サルデーニャ島を訪れたら、まずカリアリ(Cagliari)の街歩きを楽しみたいですね。
カリアリの街は小さいので1日でも十分に見て周れます。
そこで今回はサルデーニャ島 カリアリ旧市街を効率よく散策できるモデルコースをご紹介しますね。
- サルデーニャ島 カリアリは初めての方
- カリアリ滞在は1日の予定な方
- 効率よく見どころを周りたい方

このコースは歩いてカリアリ旧市街とその近くの主要な見どころを散策できます
- サルデーニャ島 カリアリ旧市街を効率よく散策できるモデルコース
- VIAローマ(ローマ通り)
- Piazza Yenne(イエンヌ広場)
- Chiesa Collegiata di Sant’Anna(サント アンナ教会)
- Chiesa di San Michele(サン ミケーレ教会)
- Torre dello Sperone(スペローネの塔)
- Roman Amphitheatre of Cagliari(円形闘技場)
- Porta Cristina(ポルタ クリスティーナ)
- Museo archeologico nazionale(考古学博物館)
- Torre di San Pancrazio(サン パンクラーツィオの塔)
- Palazzo Regio(王宮)
- Cattedrale di Santa Maria Assunta e Santa Cecilia(サンタマリア大聖堂)
- 旧市街の街並み散策
- Torre dell’Elefante(象の塔)
- Bastione di Saint Remy(バスティオーネ ディ セイント レミー)
- まとめ
サルデーニャ島 カリアリ旧市街を効率よく散策できるモデルコース

このモデルコースは歩いてカリアリ旧市街とその近くの主要な見どころを散策でき所要時間は約3~4時間です。
途中博物館もありますし、休憩を含めつつ「じっくり・ゆっくり」見てまわりたい場合は更に時間に余裕をもって計画してくださいね。

歩く距離的には約3キロ程です。
スタートはカリアリ駅の近くでレストランやお土産屋さん、バールなどが沢山あるVIAローマ(ローマ通り)から考えてみました。
●見る所はこんな感じです●
- スタートVia Roma(ローマ通り)
- Piazza Yenne(イエンヌ広場)
- Chiesa Collegiata di Sant’Anna(サント アンナ教会)
- Chiesa di San Michele(サン ミケーレ教会)
- Torre dello Sperone(スペローネの塔)
- Roman Amphitheatre of Cagliari(円形闘技場)
- Porta Cristina(ポルタ クリスティーナ)
- Museo archeologico nazionale(考古学博物館)
- Torre di San Pancrazio(サン パンクラーツィオの塔)
- Palazzo Regio(王宮)
- Cattedrale di Santa Maria Assunta e Santa Cecilia(サンタマリア大聖堂)
- 旧市街の街並み散策
- Torre dell’Elefante(象の塔)
- Bastione di Saint Remy(バスティオーネ ディ セイント レミー)
- マリーナ地区・Via Roma(ローマ通り)へ戻る
それぞれ詳しく見て行きましょう♪
こんな感じ⇩で約3キロ程のコースです。
カリアリでの宿泊先を迷っている方はコチラの別記事⇩も読んで見てくださいね。
サルデーニャ島ホテル選び カリアリ観光に便利なエリアはここ!
街歩きに楽々歩ける靴をお探しの方はこちらの記事を読んで見てくださいね。
VIAローマ(ローマ通り)

朝から散策したい方は、ローマ通りのバールでイタリア式の朝ごはん甘いパンにエスプレッソやカップチーノを飲みましょう。
甘いのはちょっと・・・という方はパニーノなど甘くないパンもありますよ。
イタリア 朝食が甘いのはなぜ?ビスケットやパンなど定番はこれ!
ローマ通りには沢山のバールがありますが、オススメなバールは【CASTI】です。
店員さんも優しいし美味しそうなパンが沢山ありますよ♡


どこのバールにしようか迷った場合はCASTIに行ってみてね♪
朝ごはんが終わったら、
ラルゴ カルロ フェリーチェ通り(Largo Carlo Felice)を通ってPiazza Yenne(イエンヌ広場)を見ます。
そのあとはサント アンナ教会を通りサン・ミケーレ教会へ向かいましょう。
●約750メートル・約12分
(地図左上の「その他のオプション」をタップするとルートマップが開始されますので案内に従って歩いてくださいね)
Piazza Yenne(イエンヌ広場)

ラルゴ カルロ フェリーチェ通りの坂を上っていくとロトンダ(ロータリー)が見えてきます。
その少し先を左手に曲がりますが、このロトンダの付近はPiazza Yenne(イエンヌ広場)と呼ばれています。
イエンヌ広場にはローマ兵の姿をした王の記念碑のブロンズ像があります。
この像はカリアリとポルト トーレスを結ぶ王道の建設を望んでいた君主を祝うために作られ、
1860年にここに建てられたそうです。
面白い話が、ブロンズ像の右腕が北西の方向、道路が続く方を示すように設置するはずだったそうなんですが、
誤りがあって全く関係のない方向を示してる感じになってしまったとか。

