので私はサルデーニャ島に移住した最初の年に
『あれ?もう何か月も傘を使ってないな。。。』
って思った事を今でも覚えています。
北部(ミラノやベニス) | 53mmから90mm |
中部(フィレンツェ) | 39mmから77mm |
南部(ローマやナポリ) | 28mmから88mm |
東京 | 150mmから224mm |
日照時間
イタリアは3月の最終日曜日から10月の最終日曜までサマータイム(夏時間)となり日本との時差が7時間になります(通常は時差8時間)
夏は21時過ぎまで明るいので夜ご飯の後に何かしてもまだ明るく得した気分になります。
イタリア人(特に南イタリア)は夜ご飯を21時頃から食べ始める人が多いです。

レストランも20時ぐらいからオープンな所も多いよ
夏のサルデーニャ島を快適に過ごす方法

サルデーニャ島の夏を快適に過ごすには現地の人の暮らし方を参考にすると良いのでご紹介しますね。
朝晩の涼しい時間帯に行動する

サルデーニャ島の朝晩は20度前後に気温が下がるので朝9時ぐらいまでは涼しいです。
現地の方は早朝のうちにウオーキングやランニング、家の掃除、洗濯、庭の手入れ、そしてスーパーへの買い物などを済ませてしまう人が多いです。(スーパーは朝8時頃から開いている)
サルデーニャ島に滞在中に観光に出かける場合、入館時間が決まっている美術館などの施設は仕方がありませんが、街歩きは早朝がおすすめです。
お昼から16時ぐらいまではかなり暑いので要注意ですよ。

お店は13時頃から17時頃までは閉めている場合も多いよ
別記事⇩で旧市街のモデルコースを作ってみましたが、この街歩きも朝8時ごろから出発すると良いです。
サルデーニャ島 カリアリ旧市街を効率よく散策できるモデルコース
サンベネデット市場は14時半ごろには閉まってしまいます。
サルデーニャ島の食文化が見れる!サンベネデット市場はこんな所♪
出かける時は部屋に入る日差しをシャットアウトする

現地の方立は朝10時すぎごろから外の日差しや熱風が部屋に入らないよう、窓を完全にしめ、日よけの扉や遮光カーテンをしっかり閉めます。
「窓をしめちゃったら部屋の中が熱くならないの?」とこちらに住み始めた時に思いましたが、涼しい時間帯に閉めておくと部屋の中は涼しいのでビックリしました。
太陽の熱量が物凄いので外の風は熱風なんです。なので元々ある部屋の中の涼しい空気をキープする感じですね。
昼間なのに部屋の中が真っ暗なんですけどね。笑
なので、もしアパートなどを借りた場合は特にですが、観光に出かける時はしっかり日よけやカーテンを閉めてから出かける事で部屋に戻った時、エアコンをつけなくてもわりと涼しいままで快適です。(エアコンも効きがいい)
観光は2部制にすると快適

お昼過ぎからは暑いので13時頃から17時頃まで閉めているお店も多いです。レストランもランチ営業が終わったら夜まで閉めるお店も多いです。
なのでランチを食べたら宿泊施設に戻ってお昼寝をしたりゆっくりして、17時ごろからまた出かける形にすると暑さからの疲れが出にくいのでおすすめです。
日本人は旅行に来たらあれこれ詰め込んで見学する傾向があるかもしれませんが、イタリアはバカンスなのに時間時間!で詰めて行動したくない・・・との考えが主流です。
夏のサルデーニャ島は21時頃まで明るいので夕方からでも色々と楽しめますよ。
長寿の島 サルデーニャ島 何を食べてどんな暮らし?島民の長生きの秘訣は?
サルディーニャの夏はやっぱり海!でも日焼けしたくない場合は?