そのまま直さないのがイタリア人らしい話だな・・と思いました。笑
Chiesa Collegiata di Sant’Anna(サント アンナ教会)

サント アンナ教会は第二次世界大戦の時に半破壊されてしまいましたが、昔のままの壮麗な姿で再建されたバロック様式の美しい教会です。
サント アンナ教会はカリアリにある教会の中で、
・サンタマリア大聖堂(この後行きます)
・ボナリア大聖堂(このモデルコースにははいっていません
に次ぐ 重要な教会と言われているそうです。
教会も素敵ですが前にある階段が見事で素敵な写真が撮れますよ。

ここの通りは狭い道な上に路駐がしてあり車がビュンビュン通るので、ひかれないよう注意して歩いてください。
お構いなしにガンガン走ってくる車がいます!
写真を撮ってキョロキョロしていると危険です。(はい・・・私の事です・・笑)
前方にはサンミケーレ教会がみえてきます。
Chiesa di San Michele(サン ミケーレ教会)


サン ミケーレ教会はサルデーニャ島の古典的なロココ様式の教会です。
3つある丸天井、上部には女神像もあり装飾が煌びやかで美しさに目を見張りますよ。
入館できる時間
- 平日午前10時30~12時30・17時~20時30
- 土日祝10時~12時・19時~21時
- 無料
ちなみにサン ミケーレ教会のそばにはサンテ エフィジオ教会もあります。(小さいです)
5月1日に行われる大きなお祭り「サンテエフィジオ祭」はここから出発します。

サンテ エフィジオ祭については別記事も読んで見てくださいね。
サルデーニャ島 民族衣装が見れる祭り【Sant’Efisio/サンテ・エフィジオ】
Torre dello Sperone(スペローネの塔)

サンミケーレ教会の左手にはTorre dello Sperone(スペローネの塔)があります。
この塔は南西への行き来を守るため1293年にピサ人によって建てられたカリアリ最古の中世の塔です。
この後はサン ミケーレ教会の前の坂(オスペダーレ通り)を上って、
Ospedale San Giovanni di Dio(サンジョバンニ病院)の前を通りRoman Amphitheatre of Cagliari(円形闘技場)に向かいます。



Ospedale San Giovanni (サンジョバンニ病院)は現在も使われている公立病院です。

●約900メートル・約15分 (地図左上の「その他のオプション」をタップするとルートマップが開始されますので案内に従って歩いてくださいね)
この道は坂なので少し大変かもですが、見晴らしもいいのでそんなに苦ではないですよ。
(苦しかったらスミマセン 笑)
カリアリ大学が見えてきます。


Roman Amphitheatre of Cagliari(円形闘技場)

Roman Amphitheatre of Cagliari(円形闘技場)はローマ時代に建造されました。
中に入って見学する事が出来ないので道路から見る形になります。
保存状態はあまりよくない感じですが規模の大きさが素晴らしいので足を運ぶことをオススメします。
ちなみにこれは円形闘技場なんですがサルデーニャ島最古の円形劇場はノーラ遺跡で見ることができます。
詳しくは別記事⇩を読んで見てくださいね。
サルデーニャ島観光 カリアリから近いNora(ノーラ遺跡)は必見!
この後はPorta Cristina(ポルタ クリスティーナ)の門をくぐって、Museo archeologico nazionale(考古学博物館)に向かいます。


●約600メートル・約9分 (地図左上の「その他のオプション」をタップするとルートマップが開始されますので案内に従って歩いてくださいね)
Porta Cristina(ポルタ クリスティーナ)


Porta Cristina(ポルタ クリスティーナ)はサルデーニャ女王「マリア クリスティーナ」にちなんで名付けられた大きなアーチ状の門です。
この門は歩行者用スペースは特に無く車も通るので気を付けてくださいね!
(車は信号があるので緑になると結構ビュンビュン走ってくる時があります)
Porta Cristina(ポルタ クリスティーナ)の門をくぐったら左手にMuseo archeologico nazionale(考古学博物館)があります。
Museo archeologico nazionale(考古学博物館)

Museo archeologico nazionale(考古学博物館)は紀元前6000年からローマ時代までサルデーニャ島の深い歴史を感じる事ができる素晴らしい博物館(美術館もある)です。
4つのフロアーに分かれていて見どころが沢山!

特にモンテ・プラマの巨人の石像は神秘的ですよ。
- 営業日時:8時45分~19時45分(無休)
- 入場料:博物館と美術館セットで9ユーロ
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次はTorre di San Pancrazio(サン パンクラーツィオの塔)に向かいます。
前方にピンク色の大きな門があるので、くぐり旧市街の中に入っていきます。

●約100メートル・約2分 (というか目の前です)
Torre di San Pancrazio(サン パンクラーツィオの塔)


Torre di San Pancrazio(サン パンクラーツィオの塔)はピサの統治時代 (1258~1326 年) に建てられ、カリアリで最も高い塔だそう。
旧市街は3つの塔と城壁に囲まれているのですが、そのうちの1つがこのサン パンクラーツィオの塔になります。
あとの2つはサンミケーレ教会の隣にあったTorre dello Sperone(スペローネの塔)、そしてこの後に行きますTorre dell’Elefante(象の塔)なんですが、木造の骨格と白い大理石でつくられたピサ様式の塔です。
サン パンクラーツィオの塔は今は中に入れないので、
写真を撮ったらそのまま進んでいくと左手に見晴らしが良い写真が撮れる場所がありますよ。
この後はPalazzo Regio(王宮)とCattedrale di Santa Maria Assunta e Santa Cecilia(大聖堂)に向かいます。
●約300メートル・約4分 (地図左上の「その他のオプション」をタップするとルートマップが開始されますので案内に従って歩いてくださいね)
Palazzo Regio(王宮)


Palazzo Regio(王宮)は14世紀に建設され18世紀に修復されたサルデーニャ王の宮殿でスペイン時代には政治家の邸宅だったそうです。
バロック時代の家具や装飾品、肖像画やフレスコ画が見事です。

現在はカリアリ市議会の本部としても使われています。
- 営業日時:10時00分~18時30分(月曜休み)
- 入場料:3ユーロ
Palazzo Regioのすぐ隣にはサンタマリア大聖堂がありますので見に行きましょう。
Cattedrale di Santa Maria Assunta e Santa Cecilia(サンタマリア大聖堂)

カリアリ大聖堂(ドゥオーモ)とも呼ばれるサンタマリア大聖堂は13世紀にピサのロマネスク様式で建てられ、17世紀から18世紀にかけてバロック様式に改修されました。
さらに20世紀にはルッカ ロマネスク様式で再建されるという歴史を持った、現地の方にとってとても重要な礼拝堂です。
外観は目立たない印象ですが中に入ると豪華さにビックリします。
天井と壁の絵画も彫刻も石棺も全て本当に豪華で美しいので必見ですよ。
- 営業時間:9時00分~20時00分(無休)
- 入場無料
旧市街の街並み散策

次の場所はTorre dell’Elefante(象の塔)なんですが、
その前に、ここで旧市街の中を散策すると楽しいですよ。

フォトジェニックな素敵な小道が沢山あります♡


バールもあるのでお茶休憩をするのも良いですね。


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Torre dell’Elefante(象の塔)


Torre dell’Elefante(象の塔)は1307年ピサの統治時代、アラゴン人からの侵略から守るために建てられた高さ31メートルの白い石灰岩でできた印象的な塔です。
(坂にあるので見る方向からによっては42メートル)
15~16世紀にはこの塔で処刑が行われていたとか。
長い間工事をしていて塔の中には入れませんでしたが、
現在4つあるフロアーの最上階以外は3ユーロで入る事が出来るようです。
- 4/28~9/30まで10時~13時・15時~19時
- 10/1~4/27まで10時~17時
向かいには可愛らしいお土産屋さんがありますよ。

この後はBastione di Saint Remy(バスティオーネ ディ セイント レミー)に向かいます。
●約450メートル・約6分 (地図左上の「その他のオプション」をタップするとルートマップが開始されますので案内に従って歩いてくださいね)

Bastione di Saint Remy(バスティオーネ ディ セイント レミー)

Bastione di Saint Remy(バスティオーネ ディ セイント レミー)はサルデーニャの初代サヴォイア総督であるサン レミ男爵にちなんで名付けられた記念碑です。
旧市街とマリーナ地区、ヴィッラノバ地区を繋ぐカリアリのシンボル的存在なんです。
今回のモデルコースは旧市街(カステッロ地区)からここに到着するコースで考えましたが、
バスティオーネ ディ セイント レミーの階段を上り旧市街に入る方も多いので旧市街の玄関口でもあります。


とても見晴らしがよくカリアリの街全体・海や塩田まで見渡せますよ!
入場無料でこのパノラマが見れるのは、かなり有難いです。
昼間の写真と夜もまた違った魅力がありますので夜景の写真と両方撮りに訪れると素敵ですよ。

ここで旧市街散策のモデルコースは終了となります。お疲れさまでした♪

バスティオーネ ディ セイント レミーの階段を降りると左右に伸びている道(Via Giuseppe MannoとVia Giuseppe Garibaldi)はショッピングストリートになっています。
お店やカフェが沢山ありますよ。
お昼すぎから夕方までは閉まっているお店が多いので、夕方以降ブラブラすると楽しいですよ♪

ロータリーから坂を下っていくと散策をスタートしたローマ通りに戻れます。
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まとめ
このモデルコースで散策を午前中からスタートすれば旧市街を見終わる頃にランチの時間になります。
午後からスタートした場合はアペリティーボや夕食の時間前に散策が終了しますので、
ちょうどお腹が空き美味しくサルデーニャ島のご飯が楽しめますよ♪
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