サルデーニャの人にとって夏の過ごし方はなんとっても海!サルデーニャ島は海が綺麗な事で有名ですし老若男女問わず海と日焼けが大好きです。
午前中から日没まで1日を通してビーチにいらっしゃる人もいますが、ビーチでも2部制にしてお昼に一度家に戻り、夕方からまたいらっしゃる人も多くいます。
日本人としては日焼けが気になりますよね?
その場合は19時頃にビーチに到着する形で出かけると日差しも柔らかいしおすすめです。例えば8月の初旬の日の入りは20時半ごろなので明るいビーチから日が沈んでいく素敵なビーチも楽しめますよ。
サルデーニャ島ビーチおすすめ 実際に訪れて良かった所と海の注意点
サルデーニャ島はエアコンが無い?
最近はエアコンを設置しているお宅が増えてきましたが、扇風機だけのお宅も私の周りにはまだ多いです。
とはいえ!レストランやホテルなど宿泊施設はエアコン完備なので安心してくださいね。(でも、効きがわるいとか、リモコンの電池切れとかはよくあるので注意)
日中は窓の扉や遮光カーテンなどをして太陽の熱で家の中が暑くなるのを防ぎます。
サルデーニャ島ホテル選び カリアリ観光に便利なエリアはここ!
サルデーニャ島夏の観光 必須なものは?
サルデーニャ島 夏の観光を快適にする必須持ち物をリストしていきますね。
サングラス
イタリア・サルデーニャ島は太陽の日差しが日本よりとても強いのでサングラスは必須です!
自分のお土産がてらイタリアで購入するのもありかもですが、気に入るのが見つからない可能性もありますので1つは持参したほうが良いです。
サングラスの他に日差し対策として日向と日陰の体感温度がものすごく違うので日陰を選んで歩く事をお勧めします。
サングラスの選び方は別記事を参考にして下さいね。
羽織りもの
夏のサルデーニャ島での服装ですが個人的には袖なしのタイプが良いと思います。
ちょっとでも袖があるとすっごく暑いです。ですが40度近くなると素肌に太陽光線は痛く感じるので、サラッと覆える薄手のストールがあると便利。

特に肩に直射日光はかなり痛いです・・・
屋内に入ると冷房が強い所も多いですし教会などは見学する際にも肩が出ていると中に入れないのでシワになりにくくコンパクトにたためる大判のストールなどを鞄に忍ばせておくと暑さ調節出来て良いですよ。
こちらおすすめな商品⇩
日傘

日本の様に日傘を使っているイタリア人は少ないですが、40度越えの日は普通の傘だけど傘をさしているイタリア人もたまに見かけます。
観光地などで日差しが強い場所で並ばなければいけない状態になった時などにも日傘は便利。
コンパクトな折りたたみ式の日傘を鞄に忍ばせる事をおすすめします。折りたたみ傘は売っていますが日本のようなコンパクトで軽量なタイプは売っていません。
厚底なサンダル
イタリアはどこも石畳が多いので歩きなれた靴は必須です。スニーカーも良いのですが夏の暑い時はスニーカーだとかなり暑いのでストラップがついてるサンダルがおすすめ。
石畳は足の裏が痛くなりますので少し厚底でクッション性の良い物がおすすめですよ。
イタリア旅行の靴 おすすめは? 夏も冬もスニーカーで大丈夫?
ドリンクボトル
ステンレスボトルのような保冷できるドリンクボトルもお出かけの際には必須です。
喉が渇いた感覚が無くても湿度が低いと体の水分量は減っているので意識してこまめに水分補給する様に心がける事は大切です。
扇子/小型ファン
風が無いとカーっとして暑いです。
じめじめ暑さとはまた違った痛いような暑さ・・・風があればかなり和らぎます。
イタリアにも中国人雑貨店などで扇子は売っています。
ですが日本のとクオリティーが違うので素敵な扇子を持っているとイタリア人に話しかけられて話のタネになる時がありますよ。
まとめ
夏の旅行に必要な物をそろえて暑さ対策を万全にしてサルデーニャ島の夏の滞在を楽しんで下さいね♡
★日本より朝晩は気温が下がり過ごしやすい。ですが日中との温度差が20度近くなる場合も多いので、喉や首や肩を冷やさない様には織物やストールでの自己調整が必須。
★気温は日本より暑いけど湿度が低いので体感的には楽。
★カラッとした太陽光線は直接浴びると痛いし危険なので羽織る物やサングラス必須。
★乾燥しているので水分補給を忘れがち!喉が渇く前に意識的な水分補給が重要。(塩分も忘れずに)
★日中は暑いので早起きして午前中、そして夕方から夜を楽しむのがお勧め。
★21時すぎても明るいのって得した気分になって最高です。

サルデーニャ島の旅を楽しんでもらえたらボク幸せ♡